キリの部屋

やっぱり声を聞きたい　会いたい　手を繋ぎたい　ぎゅっとしてもらいたい　むりむり

あの人とまたLINEしちゃった。LINEする度に、あ、マジメな人なんだなってやっぱり思う。しもたねも言わないし、いつもLINEから優しさが伝わってくる。こんなに誠実な人っているんだなって思った。そう、それは多分恋愛感情を私には抱いていないからだと。恋愛感情がないから、誠実でマジメで紳士的で頭も良くて、優しくて、今のところは完璧なんだ。まだ、あの人のことを何も知らないから、想像、イメージだけでいい人の塊で作り上げられている。これからもっと知っていけば、嫌な部分も見えてしまうのかと思うと嫌だからこれ以上踏み込めない。そう、奥さんがいるかもしれないし、彼女がいるかもしれないからだ。人の幸せを邪魔したくない。だから、これ以上踏み込めない。恋愛感情が相手にないのに、ただの片想いだ。でも、私は絶対にあの人に自分が好きだって悟られないようにしてしまう。好きだとわからないように。気持ちを抑えるしかない。じゃないとこれから、気まずくなるからだ。我慢だ。だから、もう他の人を好きになって気持ちを消すことにしよう。ずっと心にあの人を思ったまま、消えていくのを待つことにしよう。よかった。自分も人を好きになる気持ちがあって。あんなふうに優しくされたら誰だって好きになる。だから、他の人にも優しいんでしょう。それを自分が勘違いして勝手に好きになって、一緒にドライブしたいなとか、勝手な片想いで相手を困らせるのは一番だめなパターン。だから、この片想いもただの片想い。もう、時間は過ぎていくばかり。実らない片想いより、自分を想ってくれる人がいたら、その人に気持ちが移るまでずっと好きでいよう。だから、それまではごめんなさい。好きでいさせてください。想うのは自由だよね。あーでも、あの人とLINEできたことは私のちょっとした幸せってゆうかこっちも失礼ないようにLINE打つことに必死です。気持ちを隠すの大変。人を好きになる気持ちもててよかった。