可愛い恋人   14

朝5時に目覚ましが鳴り、急いで止めてひと伸びする

横を向くと・・・・・あれ?優ちゃんは

えっ どこ行ったの あせって飛び起きようとしたら
足元に小さなふくらみが・・・・・

そっと布団をめくってみると、もう少しで落ちそうなところに丸まって寝ていた

ビックリした どっかに行っちゃったかと思った

でもよく見たら動物が丸まって寝る姿に似てる
犬?ネコ?ううん大きな目をクリクリさせていつも頬張って食べる姿はリス!
コリスだね

抱き上げて上まで持ってきて寝かせる

さすが子供全然起きない 寝顔も可愛くて頬にチュッとひとつして寝室を後にする

顔を洗って自分の用意をしてからお弁当作り

絵を見ながら作って行く・・・ふーやっと完成

うん、我ながら上手に出来たと思う 優ちゃん喜んでくれるかなー

携帯で写真を撮って、ふたを閉めて・・・これで良し!

わっもう7時半だ 「優ちゃん朝だよー起きてー

朝食を作りながら声をかける、テーブルに並べて寝室に行くと

パジャマを脱いで服を選んでいた

「優ちゃん先にご飯食べよう!服汚したらダメだし」

パンツとシャツのまま椅子に座らせて食べている間に
服を用意して自分も食べる

可愛いリュックにお弁当・水筒・敷物・着替え一枚とタオルを詰める

すごーい、パンパンだ重たくないかな?

服を着せて車に乗せて保育園へ

優ちゃんは何かわかんないけど鼻歌を歌ってご機嫌さん

園についてリュックを背負わすと・・・優ちゃん小さいから

リュックに抱っこされてる感がある

「重くない?」

「らいじょうぶ

部屋に連れて行きかしわげちゃんに預けてスタジオへ向かった

可愛い恋人   13

日曜日は撮影が2時に終わったから3時には迎えに行けた

無認可なので日・祝も見てくれるから助かる

まあ、お金はかかるけどこれぐらいなら全然大丈夫

帰りはそのままショッピングモールに寄った

水筒とかもダッフィでいいのかな?

「優ちゃんどれがいい?クマさんでいい?」

「これ!」(´-∀-)  ん?マリーちゃん!?

「クマさんじゃなくていいの?」

「これにゃんにゃん 」ニコニコしながら陽菜を指さす

にゃんにゃんだから・・・ネコ?

「そっか、陽菜といつも一緒だね 」  「うん

お弁当箱・スプーン・巾着袋全部マリーちゃんで揃えた

食材も買ったし、忘れ物は無いかな・・・

なんか、子供の持ち物とか揃えて行くのって楽しいかも


マンションに帰って食事の準備、優ちゃんは賢くDVDを見て踊ってる

うふふ、可愛い

「優ちゃん出来たよ、TV消してね」 

「ハーイ!」右手を挙げて返事する姿、いつ見てもキュンてする

「わーハンバーグ 」  「優ちゃん好きだもんね

「うん!にゃんにゃん、わけわけちてくだちゃい」

ナイフで切り分けて行くと中からチーズがとろけて出てきた

「ちーじゅだ 」お尻をピョンピョン浮かせて喜んでるし

いちいち喜んでくれるから作り甲斐がある

「はいどうぞ、熱いからフーフーして食べるんだよ」

「うん、いたらきまっちゅ」フォークで刺してちゃんとフーフーしてる

「サラダも食べてね」

「あっ、ここもちーじゅはいってゆ」嬉しそうに食べ始める

あっまた頬張ってるし…しょうがないか、子供だしね

明日は早起きしないといけないから今日は優ちゃんと一緒に寝よっと

幼馴染   6   陽菜



陽菜は秋元家の長女で中学2年生

みんなからはにゃんにゃんて呼ばれてる
犬の方が好きなのに(бвб) 

お隣の麻里ちゃんは本当のお姉さんみたいで
小さいときから可愛がってくれてた

将来本当のお姉さんになるかもしれないんだけどね(笑)

オシャレでセンスのいい麻里ちゃん
一緒にお買い物に行き服を選んでもらうの!

同じ姉妹でもゆきりんは・・・真似したくないかな(笑)

みなみは小さくて青春男子系、その下のちびっこは・・・・

5歳児にして変態丸出しの暴れん坊(汗)

陽菜の苦手なタイプのはずなのに・・・・

いつも「にゃんにゃーん!」て言いながら抱き付いてくる(汗)

その時にさりげなく胸もさわってくるし・・・むう・・・・

でも・・・これが嫌じゃないから困ってる(бвб) 
だって・・・可愛いんだもん(笑)

笑ったときに出る笑窪!キラキラした大きな目
お風呂に一緒に入った時のデレっとした顔
何もかもが可愛く見えちゃう陽菜は危ないお姉さん(笑)

すぐ泣く優ちゃんを泣かすの癖になる陽菜ってS?

