学パロ 7

優子

にゃんにゃんと初めてのデートは凄く楽しかった(´-∀-)

にゃんにゃんが可愛すぎてみんな振り返るから
私の恋人だよって知らしめる為にしっかり手を繋ぎ
にゃんにゃんに気づかれないように周りをけん制しながら歩く


プレゼントいつ渡そうかな・・・
家まで送って行って帰り際にしようと思っていたら

にゃんにゃんから家に来て欲しいとのお誘い
行くに決まってるじゃん

それも二人っきりとかやばいね(汗)


何度も遊びに来ているにゃんにゃん家

でも、恋人になってからは初めてだからなんか緊張する(汗)

「どうぞ」

「お邪魔しまーす」

「誰もいないのに(笑)」

「にゃんにゃんがいるでしょ
それに礼儀だし」

「さすが優ちゃん
陽菜の部屋へ先に行ってて」

「わかった」

勝手知ったる家だから階段を上がり陽菜の部屋へ

うん・・・相変わらず物が沢山あるけど
今日は片付いてる方だね

「優ちゃん開けて」

ドアの向こうから声がして開けてあげると
サンタの帽子をかぶりお盆を持って立っていた

「メリークリスマス♪」

「メリークリスマス」

そう言って中に入ってくるとローテーブルにそれを置き

「優ちゃんが何欲しいかわかんなかったしお金もなかったから
クリスマスケーキ作ってみた」

「開けていい?」

「うん(бвб)」

「・・・うわぁー♪」

「チョコチーズケーキだよ」

「凄い!お店で売ってるケーキみたい
にゃんにゃん上手(´-∀-)」

「ふふ、有難う」

「食べるの勿体なーい
持って帰ってずっと部屋に飾っておきたい」

「だーめ、また作ってあげるから今日は食べよ」

「やったー!!」

入れてきた紅茶と切り分けてくれたケーキを一口食べると

「うっま!!やばいう美味すぎるー(>_<)」

「残りは持って帰って食べてね」

「うん毎日少しずつ食べる」

「だめだよ、生ものだから早く食べなきゃ
明日中に食べてよ」

「えー・・・」

文句を言う私に絶対だよ、じゃなきゃお腹壊しちゃうよ
て、必死に言ってくれてる

あ、そうだ私からのプレゼントも渡さなきゃ

「はい、これメリークリスマス(´-∀-)」

「え、優ちゃんから?」

嬉しそうに包装紙を破り箱を開ける

「これ・・・」

「本物はまだ無理だけどさ私とお揃いなんだ
大島さんはにゃんにゃんだけの物で
にゃんにゃんは大島さんだけの物だって言う証?」

「優ちゃん」

「えーと・・重かったら部屋に置いといてくれていいから
持ってくれてるだけで私は幸せだからさ
もうね、陽菜のいう事なら何でも聞いちゃう
パシリだってしちゃうし勉強だって教えてあげるし
部屋の掃除もしてあげるね」

「なんか、恋人って言うより下僕みたいだね(笑)」

「陽菜の為なら下僕にだってなんにだってなりますよ(笑)」

「優ちゃんが付けてくれないの?」

「してくれるの?」

「当たり前じゃん恋人同士でしょ」

「アハッ(´-∀-)」


本当は私がプレゼント!とか言おうかと思ったけど
やっと気持ちが通じ合えて付き合えてキスまでできるようになったのに
体目当てとか思われたら嫌だから今回は我慢したんだ(-∀-`)

