「ねぇこれ、ポストに入ってたんだけど」
見ると回覧板と市報
「え?」
回覧板や市報がポストに入っているのは普通の事なのだが
回覧板のサイン欄は全て空白の上
市報が町内班の軒数分がまとめて回覧板に挟んである
「どこから来て、どこに回すのかも分からないね。いつもは隣の家に渡すだけなのに」
市報を配る順番が回ってきたのかな
でも何にも聞いてないし
そういう仕組みも聞いたことも無いし
全く分からん
うちのポストに入っていたという事は
とりあえず回覧板の名前欄にサインして
いや、
いつも最後に近いうちの名前を最初に書いたらだんだん回す家が遠くなるぞ
一体、どういう事なんだよぉ〜
という訳でその日は何も出来ず我が家に放置
そして今日
町内長に聞きに行った
「あの、これ、ポストに入ってたんですけど。これって、市報はうちが全部配った方がいいんですかね?。で、回覧板も遠い○○さんの所に持って行けばいいですか?」
「あぁ、そうです、はい。」
「分かりました。じゃあ市報は一部お渡ししておきますね」
〜町内長が入れたんだ〜
母が入院して草木伸び放題の我が家の畑
退院前に見映えだけでも良くしておこうと今朝は鎌を研いで草刈り
ネギ、ゴーヤ、カボチャ、キュウリが雑草に混じって、ほぼ荒地
とりあえず手当たり次第始めたものの
気温ぐんぐん上昇
そして小一時間
畑の半分の半分くらい終えた?ところで体力も尽く
一筋縄ではいかないようだ
「ゆんさん、歯磨きは上手くいってますか?」
「あのォ。風邪をひいてしまって調子悪いです。口の中も健康じゃない気がします。それと、もしかしたら途中で咳が出るかもです」
「そうですか、分かりました。では、見せてもらっていいですか?うん、どれどれ、、、、」
その後、歯磨き指導と歯石取り
「風邪で口の中の状態も心配されてましたが、前回より改善してますよ。見るたびに良くなってます。虫歯の治療も出来そうですから次回は治療に入りましょう。虫歯も初期なら早く済みます」
よっしゃ。今回は合格ということで(笑)
「ところで治療の仕上げはどれにしますか?。保険のきく銀歯の他に実費になりますが目立たない色にも出来ますが、、」
「あ、お金がないので保険でお願いします(即答)」
「何だろうね。あれ」
「そうね。何かしら」
いつもはクルーズ船が停留するあたりに巨大なキリンのようなモノが
「ちょっと近くまで行ってみよーぜ」
ところが近づいても近づいてもキリンにしか見えず
結局、港に到着しましたとさ(笑)
〜コンテナヤードの建設だそうです〜
毎日車椅子からベッド、クルマへの移乗で父を抱えている
体重は変わらないが
拘縮が進んでいるのが分かる
肘や膝が曲がったままで伸ばす事が出来ない
車椅子でも座位が保てず斜めがち
本人はちゃんと喋っているつもりなのだろうが聞き取りずらく口数も減った
あと数ヶ月で91歳になるのだから仕方のない事だ
父はほぼ毎日デイサービスを利用している
五年過ごした老人ホームもお金がかかり、私が自宅に戻した
認知症で、今は息子の名前も思い出せない父だが
実は私が介護の仕事を始めた頃
当時老人ホームにいた父が私に言った言葉を覚えている
「なぁ、、、。ここ(老人ホーム)にはなぁんにも無いんだよ」