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無題


誰でもいいから



そばにいて




一人にしないって
いって




大丈夫っていって




怖くないよっていって








どうしてだれも
ありさをまもってくれないの

どうしてありさのこえ
きこえないふりするの

どうしておいていくの

ありさもてをつないでほしいよ
ありさもだっこしてほしいよ







記憶がまじる

夢が怖い

無題

頭を貫くような頭痛と
もげるような首の痛み


耳なりのする部屋


謎の恐怖感
言い表せない不安



そして赤い部屋の夢




沢山の顔と叫び
切り落としてもすぐに
壁から生えてくる顔


出口がない
明かりもない


ただ赤い部屋と叫びと
手に持った包丁と






部屋の中央に下げられた
首つり縄とそこへ続く黒い椅子



赤い部屋に浮かび上がる
黒い縄と椅子




ゆらゆら揺れて
俺をよんでいる


でもそこへはいけない
壁から生えた腕が俺を掴むから

無題

何を見て何を聞いて
何を感じて何を思うだろう



遠く離れ別々の時をすごす



気配がなく悪夢みたいな
静かな日々


君の服を着せた枕を
抱き寄せて目を瞑る
そうすれば枕は
息をしない君になる



孤独すぎる毎日



急いで帰っても
君はここにはいない



いつになれば慣れる



いつになれば



いつになれば



いつになればあの玄関の袋が
僕の死体に見えなくなる




胃液が込み上げても
吐き出せずに呼吸だけが苦しい




君はこんなこと
どんな思いでたえているの
何を思うの

無題




いつかほんとに
ひとりになって



あきらめなくちゃ
いけないときのために



おもいでたちを
すてたほうが
いいのかな




だれとつきあっても
かならずわかれがくるなら



さいしょにすきに
なったひとだけを
あいしていたいよ

無題

俺の部屋から
君のものが減っていくのが
辛くて悲しい

永遠なんてない
絶対なんてこともない


なら何を信じて生きていけば
いいのだろう?


遠距離は続かないとか
人は変わっていくとか
誰かの言葉は俺を突き刺しえぐる


別れではないが
別れになるかもわからない



答えは時がたつまでは
わからない


さみしい


二人で暮らしたこの一年は
苦しくも幸せだった


ただ寄り添って眠る
一緒に目覚める
同じものを食べ
同じものを見る
分かち合って笑いあう


来年、約束の日
どうかまた一緒に
なれますように
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