まだまだ行事は沢山有るからね〜♪




その後みーちゃんにプレゼントは何にしたのか何を貰ったのか聞かれて
ケーキと指輪って言ったら

私は何のために働いたんだよってキレられたのはまた別のお話



おしまい





続きを読む

学パロ 6

とうとう、欲しいものを聞き出せないままイブを迎えた

バッシュとかジャージにしようかとも思ったんだけど
好みもあるしサイズもわかんないし・・・

だから唯一得意なお菓子作りをいかして
優ちゃんの大好きなチョコレートたっぷりのチーズケーキを作った

イルミネーションは夕方にならないと点灯しないから
それまでブラブラして回ることに

「あーこれ可愛い(бвб)」

「うん、にゃんにゃんに似合いそう」

「これオシャレ―」

「にゃんにゃんなら似合うよ(-∀-`) 」

ニコニコしながら何でも陽菜に似合うとしか言わない優ちゃん

「これ似合いそう」

「絶対似合うよ」

「優ちゃんにだよ?」

「え!?」

「むぅ・・・さっきからちゃんと見てないでしょう」

「み、見てるよ(汗)」

「・・・・・(бвб) 」

「だって、にゃんにゃんは何着ても
何つけても可愛いんだから仕方ないじゃんかー」

「もう、大きな声出さないで、恥ずかしいでしょ(汗)」

「あぅ・・・ごめん(汗)」

それから早めのディナーを食べ目的の場所へ

「人いっぱいだね」

「仕方ないよクリスマスイブだもん」

そこにはいかにも恋人同士ですって言うカップルが沢山いて
手を繋いだり肩を組んだり座って寄り添っていたり・・・

もちろん女の子同士や男の子同士で来ている人もいたけど
多分友達だと思う数人で来て騒いでいるから

陽菜と優ちゃんは女の子同士だけど恋人だもん・・・
だって好きになっちゃったんだから仕方ないじゃん

そんな事を思っていたら手が急に暖かくなって
優ちゃんの手に握られてるんだとすぐわかった

「綺麗だね」

そうだよ、今日は二人での初めてのデート
他の人なんて関係ない

「うん、こんなに綺麗だと思わなかった」

「陽菜と二人で見てるからいつもより綺麗なんだと思うんだ」

「え?」

「友達と見るのと好きな人と見るのとでは感じ方が違うもん」

「ゆうちゃん」

「これから二人でたーくさんの物を見て一緒に感動して共感し合おう」

「うん(бвб)」

優ちゃんの方を見ると肩に手を置き
精一杯背伸びをしてチュッとキスをしてきた

「指切りのかわり!アハッ(-∀-`) 」

「バカッ(бвб)」

それから少し歩き回り

「寒くなってきたからそろそろ帰ろうか」

「うん・・・えーとねプレゼント家にあるから
陽菜のお家に来てくれる?」

「夜にお邪魔しちゃってもいいの?」

「うん、パパとママも今日はデートするから
夕飯なしよって言ってたから遅くなると思う」

「仲いいんだね」

「そうかな、普通だよ?」

「うちはお父さんしかいないから・・」

そう言えば優ちゃんが小さいころ離婚したんだった

「行こう!」

これからは陽菜が居るよって言う思いを込めて手を握り
駅へ向かった

学パロ 5

峯岸

「ねえ、クリスマスのプレゼント何がいい?」

「そうだなー去年の手袋汚れちゃったから手袋がいいかな(ΘωΘ) 」

「みーちゃんのはどうでもいいの優ちゃんのプレゼント」

「そんなのわかんないよ」

「お願いそれとなしに欲しい物聞いてみて


「みーちゃんお願い!陽菜の欲しいもの聞きだして」


二人から同じことを頼まれた・・・
あんた達、他に友達いないのか?

結局私には平和な日常は訪れてくれないということですね(泣)



「陽菜はサンタさんに何お願いするの」

「・・・・みーちゃん頭大丈夫?」

「はい?」

「高校生にもなってサンタを信じてるとか笑える(бвб)」

「あんたねぇ・・・まあいいや
欲しいものとかないの?」

「あるよ」

「え、何欲しいの?」

「バーキンのバックでしょ、
プラダの財布にフェラガモのパンプス・・・」

「わかったからもういい・・・」

ダメだこりゃ


「優子って今欲しい物あるの?」

「今?うーん・・・バッシュとか欲しいけど
一番欲しいのは・・」

「欲しいのは?」

「言わない!」

ズコー!!

