無気力。誰とも話したくない日もある。中学、高校とカーテン閉めてゲームやってた時期は良かったなあ。なんも考えないで、ボーっとしてゲームばかりしていたような。どっぷりゲームの世界にハマっていた。夏休みや冬休み、春休み、自由でよかった。お金はないけど、引きこもっている時間、なんとなく心地よかった。違和感があったのは、たまにくる父親にさみしさを感じていた。母親が仕事に行って帰ってくるまで事故にあったりしませんようにって思いながら家で待っていたあの頃。身内が次から次へとなくなっていく寂しさ。家にいれば事故に遭うこともないし、変な
事件に巻き込まれることもない。小さい頃から
自分の身は自分で守るような警戒心だけは人一倍持っていたようで、大人になったいまでもひとが怖い時がある。裏切られたり、嘘をつかれたり、ショックは大きく今でも覚えている。二度とあんな学生時代には戻りたくない。傷ついたり、ニュースの見過ぎで世の中が恐ろしく感じていた。今でも夜に出歩いたり、よみちは歩いたことがない。もちろん一人では。平和な世の中なら、明るい気持ちで月や星を眺めたり、夜の空気を吸ったり、したい。今は無理だ。こんな恐ろしい世の中。怖すぎる。つくづく思う。自分て、臆病なんだなって。