話題:今日見た夢
悪夢らしき夢を2つ・変な夢をひとつ見たのだが、色んなものの影響が反映されてた。2つは今朝の記事に書いたんで残りをば。


都心に出現した巨大な黒い立方体。謎の物体は敵の本丸・鐡案件と判明。本部では立方体の分析を進めてる。
「この物体…示した場所がここだな」
釵焔が映像から場所を分析→早速別のモニターへ座標を示した。そこは都心とは思えない場所にポツンとある。

「…これ、胡散臭いよね」
「晴斗もそう思うよなー。罠じゃねぇの?」
御堂と晴斗は座標をガン見。囃はメインモニターの物体を見てる。

「…とにかく行ってみようか、あの変な物体は実際はないかもしれないぞ」


座標が示した場所は都心とは思えないほど閑静な場所。行ったメンバーは晴斗・鼎・御堂・囃・彩音・釵焔。
「ここがその場所だ。じゃあ俺は本部に戻るからな。厄介なことになりたくないので」

釵焔は件の建物を前にして立ち去った。怪人の人間態なのでいつの間にか消えてる。
「釵焔のやつ、俺達に投げやがったー!」
御堂はギャーという反応。


座標の場所は大きい洋館だった。屋敷と云われてもおかしくないレベル。とにかくデカイし立派な門まである。

「この洋館、ずいぶんと古いな〜。文化財レベルと言われてもおかしくないぞ」
囃はさらっと言ってる。

「囃が言ってた、例の物体がないのは本当だったな」
「だから言ったろ?鼎。場所的に変だと思ったわけ。あとここに洋館はないはずなんだが」
「じゃあこの洋館は…なに?」

晴斗はポツリと言った。


洋館の門の前に立つと自動的に門が開いた。自動ドア…なのか?5人が敷地に入ると門が閉まる。ガシャーンという音を立てて。音にビビったのは晴斗と御堂。

「おい、門が開かないぞ!」

御堂は扉を掴み、ガタガタとやってる。門や洋館には蔦が絡みついてて廃墟感が半端ない。
「和希、置いてくぞ」
鼎は素っ気ない反応。御堂は慌てて洋館へと向かう。この洋館、庭もデカイ。


洋館はさながらお化け屋敷のような雰囲気。扉をノックしたが、誰も出てこない。無人なのか?あっさり扉が開いたので潜入することに。

この洋館、昼間なのに薄暗い。なんだかじめっとした雰囲気がする。
「勝手に入っていいのかな…。なんだか気味悪いよー」
彩音は小声で鼎に呟く。鼎は気にしてない様子。鼎はあの仮面のおかげで怖さが半減されているのか?

しばらく進むと玄関の扉が勝手に閉まった。閉じ込められた!?
洋館は欧風式だったので玄関というよりはエントランスホール。靴を脱ぐ場所が一切ない。


完全な欧風式の洋館…おかしい。そもそもここには立派な洋館なんてないはずだ。じゃあこの建物は一体なんなんだ?何かの意思が働いている気がする…。


異空間では鐡がこの様子を観察していた。
「あるはずのない洋館に戸惑ってんな。お楽しみはこれからだってのによ〜。前回みたいにはやられないぜ」

鐡の側には大量の雑魚怪人と強化態がわらわらいる。この怪人は鐡に忠誠を誓ってる軍団。
禹螢と筬羅はこの様相にびくびくしていた。鐡様は楽しんでいる…。じわじわとゼルフェノアを潰す気だ。


洋館では2班に分かれて探索することに。班分けはじゃんけん。
晴斗と囃が本気出してじゃんけんしてるあたり、ふざけてる。

じゃんけんの結果。晴斗・鼎・囃班と御堂・彩音班。


囃班は屋敷の西側から探索することに。御堂班は東側を探索。御堂はビビりなので仕切ってるのは彩音。
囃班は囃が仕切り、鼎がビビりの晴斗をリードしていた。


「暁ってビビりなの?意外だな」
「色々あったんだよ。小さい頃にさー。それ以来お化け屋敷や絶叫マシンとか苦手になっちゃって。鼎さんは覚えてる?ほら…あの時だよ。鼎さん庇ってくれたじゃん」

「…悪いが思い出せないんだ…。晴斗が小学校に上がる前か?」


鼎は晴斗をリードをしているが、背中はどこか寂しそう。なんで寂しそうなんだろう。仮面の角度と陰影のせいか?


しばらく進むと部屋発見。囃は扉を思い切り開く。晴斗はびくびくしながら鼎の後ろへ。…何も出てこなかった。

「暁、いないぞ」
「囃さん、ビビらせないで下さいよ〜。鼎さん、さっきからツンツン触らないでって」
「…私は触っていないぞ?」

しばしの沈黙。晴斗は青ざめた。
「ぎゃああああああ!!」
晴斗は悲鳴を上げている。悲鳴は西側の御堂班にもバッチリと聞こえていた。


「今…叫び声が聞こえなかったか?晴斗かな…怖くなってきた…」


「御堂さん、大丈夫だってば。御堂さんって意外と怖がりなんだね」
「この屋敷、何が出てもおかしくないじゃんよ…」
「オバケとか?」
彩音はきょとんとしてる。

「彩音、気軽にオバケとか言うなよ!俺、お化け屋敷ホントダメで…」
「鼎は怖くないの?あの仮面姿…端から見たらちょっと怖いのに…。相手が御堂さんだから言っちゃうけど、人は見た目じゃないものね」

