「状況に応じてマスク外して」山形県知事 暑くなるこれからの時期を見据え

5/18(水) 18:27
テレビユー山形

国会でも議論となっている新型コロナ対策のマスク着用について、吉村知事は国に統一の見解を求めながらも、屋外では状況によって外すよう呼びかけました。

山形県内の新型コロナの新規感染者は連休明けの1週間で1553人。(1週間単位としてはことし4月以降最多)
クラスターは、8日からきのうまでに26件発表されています。

山形県内で感染の再拡大が懸念される中、吉村知事は、国会などで議論されているマスク着用の緩和について問われると。

山形県 吉村知事
「政府において科学的な知見を踏まえたマスク着用に関する統一的な見解を分かりやすく示してほしい。(全国知事会で)早急に屋外でのマスク着用のありかたを検討するよう政府に対して要請している」

吉村知事は、政府の見解を待つとしながらも暑くなるこれからの時期、屋外では状況に応じてマスクを外すよう呼びかけています。

山形県 吉村知事
「農作業などの屋外の活動で人との距離を十分に確保できる場合、マスクを外すことを呼びかけている」

また、来月から国が外国人観光客の入国禁止を緩和することについて、話が及ぶと。

山形県 吉村知事
「県としては経済効果の大きい外国人観光客の受け入れには期待している」

令和元年には、過去最多の38万8000人の外国人観光客が県内を訪れています。県では、国に対して感染防止対策や感染者が出た場合の対応などを明確にしてほしいとしています。