【政治】「原発について質問させてください!」 記者問い掛けも岸田首相答えず…SNS「無視はありえない」と疑問【聞く力とはなんだったのか】

「原発について質問させてください!」 記者問い掛けも岸田首相答えず…SNS「無視はありえない」と疑問

1/4(木) 19:33配信
スポニチアネックス

 岸田文雄首相が4日、官邸で年頭記者会見を行い、能登半島地震の政府対応について説明したほか、自民党派閥の政治資金事件を受けて党総裁直属の「政治刷新本部」を来週発足させると表明した。会見はスタートから約40分で終了。最後は指名されていない記者から「聞く力はどこに行ったんですか!」と大声で質問をぶつけられる場面もあった。

 会見の質疑応答で、岸田首相が政治資金規正法改正についての質問に答えた後、進行役が「以上をもちまして…」と会見終了を告げると、1人の記者が「総理、原発について質問させてください。原発について質問させてください!」と大声で声かけ。「地震から3日も経過して、いまだに総理が原発についてひと言もコメントしないのは異常です。質問させてください!」と原発について質問することを求めた。

 岸田首相は声かけした記者を見つめていたが、進行役は「大変恐縮ですが現在挙手いただいている方につきましては、本日中に担当宛てにメールでお送りください。後日書面で回答させていただきます。ご協力ありがとうございます」と説明。すると首相は“はい”とばかりにうなずき、演台の資料を片づけて始める。それでも記者はあきらめずに「総理、原発再稼働はあきらめるべきではありませんか?地震大国の日本で原発の再稼働は無理だと今回分かったのではありませんか!答えてください」と大声で質問。首相が一礼して会見場を後にしようとすると、記者は「聞く力はどこに行ったんですか!!」とひと際大きな声で問い掛けた。

 この場面を受けて、SNSでは「聞く力全然ないじゃん」「ここまで無視できるものか?笑みすら浮かべてるように見える」「聞く力をアピールしながら無視はありえない」と首相の対応に疑問の声が続出した。

【政治】能登半島地震の予備費40億円に《やすっ!ケタが少なくとも1つ、2つ足りない》などとSNS批判の嵐【ウクライナにポンと6000億円。能登半島地震に苦しむ自国民にはショボい40億円】

能登半島地震の予備費40億円に《やすっ!ケタが少なくとも1つ、2つ足りない》などとSNS批判の嵐

1/4(木) 14:40配信
日刊ゲンダイDIGITAL

 首相官邸で4日午前に開かれた能登半島地震を受けた非常災害対策本部の会合。本部長の岸田文雄首相(66)はこう閣僚らに指示し、寒冷・避難所対策を強化するため、予算の予備費使用を来週9日にも閣議決定すると表明した。

 最大震度7を観測した能登半島地震。生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」が迫り、予断を許さない状況が続いている。

 岸田首相は会見で、必要物資を被災地の要望を待たずに送り込む「プッシュ型支援を一層強化する」と力を込めていたのだが、予備費の規模について問われると、2016年の熊本地震の23億円などを例に挙げつつ、「倍近く(40億円程度)になるのではないか」と説明した。

■ウクライナ支援にはポンと6000億円だったが…

 このニュースが4日昼に報じられると、怒りと動揺の声が広がったのがネットだ。

《やすっ!ケタが少なくとも1つ、2つ足りないと思うんは私だけ。にしても安いな》

《道路もめちゃくちゃ、建物は倒壊。焼野原のような街に使う予備費が40億円?たった》

 予備費の使用を決める閣議決定はまだとはいえ、活用金額の少なさに驚きの投稿が相次いだらしい。

 昨年12月に開かれたG7財務相・中央銀行総裁会合で、鈴木俊一財務相(70)は、ウクライナ支援に欧米諸国が消極姿勢に転じる中、45億ドル(約6000億円)を拠出する用意があると公表。SNS上では、この金額と今回の予備費の金額の差についての意見も。

《ウクライナにポンと6000億円。能登半島地震に苦しむ自国民にはショボい40億円》

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2024年01月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31