エレベーターを降りると
引っ越し屋さんが部屋の前にいて
遅いって怒られた
部屋間違えてませんかって言うと間違えてないと言われ
とりあえず運びますから鍵開けてくださいと言われ
わけのわからないまま空いていた部屋に運び込まれるのを見ていたら
「やばいランチしてたら遅くなっちゃった(бвб)」
そう言いながら二人が部屋へ入ってきた
「どういう事?」
「ほら優ちゃんのマンション部屋あいてるでしょ
だったらそこに三人で住んだほうが一石二鳥じゃん」
何が一石二鳥なの?三人ということは麻里子も?
「今日からよろしくねゆっぴー(*`ω´)」
「ちょっとまってよ勝手にそんな事言われても
お姉ちゃんが戻ってきたらどうするのさ(汗)」
「優希さんにはもう了解取ってある」
「まじかよ・・・」
「二人がいれば安心してあの人といれるって喜ばれたんだから」
「でもさ(;´-∀-)」
「嫌なの?」
「い、嫌じゃないけど、前もって言っておいてよ」
「だって言うの忘れてたんだもん」
いつもこれだから困る(;´-∀-)
「マンション引き上げてきたしここ追い出されたら
公園に寝ることになるけど
篠田はニャロと一緒ならどこでもいいよ(*`ω´)」
「・・・・・キモい(бвб)」
「ひどいわ(涙)」
「陽菜が麻里子に襲われてもいいの?
で、優ちゃんは次のクイーンに浮気しようとしてるの?」
「そんなわけ無いでしょ、私は一途なんだから
生涯私のクイーンは陽菜一人だよ(キリ)」
「優ちゃん・・・・・」
「陽菜・・・・」
「はい、クサイ芝居はそのへんでおしまい
早く荷物片付けないと寝れないよ」
「陽菜は優ちゃんと一緒に寝るからいいもん」
「いやそれはちょっと(;´-∀-)」
麻里子も一緒に住むのに
二人でイチャイチャするのはしのびないし
一緒に寝るとムラムラしてくるだろうし
そしてら絶対そう言う事になるし
もしも声が漏れたら嫌だし・・・・
「もう!キングともあろう人がうじうじ考えないの(怒)」
「そうだけどさ」
それに麻里子は私の事が好きなんでしょ?
なのにベタベタするのを見せつけるなんて拷問じゃん(;´-∀-)
「もしかして篠田のこと考えてる?篠田なら大丈夫(*`ω´) 」
「え?」
「麻里ちゃん付き合いだしたんだって」
「だれと?」
「ほら、夏休み前に依頼に来てたバスケ部の」
「・・・・・・秋元さん?」
「そう、あのごっつい人(бвб) 」
私と全然タイプが違うのに(;´-∀-)
「なんかさ、クラス一緒だったんだけどタイプが違うから
かかわりが全然なかったんだけど
あの一件以来仲良くなってさ
あんな体と顔してるのに中身が凄いザ!女子系なんだよね
そのギャップがなんとも言えなくて(*`ω´) 」
「男みたいな二人がイチャイチャしてるんだよ
気持ち悪いったらありゃしない(汗)」
「それは家でだけでしょ、学校では仲のよさなんて
微塵も見せなかったのに」
「ここには連れ込み禁止だからね(бвб)」
「才加の家へ行きますよーだ」
突然の告白に唖然としていると
「一緒に住んだら私も安心して遊びに行けるから
よろしくねゆっぴー(*`ω´) 」
「う、うん・・・・」
「陽菜の荷物整理よろしくね優ちゃん(бвб) 」
「うん、え、ちょっと(;´-∀-)」
それだけ言い残してリビングのソファーに座りテレビを見だした陽菜
「ゆっぴーガンバルンバ(*`ω´) 」
「お、おう(;´-∀-)」
「篠田が終わったら手伝ってあげるから」
「お願いします・・・」
なんだよ、私はキングなんだぞ!
一番偉いんだぞ!
でも今日からは一番下っ端?
家では下っ端
学校ではキング
そんな生活いやだー(。-∀-)
おしまい