というわけで、将棋の王将戦第6局は藤井王将が羽生九段を破りて4勝2敗、タイトル防衛(≧∇≦)/
先手は羽生九段、戦型は角換わりの早繰り銀、淡々と駒組みが進むも…
なんとかの手順、昨年11月の叡王戦における永瀬九段vs羽生九段と全く同じ(((((゚д゚;)
この時は後手番の羽生九段が敗れてしもたのじゃが、今度は先手の羽生九段がその時の形に誘導…
ほれほれ、このまま進むと後手番の君が負けてしまうのだよ?さぁどうするのかね?と言わんばかり(>з<)
すると、羽生九段の39手目、4六角打に対して藤井王将の40手目が6四角打、これで前例から外れて未知なる領域へ(◎o◎)
ちなみに叡王戦での羽生九段は7三角打…果たして…
41手目、羽生九段は6八飛で銀を狙いに行き…
ここで藤井王将の指したる7三桂が、実はエグい罠(((((゚д゚;)
桂で銀を支えますよ〜という手にござるが、羽生九段が構わず6五飛で銀を取り、同桂で飛車を取り…
羽生九段が6四角で角を取り、これには同歩…
すると空きたる7三の地点に角打ちで王手飛車取り!
決まったぁ!と思いきや、かの時点でAIの評価値は後手優勢とか(((((゚д゚;)
藤井王将が5ニ飛と回り込み、ここで羽生王将は5三歩打と追撃したけれど、歩切れゆえ5三銀打…
これを手抜いての5七桂不成が破壊力抜群というカラクリなのじゃ(`∀´)
てなわけで、さすがに羽生九段は引っ掛かることなく、7五歩で桂の頭狙い(^-^;
その後も一進一退の攻防が続くのじゃが…
羽生九段の55手目、3八金の辺りからAI評価が後手番に振れ出し…
4七歩に睨みを利かせる角を王様1枚で支えておる形じゃからの、金で援護せし手なれど…
ここは6五歩打で角道を止める方が無難にござったか…
かくして88手目、藤井王将の5七飛打を見て羽生九段は無念の投了…
(以下16手詰め)
羽生九段が永瀬九段に負けてしもた将棋で、藤井王将は勝って見せる…
羽生永世七冠という一時代を築き上げし天才棋士に引導を渡すことにより、藤井五冠の時代が本格的に到来したることを印象づける一局にござった…
それがしが二十代の頃すなわち羽生九段の全盛期には、これ以上の天才が現れることのまずなかりけり!史上最強!と信じて疑わなんだが…
現れてしもたの〜羽生九段以上の天才が〜(´〜`;)
ただ、尊敬こそすれど、羨ましいとはさほど思わぬのぅ…
高校の向かいの公園にある小山の裏で昼飯後に一服したり、夜中に人気なき郊外の自販機の下から手を突っ込みてジュースをパクったり、藤井五冠が味わえなんだであろう十代をそれがしは満喫しておるのじゃから(´∀`;)