「バカ言うなよ。鼎の仮面は身体の一部だ。怖くなんかない。…今だから言えるけど、初めの頃は慣れなかった…。気味悪くて」
「鼎、ゼルフェノアに入る以前少しだけお化け屋敷でバイトしてたから余計に雰囲気あるのよね。オバケ役だったって。御堂さんは知ってるか〜」

「俺、その鼎がバイトでいたお化け屋敷に連れて行かれたことあるわ…。鼎がゼルフェノアに入る以前だから、鼎とはある意味会ってるのかよ…。お化け屋敷は薄暗いから怖いし、あのオバケ超怖かったんだよ。のっぺらぼうか何かの役だった気がする。顔が見えないからな。後から聞いたわ」


御堂が珍しくペラペラ話してる。
お化け屋敷でバイトしていた鼎は相当怖かったらしい。仮面や面で顔が見えないのもあるが。


しばらく進むと部屋が。扉が開いてる。

「入ってみようか」
「彩音、入るの?」
渋々御堂も入ることに。扉は閉まり、部屋に閉じ込められた。この部屋…物騒なものが大量に置いてある…。武器的なものと実験室の面影が。


「彩音、ここやばくない?」
「そうかな?」

「なんかさぁ…俺ら以外の人の気配あるんだけど…気のせいかな…ははは…」
御堂、棒読みみたいになってる。
「そんなんいるわけない…ってなんかいたー!」
御堂は思わず彩音が指差した場所を見てしまう。御堂はオーバーリアクションが激しい。
「でたあああああ!!」


囃班。「悲鳴が聞こえたな。あの声は和希か?可愛いやつだな」
「鼎さん、冷静すぎだよ…」


晴斗はびくびくしてる。御堂さんのこと『可愛い』って言ってる。ギャップが可愛いという意味らしい。
普段は口が悪いのにビビりだもんな。それにああ見えてピュアらしいのが。

…俺、鼎さんにリードされてる。ちょっと情けない。


この怪しい洋館に閉じ込められてから約2時間経過。
全員ダイニングへと集合。しばしの休憩。御堂班はなんとか部屋から出れた。
御堂と晴斗はびくびくしてる。
「晴斗、この屋敷…『やつ』がいるよな?」
「いるいる!絶対いる!なんで皆冷静なのさ」

「気配が怪人だからだよ。オバケじゃない」
囃はしれっと言う。
「霊咒はオカルトめいた怪人だろ。幽霊やモンスターと勘違いしてもおかしくはない」
「鼎さんは気づいてたの?」

「屋敷に入る前から気づいてた。鐡は私達で弄んでる。この屋敷は鐡の気配が強いな」
「じゃあお化け屋敷じゃないんだー。つまんねー」

晴斗は残念がってる。晴斗はビビりだがお化け屋敷は苦手なだけで、まあまあ行けるらしい。


晴斗達5人は怪しい洋館を脱出しようとするが、鐡が送り込んだ雑魚怪人に阻まれることとなる。


ゼノク。二階堂はいつも通りのゼノクの雰囲気に和んでいた。長官が病室にやってくる。これで今日は何度目だよ。


「二階堂、ゼノクのハロウィンイベント今年もやることにしたんだ。参加するかい?」
「怪我人に何呑気なこと、聞いてるんですか…」
二階堂は冷めた反応。

「ハロウィン当日に入居者と一緒にやるからさ。二階堂、息抜きも大事だよ。本部と支部にも招待状出しといたよ。『参加したい隊員は当日にゼノクに来てね』…とね」
「この状況でよく言えますよねー…鐡の動きはどうなんですか…」
「ちょっと動きありだが、任務に行ったのは暁・紀柳院・御堂・囃・駒澤だから大丈夫だろうよ」

「あの…紀柳院さんが戦える残り回数、残りがマズイらしいって裏情報で聞いたのですが…」
「宇崎のやつがうまくやってくれるさ。鐡決戦までにな。紀柳院はいずれにせよ、もう2度と戦えない身体になる…。身体に限界が来始めているからね。あの火傷のダメージだ…いつかは来ると思ってた」
「えっ…」

「本人も薄々感じているから、二階堂はゼノクから彼女の戦いを見守って欲しいんだ。その裏情報、リークしたのは解析班の朝倉だな?」
「…は、はい」
「朝倉のやつ、悪気はないんだろうけどさ」


解析班。朝倉微妙な感じになっている。

「二階堂さんがいないと寂しいね」
「俺達は俺達で鐡の動きを見張るしかないな。それが解析班だから」
「矢神、いいこと言う〜」



怪しい洋館の夢よりも、他2つの方がインパクトあった。こっちは鐡が裏で糸引いてるから、全然怖くないもんな…。


ヘンテコな映画館の夢は3階建てで、一見シネコンのようでそうじゃない。スクリーンがあるのは3階だけで2階は売店、1階は…なんだろ。
無駄に内装が豪華だった。


悪夢だったのは、小学生くらいの女の子が瓦礫や流木の上を歩いてるだけの夢。

隣が川か、川の中の瓦礫と流木を歩いてるのかは忘れたけど、女の子が時々落ちそうになるのが怖かった。