「な、なんで(汗)」

「ほら、昔からよく言うでしょ
一番欲しいものは口に出したら手に入らないって」

「そんなことわざしらないなー・・・」

「あ、これ大島家だけか(笑)」

「へんなの、それで手に入った事あるの?」

「うん(-∀-`) 一つは手に入ったから
次のお願いは今してる」

「ヒントだけでもちょうだい」

「真実はひとつ!」

「君はコナンか
まあ、ちっちゃい所はかぶってるけど」

「煩いやい(怒)
そう言うみーちゃんは何が欲しいの?」

「私?私は・・・お金持ちで超イケメンの彼氏(ΘωΘ) 」

「あーあ言っちゃったよ
これで絶対に手に入らないよー(笑)」

「夢は見るためにあるんです(怒)」

「欲しい物から夢になっちゃってるじゃん(笑)」

「どうせ優子の欲しい物って陽菜でしょ」

「うぐっ・・・(汗)」

真っ赤な顔をして焦る優子

「え?図星(笑)」

「それ以上言わないで!もらえなくなるから(汗)」

みーちゃんわかっちゃったんだけど陽菜に言ってもいいのかな・・・

「それはそうと陽菜の欲しい物聞き出してくれた?」

「ブランド物だったら何でもいいんじゃないかな」

「それだったらそこら辺の男と変わんないじゃん」

「優子があげる物ならなんでも喜ぶって」

「そうかな・・・陽菜持ち物とかはこだわりありそうだし
気に入らない物は持ってくれそうにないもん」

「もうさ、本人に直接聞くのが一番だって」

「それじゃーサプライズ感ないでしょ」

「あぁーもう(怒)
じゃー私がプレゼント!とか言って自分にリボンつけてあげれば」

まあ、ドン引きされるだろうけどさ(笑)

「・・・それ・・・それいい!それにする
みーちゃんサンキュー(-∀-`) 」

「ちょっ・・・優子・・・」

走って行ってしまった・・・

嘘でしょ・・・
まさか私のせいで別れるなんて事にならないよね(汗)

学パロ 4

峯岸


「なーんだ結局付き合っちゃったのか」

「そうなんだよーねー
大島さんの大きな愛が愛しの姫にやっと伝わったんだよね(´-∀-)」

「みーちゃんにはしゃべんなくていいから」

「こらこら、毎回試合について行ってあげてたのは誰かな」

「無理やりじゃないもん」

「あんたね・・・
明日9時に迎えに来てねー
とか言われたら約束してたっけ?
てなるでしょ」

「暇なんだからいいじゃん」

「私も何かと忙しいんだよ、小嶋さん」

「恋人いないのに?」

「選んでるだけですぅ―」

「へぇー(бвб)」

「な、なによ(汗)」

「まあまあ、これからもうちの小嶋さんと仲良くしてあげてね」

「おーおーもう恋人気取りですか」

「だって、恋人になったんだもんねぇ(´-∀-)」

「ねぇ(бвб)」

そう言って見つめ合ってるお二人さん

「もういいから早く教室戻ったら」

「チャイムが鳴り終わるまで近くにいるのー」

「そんな事したら先生来るよ」

「大島さんの駿足を生かせばなんて事無い(-∀-`) 」

「へいへい、そう言えば一組はこの時間
移動教室じゃなかったっけ」

「あ・・・・・そうだったー(汗)
にゃんにゃんごめんね、少しだけ早く行くね
寂しいだろうけど泣いたらダメだよ」

「お前バカだろう」

「みーちゃんは煩い!
優ちゃん待ってるね」

「だぁー最初のキンで飛び出してくるから待ってて」

「うん・・・バイバイ」

デレデレした優子といつもより少し優しい陽菜

やっと付き合ってくれたよー
もうね、何かあるたびに呼び出されたり電話かかってきたり

私はあんた達の子守じゃないちゅうの


陽菜がデート?した時も
相手とどうやって知り合ったのだとか
どこの誰なんだとか
本人に直接聞けばいいのに夜遅くに電話かかってきて
全然切ってくれないし

陽菜は陽菜で
試合の度にかっこよかったという話から
撮った写真を永遠と送り付けてくる

私もその場にいて優子を見てたって言うのに
いいから見て!なーんてね


やっと私に安らぎが戻って来るのかー・・・

少し寂しい気もするけど
平和な日常が送れるんだー・・・

幸せ(ΘωΘ)

