「こじぱぁ〜」

「ん?どうしたの」

「んふふふふ・・・好き」

「知ってる」

「知ってたかぁ(-∀-`) 」


飛びついてきた優ちゃんを抱きかかえると後ろに倒れてしまった

重い・・・・


「んんん〜ん・・・・ケム、おはよう」

「にゃぁ」


やっと起きたかとでも言いたげにベッドから飛び降りリビングへ向かうケム

ケムが私の上に乗っかってた重みだったみたい


「懐かしい夢だったなぁ・・・」



あれだけ好き好き言ってたくせに
仕事が忙しくてちょっと目を離したすきに結婚し
子供まで作っちゃった優子


「にゃぁぁぁぁ!!」


早くご飯を入れてと叫ぶケム(笑)

ゆっくり思い出にも浸らせてくれない現同居猫


『にゃんにゃん朝ごはん出来たから早く起きて』


月日が流れるにつれて呼び方が変わっていった
この前は社長呼びされて、それはやめてって言ったら小嶋さん呼びになったっけ


「はぁ・・・今日も元気に社長のお仕事頑張ろう
え〜と・・・今日の予定は・・・」


枕元に置いてあったスマホを持ちスケジュールの確認が毎朝の日課


打ち合わせは昼からだからモーニングでも食べに行こうかな

そういえばケムがおとなしい・・・
まさか昨日の残りのお菓子食べてないよね(汗)

慌ててリビングへのドアへ向かうと
自分の餌皿からごはんをたべているケムシ

そしてテーブルに並べられたお皿の上には料理がのっていて・・・


「え、どういう事?私まだ夢見てるって事?」

「おはよう、やっと起きてきたね陽菜」

「どうして・・・?」


何度も頬を抓ってみたけど夢じゃないみたい
だって痛いもん、それにどうして陽菜呼び?


「本当はさ、ディナーでもって思ったんだけど
撮影が忙しくて朝しか空いてなかったんだごめんね」

「ううん・・・じゃなくてどうしているの?」

「ひどいなぁ〜今日は何の日か忘れたの?」

「今日は5月13日・・・・・あっ」

「結婚14周年おめでとう(-∀-`) 」



ここのところイベントが多くてすっかり忘れてた(汗)
でも


「重婚は日本では認められていませーん(бвб)」

「こじゆうに不可能はない!
だって世界は私達で回ってるんだから(笑)」


「とりあえずお腹すいた(бвб)」

「カフェラテ入れるから先に座ってて」

「やだ、一緒に作る」

「アハッ(-∀-`) 可愛いやだ、いただきました」


懐かしいやり取り・・・これって夢じゃない・・・よね?


最近の話とか巷で言われてる大天使ちゃんの話とかしてたら
あっという間に時間は過ぎ


「陽菜何時に出るの?」

「11時半かな」

「じゃー私も一緒に出る」


後二時間弱でこの夢ともお別れかぁ・・・

洗い物をしている優子を少し眺めてから立ち上がる
顔を洗ってメイクしなきゃ・・・その前に

洋服を取りに寝室へ入ると走ってくる足音


「1時間は楽しめるよね(-∀-`) 」

「・・・・・はい?」

「久しぶりすぎて止まんないかも(-∀-`) 」

「何言ってるの?」

「夫婦は愛を確かめ合わなきゃでしょ」


そういってベッドに押し倒された


「大天使は世界一愛してるけど、陽菜は宇宙一愛してるからね」

「なにそれ」

「一番好きだよって事!」

「そういうことにしといてあげる(бвб)」



ずっとこのままの関係でいたい
そう願わずにはいられない


だって!いつまでたっても私たちは『こじゆう』だから







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と言うことで一日遅れましたが

こじゆう結婚記念日おめでとう!!


久しぶりに書いたので辻褄が合わなかったり脱字もあるかもですが
お許しください。


まだまだこじゆう推しのぷーなでした(笑)(бвб)人(-∀-`)