土曜日に高校友のコウと再会
『久し振りなのにそんな感じしねーな!』
「そりゃ成長してない証だべ」
ちなみに会ったのは卒業式以来
いいのか悪いのか分からんけども、あんまり懐かしいとは思わんかった
『でもお前、ヤンキー度上がってない?』
「お前こそアホキャラが濃くなってるやん」
こんな感じでお互いに散々いちゃもん付けた後、夕飯へ
コウは製菓の専門学校に行ってて一応パティシエになるんだけども
「煙草吸っても平気?」
『おう、いーよ』
副流煙を迷いなく快諾
↑いーのか…?
で、会ったものの席に着くなり
「話す事ないんすけど?」
『奇遇だな、あたしもだよ』
(・〇)だよな (皿^)
まぁ高校の時からこんな感じだったので沈黙を気にしないままメニュー選び
しかし
「てめぇ選ぶのに何分かかってんだよ!」
『だってー!』
店に入って20分経ったにも関わらず、メニューが決まらないコウ
いー加減にしろよ、このマイペースが←これ結構言いました
「お前まじ死ねよ!」
『だよねー!あたしなんか死ねばいいのに…』
メニューが決まらないだけでこの暴言ですが
それに乗っかるコウも相当慣れてます
で、結局
「このオススメでいーじゃん」
『うん、そーする』
「まぁ店長さんの好みと合うかどうかは知らんけど」
『いらんこと言わんで!』
「声でけーよ!」
けど店長オススメのメニューってあまり当たりがない気がする
↑それを勧めるうちもかなり悪い質
それを頼んでから数分後に
『会いたかったけど、やっぱお前と話す事って何もないや』
「今更だけどな」
『一応確認すっけど、あたしらってまだ友達だよな?』
「あー…ギリギリ」
多分周りにいた客は“じゃあ何でお前ら会ってんだよ!”って思ったはず
↑席の間隔が結構近い店だから話し声は筒抜けだと思われる
だから
「嘘嘘、まだうちらは友達でーす」
『お前誰に言ってんだよ!』
フォローの為に周囲を見回して前言撤回しときました
↑迷惑行動
「え?友達っしょ?」
『じゃなきゃ此処まで本音で話せないじゃん』
「だよな。本音で言ったもんな、死ねばいいとか」
『話す事ないとか』
どんな会話してんだっつー…
けどもその後も、ほんっとに話す事がなくて
「ねみーなぁ」
『カエルの唐揚げとかある!』
「机狭いくせにやたら椅子デカいな」
『あたしも眠いやぁ』
独り言連発で、会話する気が全くない
かなりグダグダな一時間を過ごした後に
『今日はそこまで深い話が出来なかったなぁ』
「今更!?」
でもそこからはかなーり深い話をしました
やたら真面目な話だったからそこは省略するけども
↑オイ
気付いたら真面目トーク開始して二時間も経ってて
「うちら話す事ないとか言いつつもイイ事言ってね?」
『だよな!さっきまでの会話取り消したい!』
「でも誰もいないとゆーオチ」
『時既に遅し、だな』
閉店まで話し合ったせいで
「電車ないわ!」
『まじ!?』
田舎の不便さを痛感
『じゃあジュウゾウに電話してみるよ』
「わりーな」
ジュウゾウ=コウ父
『10分ぐらいで来てくれるって!』
「はえーな、ジュウゾウ」←馴れ馴れしい
でも、このジュウゾウもなかなかの曲者なんです
待ってる間に顔認証の自販機で遊んでたんだけど
『そーいえば、ジュウゾウがこの前コレやった時に認証されなかったんだって』
「ジュウゾウ若っ!」
『喜んでたけど、後々“オレは人間として認証されてないんかのぅ”ってヘコんでた』
「ジュウゾウ!!」←爆笑
で、ジュウゾウが迎えにきてくれたんだけど車内に
「可愛い!」
『そうか?』
コウの弟君も乗ってました
16歳の弟君にときめいちまったぜ、思わず←危ない危ない
『○○(弟君の名前)、なんでついて来てんの?』
弟君『とりま』
『とりま?』
その気まぐれ行動に感謝したくなったぜ、思わず←今なら引き返せるから正気になれ、自分
それを聞いたジュウゾウが
『とりまの意味知らんのか?とりあえずファミマの略だぞ』
得意気に説明
これは突っ込まなきゃと思い
「間違ってるから!!」
3人で爆笑しましたよ、まじで
どうせなら「ファミマじゃなくてファミリーマートにしろよ!」
車内ではジュウゾウの天然発言に振り回されまくりました
時々突っ込む弟君がほんっとに可愛かったです←犯罪の域
コウには久々のときめきを有難うと言いたいっすわ
↑再会よりもそこが重要
いや、まじでタイプだったんだよね←年下なのに
今日は成人式に出ないのでコウには会わないけども、次に会った時には弟君紹介?してもらおーっと
ちなみに今日は同じく高校友のU(♀友達)に会います
Uとも卒業式以来なのでウキウキですわ
なんか♀友達と会うのも楽しいもんですな