ほんのこと。

◆ミステリー

薬屋さんのミステリーは妖怪が絡むためにファンタジーな要素が入りますが、故人が連日現れて、なおかつ記憶がリセットされた様に一日ごとに同じ言動をする……
けっこう不気味でした(笑)
(;ﾟ∀ﾟ)
描写もちょっとホラー寄りで、小心者の私には少しビビるテイスト(笑)

とはいえ、謎解き辺りはいつも通りの薬屋さんという印象でした。
人と妖怪、それぞれの側から犯人が出てくる感じ。
謎解きもサラリと終わったかな。まぁ、本自体も薄いからこんなものかな、と。

ちなみに、私はミステリーは推理を一切せずに、探偵さんの謎解きをわくわく待機するスタイルで読みます。
ゆえに、あっさり終わってしまって少し寂しいかな。前シリーズはけっこう厚い本ありましたよね。
(*´ω｀)


◆登場人物について

薬屋
3人は相変わらずという感じ。カワイイ。
秋くんの｢可愛い可愛い子供達｣発言に、リベ君の頑張りをシンプルに誉める・認める発言は印象的。秋くんにはひねくれてるイメージがあるから意外で…。
誉められて喜ぶリベ君がまたカワイイんですよね。

そして、自身を凡庸と称した座木くんに、｢何を言っているんだ｣というような、でも決して否定したりしない2人の反応も好き(笑)

ヤマキ・夏林
四季の名前が付いた4人のうち、ほとんど出番が無かった2人が活躍しましたね。
特に夏林さん。なかなかに陽気な方で驚きました。
(;ﾟ∀ﾟ)
ヤマキ君はイメージ通り(笑)


悠竒さん
いつ出てもゆるふわ。


依頼人・潤ちゃん
依頼に来た時の挙動不審なところ、カワイイ人だと思いました(笑)
感情移入しやすい人物でもあったかな。ありふれたタイプのキャラにも思うけど、個人的には好きです。




◆◆◆

やっぱり薬屋さん、好きだなぁ…と再確認いたしました。
出来れば、もうちょっと長めなお話が読みたいなぁ、という欲はあります(笑)
(*´∀｀)