無限の愛と感謝を込めて

木原先生の作品と出会ったのは実は小説からではなくて、コミックの原案者として
｢セカ/ンド･セレ/ナーデ｣
漫画は小掠ムク先生。
まぁ、この作品に出会ったきっかけはなんのことない｢このＢＬがヤバいッ｣っていう冊子のコメントなんだけど(笑)
木原先生の作品は周りに溢れかえる作品達と違うなぁ、と感じるのは何でかな…
ひとつ言えるのはおおよその作品に『切なさ』が込められてるところ
おおよそって言っても僕だって全作品を読破した訳じゃない。
1、2、3……まだ5冊
不器用で素直になれなくて、相手のことを考え過ぎて素っ気ない態度で振る舞ってしまう
よく小説にあるような華々しいものじゃない、実際にありそうな心情が描かれていて読み進めながら感情移入していきそうになったよ、僕わ(^^)

先に書いていたと思うけどこれは男女の恋愛ではなく、男同士の恋愛についてかかれた作品だから嫌悪感を持つ人は気をつけてね:-)
最後のあとがきにもあったんだけど、羽の生えたノンケ先輩×不器用な後輩のリーマンラブだけど…羽はあっても無くてもさほど問題はないのでファンタジーとしては薄い作品だと思う。
リーマン、オフィスとか好きな人には読んでみて欲しいかも