Kindleで事前に購入予約をしていたゴールデンカムイ最終巻をDL直後に読みました。在宅ワークとはいえ翌日に仕事がある身でしたので、さらっと読んでさっさと寝ようと思っていたんですが無理でした。かなりガチモードで3回くらい読み直して、その後も余韻といいますか興奮といいますかアドレナリンがドバドバで全然眠れませんでした。布団を被って最後に時計を見たのが4:00でした。つまり、明け方に寝たということです。私は朝がちゃんと起きられない系のダメ人間なので、朝寝坊確定だ〜なんてダメな大人なんだマンガ読んで興奮して夜更かしして寝坊ってもう小学生かよ〜どうしよう〜と思ったのですが、仕事の空き時間に1巻から読み直すぞ!という強い意志を持ってちゃんと起きられました。

さて肝心の感想ですが、とにかく今は脳内で尾形を、お砂糖で作ったふとんに包んで散々に甘やかして幸せにしたいと思いました。実際に尾形みたいな人がいたらクッソ面倒臭い?メンヘラ男だと思うんですけど、画面や紙というフィルターを通すと何故あんなにも愛おしく思うんでしょうね。また、BのLに関しては“オタクとして最低限の嗜み”程度の私ではありますが、尾形と杉元の殺し愛には思わず頬を紅潮せざるえませんでした。振り切れ過ぎた愛憎劇の中にある、暴力と耽美に堪らなく心躍りました。なんと言いますか、怒涛の勢いとほんのちょっとのやり切れなさに、310話でヒグマを射ったあとのアシリパさんと同じ表情になりました。