というわけで今週の月〜火曜日にかけて我が国最大の馬のセリ市たるセレクトセールが催され…

1歳セッションにおけるミリオンホースの頭数は28頭!2021と並ぶ、セール史上最多タイ記録!

驚くべきはその売却率、97.3%は前年の95.3%を超えるセールレコード!

1頭あたりの平均落札額の約6188万円も1歳セッションのセールレコード!

当然ながら売却総額も昨年の128億7000万円を約5億円上回り、過去最高の133億6500万円を記録!

一方、当歳セッションの売却率の94.8%は、過去最高の前年(95.3%)には及ばなんだが、1頭あたりの平均落札額の約6749万円はセールレコード!

総売上額の147億8000万円は当歳セッションの最高額どころか、セレクトセールの一開催日当たりの総売上額でも史上最高額!

2日間の総売上金額も281億4500万円となり、セールレコードの前年(257億6250万円)を大きく上回りけり!

1歳馬ではインクルードベティの2022(牡、父キタサンブラック)と、パレスルーマーの2022(牡、父シルバーステート)が3億1000万円の最高落札額!

コスモポリタンクイーンの2022(牡、父Kingman)も3億円!

28頭が1億円超えという結果に!

インクルードベティは米GTマザーグースSの勝ち馬で、ヒムヤー系という珍しき血統(◎o◎)

パレスルーマーは今年の天皇賞春を制したジャスティンパレスの母じゃが、重賞未勝利シルバーステートとの仔で3億円以上つくとは驚き(((((゚д゚;)

当歳セッションの1億円超えは35頭、中でも最高落札額となったのがコンヴィクションIIの2023(牡、父コントレイル)で、その額たるや驚愕の5億2000万円!

コントレイルは新種牡馬、その能力たるや未知数…5億は大きな賭けにござるな…

3億円以上は他に5頭、

ファディラーの2023(牡、父キタサンブラック)が3億8000万円

バイバイベイビーの2023(牡、父コントレイル)が3億3000万円

ピクシーホロウの2023(牡、父エピファネイア)が3億3000万円

キラーグレイシスの2023(牡、父キタサンブラック)が3億2000万円

セリエンホルデの2023(牡、父エピファネイア)が3億円

ちなみに爆買いでお馴染み、ウマ娘の藤田晋氏は今年も16頭を落札、総額23億6900万円とか(´〜`;)

今年のセレクトセールで目につきたるは、やはりキタサンブラック産駒の人気の高さにござるな!

初年度産駒からイクイノックス、2年目産駒からソールオリエンスがGT勝ち、にも関わらず今年の上場は当歳15頭の1歳6頭のみ、そりゃ奪い合いにもなるわな(^o^;

結果は15頭の平均購買額が1億2660万円!

サンデーサイレンス系の中では亜流たるブラックタイドのほぼ唯一というて差し支えなき後継種牡馬キタサンブラック…血統とは実に奥の深きものよ…
(ブラックタイド系種牡馬は他にコメート、サイモンラムセスのみ)

そして今年がラストクロップとなるドゥラメンテ産駒も大人気!

急逝後にタイトルホルダー、スターズオンアース、リバティアイランドなどがGTを勝ちまくり、全くもって惜しまれるのぅ(ToT)

1歳馬の上場14頭で半数が1億円超え、最後のセレクトセールでも存在感抜群にござったわ(`∀´)

結論、年収336万円の己がクソムシに思えてくる(;∀;)