て思っていたのに・・・

学パロ 3

他のみんなは帰っちゃって最後に
足を引きずりながら控室から出てきた優ちゃん

「お疲れ様」

「にゃんにゃん・・・アハッ負けちゃった
私のせいだ・・・」

「違うよ」

「違わない!私が試合に集中出来てなかったせいで
怪我をしてみんなに迷惑をかけちゃったんだ」

「ゆうちゃん・・・・」

「ごめん、今日は送ってあげれないや」

「陽菜が優子を送ってあげる」

「いいよ!」

「ゆう・・ちゃん・・・」

「ごめん・・・・・ねえ・・・」

「ん?」

「あいつと付き合うの」

「あいつ?」

「デートしたんでしょ」

「何で知って・・・」

「プレゼントまでもらって・・・」

「プレゼント?・・・あ、違うよ
あれは忘れ物を持ってきてくれただけで・・」

「私より先にデートとか・・・ハァ・・・もうムリだ
先に帰って」

「何が無理なの?絶対に帰んないし」

「お願い・・・クッ・・・涙見られたくない・・・ッ」

「我慢しないで泣けばいいじゃん陽菜しかいないよ」

「フラれた人の前で泣きたくなんかないよ、分かってよ」

「誰にフラれたの?」

「もう!陽菜に決まってるじゃん」

「陽菜、優子から告白された事無いんだけど」

「告白する前にフラれたんだい(涙)」

「優子って・・・陽菜の事好きなの?」

「好きじゃ無かったら毎日休み時間の度に通ったり
自分の髪は短いのに編み込みの練習なんてしないよ」

「そっかー・・・じゃー陽菜も好きかも」

「へぇ?」

「そうじゃ無かったらせっかくの休日に試合なんて見に行かないし」

「うそ・・・」

「陽菜嘘が嫌いなの知ってるでしょ」

ブンブン首を縦に振る優ちゃん

「何か言う事無い?」

「え、えーと・・・にゃんにゃんが好き」

「知ってる、それで」

「私と付き合って下さい」

「いいよ(бвб) 」

「うぐっ・・・うえぇーん(泣)」

「ちょっとこんな所で泣かないでよ
それに涙見られてもいいの(汗)」

「うれし涙だからいいんだもん」

「変なの(笑)
で、一緒に帰るの、帰らないの」

「帰る!帰るに決まってる!」

「ふふふカバン持ってあげるね」

「いいよ、重いから(汗)」

「今日だけだから」

「アハッ(-∀-`) ありがとう」

その笑顔につい

チュッ!

カバンを受け取るとき軽くキスをしたら
目をこれでもかっていうくらい大きく見開き
後ろに倒れしりもちをつき手で顔を覆ってしまったけど
見えてる耳は真っ赤で・・・

「もうやだ・・・心臓に悪い(汗)」

「嫌だった?ごめんもうしないから・・・」

「だめ!嫌じゃない(汗)むしろもっとしたい!」

今度は必死に訴えてくる

「次はクリスマスね(бвб)」

「デート・・・デートの日だ、わーい(-∀-`) イダッ(汗)」

怪我してるのを忘れて飛び跳ねるのがいけない(笑)

「バーカ(笑)早く帰るよ」

「あ、待ってよー」

慌てて隣に並んできた

「じゃーさ、じゃー付き合ってるんだから抱き付いたりとかしてもいい?」

そう言えば昔はよく抱きついて来てたのに
突然抱き付かなくなったのは何故だろう

なんとなく聞いてみたら

「陽菜が暑い!とか鬱陶しいから離れて!て言ったから・・・」

「・・・・・(бвб) 」

「覚えてないの?」

たぶん本当に暑かったんだと思う
だって優ちゃんやたらと体温高いから
夏は暑苦しいんだもん

「じゃーさ、学校の行き返り手を繋いでもいい?」

あ、これもいつの間にか繋がなくなってたっけ

「なんで繋がなかったの?」

「中学生の時いつもみたいに繋ごうとしたら
放してって言われてその手に鞄を持っちゃったから
嫌なのかと思って・・・」

それはなんとなく覚えてる

その前の日ゲームのし過ぎで右手首が痛くて
ノートも取れないくらいだったから左手で鞄を持っただけなのに

「優ちゃん陽菜の言葉に敏感すぎ」

「だって、嫌われたくなかったから・・うう・・・」

「はい!手、つなご」

「いいの?」

「恋人でしょ」

「ううぅ・・にゃんにゃん好き〜」

「もう、泣いたり拗ねたり喜んだり、忙しいんだから(笑)」

「だってー(泣)」

「そんな優ちゃんが好きなんだけどね」

「あぁぁ!!だから心臓が持たないってぇー(汗)」

「ふふ、止まったら人工呼吸してあげるね(бвб)」

「・・・・・止める!いますぐ止める!」

「バーカ(笑)」

「にゃんにゃーん(-∀-`) 」

抱きついてくる優ちゃんをしっかり抱きしめてあげた
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2024年04月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
アーカイブ
カテゴリー