かのパソコンはキーが壊れて押ささらない
かのボールペンはインク切れで書かさらない
それがし的にはごく当たり前な文章なのじゃが、仕官先の誰に言わせても日本語としておかしいと指摘されてしまう(・・;)
唯一、違和感を与えることなく伝わりたる人物が5月20日などのブログに登場する同僚K嬢…
そういえば同僚K嬢、小学生まで札幌に住みておったと以前申しておったか…てことは…
「押ささらない」は蝦夷弁(?д?)
ウェブで調べてみれば、Wikipediaの北海道方言にズバリ記されておったわ(((゜Д゜;)
知らなんだ…方言にござったとは…
ならば内地の民はパソコンのキーが押ささらない時に何と言うのじゃ!?
と尋ねてみれば「押せない」とのこと…
う〜む、違うのじゃ…それは違う…
「押せない」は、例えば誰かに邪魔されたりとか、障害物があったりとかで、そもそもキーにまでたどり着けておらぬ時に用いるべき語にござろう…
押しておるのに結果を得られぬ時が「押ささらない」、押したくても押せぬ時が「押せない」、ニュアンスは微妙に異なるわけで…
蝦夷の民はこれらを巧みに使い分けるのじゃが、内地ではどちらも「押せない」としか表現できぬわけじゃな…
さように考えると、実は蝦夷弁ってハイブリットな言語なのでは…!?
てゆーか蝦夷地は全国各地からの入植者によって成り立つ国であり…
すなわち蝦夷弁も各地のそれが入り雑じりて形成されたるもの…
さような点では、純粋に蝦夷弁と呼べるのはアイヌ語のみ…いやいや、そもそもアイヌ語は日本語とまるで異なる言語じゃし…
ネン カ エク シラン… エチ・イワンケ ノ エチ・オカ ヤ? シサ モシ ウタ クネ ルウェ!