ちょっときつく怒ると目をうるうるさせてごめんなさいとすぐ謝ってくるし
怖い話したり真っ暗にすると泣き叫ぶし(笑)

陽菜がちょっと冷たくするとすぐ妹のあっちゃんの所に行く優ちゃん

でも、あっちゃんはみなみの事が好きみたいだから安心(бвб) 

みなみに妬いて欲しくて優ちゃんをわざと甘やかせたり可愛がってるのに

みなみは鈍感で全然気づかない(笑)

この二人を見てると面白い(笑)

弟の佐江はゆきりんが大好きで小さいころから
りんちゃん、りんちゃん煩いし(怒)

優ちゃんは佐江に将来のお兄様!とか言いながらじゃれてるし

佐江は佐江で優ちゃんを弟分みたいにしてるし・・・

毎日騒がしい両家(汗)

陽菜はうっくりしたいのになー・・・・でも楽しい(бвб) 

可愛い恋人   12

保育園の鞄から手帳とお手紙を取り出す

手帳には今日の保育園での出来事や様子が書かれてあって何してたかが
よくわかる、書いてるのはかしわげちゃん

優ちゃん初登園なのにもうみんなと仲良くなったみたいで
活発で走り回ってました。て書いたあった

そりゃ疲れて寝ちゃうよね

最後に水筒を持たせてくださいて書いてある・・・子供用の水筒なんて無いし

今からドンキに走る?・・・でも優ちゃんおいて行けないし・・・・・

こういう時の・・・

「もしもし麻里ちゃん!寝てた?よかった、あのね子供用の水筒余分にないよね
えっあるの それでいいから明日お茶入れて保育園に持ってきてねよろしく!」

よかった珠理奈のお古があったみたい

お手紙を見ると・・・来週の月曜日遠足なんだ

お弁当を持たせてくださいだって・・・

子供のお弁当なんて作ったことないんだけど

急いで携帯で調べると・・・キャラ弁かー、難しそー・・・

あっこれなら出来そう

日曜日に材料を買いに行って、お弁当箱と・・・水筒も新しいのがいいよね

ふー子供を育てるってホント大変だ

可愛い恋人   11

撮影が少し押しちゃってお迎えが7時になっちゃった

「遅くなりました」

6時を過ぎると子供たちは一つの部屋に集められ、
先生も夜勤の先生が来て見てくれる

優ちゃんを探していると「にゃんにゃーん!」猛スピードで突進してくる

「優ちゃんただいま 」何とか受け止めて抱き上げると

「あらん、美人なママさんだわね

えっ!この人保母さんなの どう見ても夜のお姉さんにしか見えないんだけど

「お世話になってます」とりあえず挨拶をすると

「いいわよん、優ちゃん可愛いからいくらでも見ちゃうわ

なんか、危ないんですけど・・・

帰る用意をさせて、お手紙とて手帳と汚れ物と・・・忘れ物は無いかな・・

「優ちゃん先生に挨拶は」

「めーたん、ちゃようなりゃ」

「こら、ちゃんと先生って言わないとダメでしょ」

「あらん、いいのよ、子供たちみんなにめーたんて呼ばせてるんだから
優ちゃんママもめーたんて読んでね

「あっ・・・はい・・・

夜、預けて大丈夫かな

めーたんのせいで遅くなっちゃって帰ったら8時過ぎてた

簡単なご飯にしよう・・・

「優ちゃんパスタでいい?」  「ぱちゅた??」

「スパゲティーだよ」

「優子、みーとちゅぱべちぃーちゅき

確かレトルトのソース買ってあったよね・・・

「すぐ作るからTV見ててね」  「はーい」

あったあった、麺をゆでて、ソースも温めて・・・出来上がり!

「出来たからおいで」

自分の椅子によじ登って一人で座る優ちゃん、身軽だね!

「いたらきまちゅ」

フォークで突き刺すけどなかなかすくえなくて必死に戦ってるのが可愛い

「優ちゃん、フォークをこうやって立ててくるくるすると、ほら集まってきた!」

「わーほんとだーにゃんにゃんちゅごいね

「優ちゃんもやってごらん」うんと頷いて挑戦すると・・・

「優ちゃん上手!」エヘヘと笑って口に持っていき頬張る

「たのちいね 」 「そうだね

今日は少なめに入れたから全部食べれたみたい

「ごちちょうちゃまでちた」 口を拭いてあげて

「じゃーお風呂に入ろうか!」 「はーい 」 んーいい返事

お風呂から上がると10時過ぎちゃ てて、髪の毛を乾かしていると
頭がこくんこくんとしだしたから

「優ちゃんもうちょっとだから寝ないで!」

叫びもむなしく完全に二つ折れに・・・

何とか最後まで乾かしてベットに運ぶ・・・今日は小さい電気を点けておいた
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