ほんのこと。

読みはじめは「妖怪もの？」と思ったのですが、普通にミステリーになったと思ったら、ラストでもう一回覆るから気持ち的に忙しかったです。

時代は開国時期ですが、ラストで現在とは全くの別ルートに舵を切り、人にとっては不穏な世界になっちゃって……びっくり(笑)
(;ﾟ∀ﾟ)

登場人物も、冒頭でいくつかあった事件におけるあやかし的なものは人だったり、人の中にあやかしの類いが紛れていたり、この辺りも含めて読み終わってみたらひっくり返ってる事柄がいっぱいでした。素直に読んでいたのでしっかり騙されまくりの私です(笑)


謎解きに出る主人公(？)の平河さんと万造くんのコンビも好きだったのに、まさか万造くんが…同じことしか書いてないですが、衝撃しかなかったです。

ただ、万造くんの方が探偵役っぽいと思っていたら、本当に万造くんが謎解きしてたのでここだけ当たったな、と(笑)