蕎麦屋で見かける、落書きが如き暖簾

いや、これを「きそば」と読むのは知っておるのじゃ!

アレのどこをどうすれば「生蕎麦」になるのか皆目見当もつかぬ(x_x;

「生」は見えぬこともないのじゃが…

「蕎」はまるっきし違う文字…

「麦」に至りては「む」に点々じゃろ(>з<)

どれ、ウェブで検索ぞ!

ふむふむ…なるほど!

アレの正体は変体仮名とのこと(◎o◎)

ざっくり言えば、昔の平仮名(^o^;

明治33年に「平仮名は一音一字」と決められたため、多くの変体仮名が消えてしもたというわけじゃ…

んで、「き」は「幾」の変体仮名…

「そ」は「楚」、「ば」は「者」…

つまり「きそば」の暖簾は「生蕎麦」ではなく「幾楚者」の変体仮名バージョン!

ちなみに生蕎麦とは、蕎麦粉100%のものを指すのじゃが、限りなくソレに近き蕎麦(二八蕎麦とか)も店主の独断で生蕎麦と呼ぶらしきこと(>з<)

というわけで、


蕎麦とかけまして、


切捨御免とときまする。


その心は、


手打ちがよい(´∀`;)