人間嫌いな人(TF)と仲良くなりましょう
オリキャラ、夢主出張シリーズ 初代TFパート7
外に出たくても霊体の自分では表に出ることができない優菜。
人間嫌いなサンストリーカーが、そんな優菜を見て・・・。
※初めての方は最初に「オリキャラ、夢主出張シリーズ 初代TFについて」を見てください
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人間嫌いな人(TF)と仲良くなりましょう
オリキャラ、夢主出張シリーズ 初代TFパート7
外に出たくても霊体の自分では表に出ることができない優菜。
人間嫌いなサンストリーカーが、そんな優菜を見て・・・。
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人間嫌いな人(TF)と仲良くなりましょう
サイバトロン基地の部屋の一角にテーブルとソファーだけが置いてあるスペースがある。
ローズや人間のスパイクたちが使うスペースだ。
そのスペースにあるソファーに一人だけで座って本を読んでいる優菜がいた。
「あ〜あ、外に行きたいな〜・・・」
突然、優菜が呼んでいる本を閉じ天井を見上げながらそうつぶやいた。
「勝手に外でもどこにでもいけばいいじゃねぇか」
すぐ近くでくつろいでいるサンストリーカーが興味な下げに言った。
ここは、トランスフォーマーたちが暇な時に自由に過ごす場所でもある。
「お互い仲良くできるきっかけを作るため」と、ローズとコンボイが考えで、ソファーやテーブルがあるのだ。
その結果、優菜もだいたいのメンバーと仲良くできるようになった。
なかなか喋る機会がなくてまだ会ったこともない者たちもいるが。
だが、会ったことがある中でもサンストリーカーとはどうしても仲良くなれない。
理由は簡単だ。
サンストリーカーが人間嫌いなため、優菜たちと仲良くなろうとしないのだ。
サンストリーカーが出した答えに優菜はムスッとする。
「あのさぁ、私霊体だよ?それなのに、ノコノコと外に出られると思う?」
「そんなこと知るか」
「むぅ、ヒドイ〜」
興味無くかつまったく相手にしないサンストリーカーを見て優菜は頬を膨らませる。
「あ〜あ、蛇菜はハウンドと一緒に森に行くし、リジェはその後を隠れて追うし、ローズはビーチコンバーとパーセプターと一緒に地層調査しに行ったし、バンブルもスパイクとどっか行くし・・・ギアーズも任務でここにいないし・・・」
ほとんど今の基地には、数えられる人数しかいない。
優菜は、そんなザルで大丈夫なのかと心の端で思った。
「それで、何が言いたいんだよ」
「・・・私を外に連れて行ってよ」
サンストリーカーは、悲しそうな声と目(高さの関係で上目遣い)をさせながらこちらを見る優菜を見て「はぁ」と、溜息を吐く。
優菜は、そんなことサンストリーカーに言っても駄目だろうなと諦めていた。
「ほら、行くぞ」
そういい、サンストリーカーは立ちあがった。
「へっ・・・?」
「なんだよ、行かないのか?」
まさかの言葉に優菜は唖然とし、変な声を上げてしまった。
「い、今、なんて言ったの・・・?」
「外に行きたいんだろ?しょうがないから連れて行ってやるよ」
そう言った後にサンストリーカーは優菜に微笑んだ。
それを見た、優菜は「うん!」と元気よく返事をした。
「あっ、先に行ってて!ちょっと、取りに行かなきゃいけない物があるから!!」
「すぐに来るからっ!」といい、自分の寝室がある部屋へと向かう優菜を見てサンストリーカーはしかたなく先に出口に行くことにした。
「お待たせっ!!」
言っていた通り、優菜はすぐに基地の出口へと来た。
「何を持ってきたんだ?」
「膝かけだよ。これさえあれば霊体が見えないでしょ?」
その答えを聞きなるほどと納得した。
早く早くと、目で訴えている優菜を見てサンストリーカーはビークルモードへとトランスフォームした。
「さあ、乗ってくださいお姫様」
そんな事を言いながらドアを開けると、優菜は少し困ったように笑った。
「もしかして、茶化してる?」
「さぁてね、それは御想像にお任せするとするよ」
外に出られた事もそうだが、何よりサンストリーカーと話せるようになったので優菜は上機嫌でサンストリーカーに乗った。
その後、優菜とサンストリーカーが仲良く喋っているところを目撃した仲間たちにより、基地内はパーセプターの絶叫に劣らないほどの声が響いた。
あとがき
まだ続けさせてその後に仲良くさせる予定だったのに・・・!!
てか、サンストリーカーの口調ってこんな感じで大丈夫なのか・・・?
口調がわからん・・・←またか
性 別 | 女性 |
誕生日 | 3月14日 |
系 統 | 普通系 |
血液型 | B型 |