峯岸

「ねえ、クリスマスのプレゼント何がいい?」

「そうだなー去年の手袋汚れちゃったから手袋がいいかな(ΘωΘ) 」

「みーちゃんのはどうでもいいの優ちゃんのプレゼント」

「そんなのわかんないよ」

「お願いそれとなしに欲しい物聞いてみて


「みーちゃんお願い!陽菜の欲しいもの聞きだして」


二人から同じことを頼まれた・・・
あんた達、他に友達いないのか?

結局私には平和な日常は訪れてくれないということですね(泣)



「陽菜はサンタさんに何お願いするの」

「・・・・みーちゃん頭大丈夫?」

「はい?」

「高校生にもなってサンタを信じてるとか笑える(бвб)」

「あんたねぇ・・・まあいいや
欲しいものとかないの?」

「あるよ」

「え、何欲しいの?」

「バーキンのバックでしょ、
プラダの財布にフェラガモのパンプス・・・」

「わかったからもういい・・・」

ダメだこりゃ


「優子って今欲しい物あるの?」

「今?うーん・・・バッシュとか欲しいけど
一番欲しいのは・・」

「欲しいのは?」

「言わない!」

ズコー!!

「な、なんで(汗)」

「ほら、昔からよく言うでしょ
一番欲しいものは口に出したら手に入らないって」

「そんなことわざしらないなー・・・」

「あ、これ大島家だけか(笑)」

「へんなの、それで手に入った事あるの?」

「うん(-∀-`) 一つは手に入ったから
次のお願いは今してる」

「ヒントだけでもちょうだい」

「真実はひとつ!」

「君はコナンか
まあ、ちっちゃい所はかぶってるけど」

「煩いやい(怒)
そう言うみーちゃんは何が欲しいの?」

「私?私は・・・お金持ちで超イケメンの彼氏(ΘωΘ) 」

「あーあ言っちゃったよ
これで絶対に手に入らないよー(笑)」

「夢は見るためにあるんです(怒)」

「欲しい物から夢になっちゃってるじゃん(笑)」

「どうせ優子の欲しい物って陽菜でしょ」

「うぐっ・・・(汗)」

真っ赤な顔をして焦る優子

「え?図星(笑)」

「それ以上言わないで!もらえなくなるから(汗)」

みーちゃんわかっちゃったんだけど陽菜に言ってもいいのかな・・・

「それはそうと陽菜の欲しい物聞き出してくれた?」

「ブランド物だったら何でもいいんじゃないかな」

「それだったらそこら辺の男と変わんないじゃん」

「優子があげる物ならなんでも喜ぶって」

「そうかな・・・陽菜持ち物とかはこだわりありそうだし
気に入らない物は持ってくれそうにないもん」

「もうさ、本人に直接聞くのが一番だって」

「それじゃーサプライズ感ないでしょ」

「あぁーもう(怒)
じゃー私がプレゼント!とか言って自分にリボンつけてあげれば」

まあ、ドン引きされるだろうけどさ(笑)

「・・・それ・・・それいい!それにする
みーちゃんサンキュー(-∀-`) 」

「ちょっ・・・優子・・・」

走って行ってしまった・・・

嘘でしょ・・・
まさか私のせいで別れるなんて事にならないよね(汗)