一話へJUMP

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お姉ちゃんの親友   13

優子

朝からあちこち連れまわされて

着た事のない服を着てコンタクト付けて髪もかえて・・・

これ誰?私だけど初めて見た自分(汗)

もうこれ以上変わるところが無いのに
まだどこかへ行くという小嶋さん

車の助手席からきょろきょろあたりを見ていると

「あれ?ここ・・・」

「はい!降りて最後の仕上げ(бвб)」

手を引かれてエレベーターに乗り込む

「あのー・・・(汗)」

「声を出さずについて来てね(бвб)」

「はい・・・」

フロアーに降りてドアを開ける小嶋さんの後ろからついて行く

「お疲れ様でーす!あれ?その子どうしたんですか
新しいモデルさん?」

「違うよー、陽菜の彼女なの(бвб)♪」

えっ!?モデルさんみたいな彼女?
いつの間について来てたの?

後ろを振り向くけど・・・ドアしかない(汗)

横のドアが開いて誰か出てきたけど小嶋さんに隠れていて見えない

「ニャロまた新しい彼女出来たの(*`ω´)」

お姉ちゃんの声がしてそっちの方を覗くと目があった

怪訝そうに見るからニコッて笑いかけると

持っていた荷物を全部下に落として

「ゆっ・・・・ぴー?」

「アハッ(´-∀-)お姉ちゃん見て凄いでしょ
全部小嶋さんがコーディネートしてくれたんだよ!」

「えぇー篠田さんの妹さんなんですか!?
さすが姉妹可愛いですね」

可愛い?私が?うれしい(´-∀-)

「なっなんで(汗)まさか彼女ってゆっぴーじゃないよね(汗)」

「お姉ちゃん何言って・・・「そうだよ(бвб)」

「「はあ!?」」

「さすが姉妹息ぴったり(笑)」

「あんた達いつの間に(怒)」

「ちょっと待ってよ(汗)私付き合ってないよ」

「むぅ・・・陽菜の事嫌いなの」

「嫌いじゃないですけど・・・・(汗)」

「じゃー決まりそう言う事だからね麻里ちゃん(бвб)」

「いや、そう言う事って・・・
ニャロ、会ってからまだ二日じゃなかったけ?」

「陽菜はずーと優ちゃんの話聞いてたから
初めての気がしなかったし好きなんだから仕方ないじゃん
優ちゃん行こう!デート行ってきまーす(бвб)
麻里ちゃんバイバーイ!」

ギャーギャー叫んでるお姉ちゃんを無視して
またエレベーターに乗り込む

「今日からよろしくね優ちゃん♪」

「あっ!こちらこそよろしくお願いします」

私に初めての恋人が出来ました!
それはとても綺麗な女の人でお姉ちゃんの親友

・・・・・これでいいのかな(´-∀-)

「いいわけないだろー(怒)」(*`ω´)


おしまい


http://mblg.tv/puna/category/13/?p=3

お姉ちゃんの親友   12

陽菜

ふあー良く寝た(бвб) ・・・あれ?ここ何処・・・
あっ!麻里子の所に泊まったんだった

なんかいい匂いしてきたかも

リビングに行くと

「あっ(汗)おはようございます、もうすぐご飯出来るので
座っててください」

言われた通り座って待ちながら

「いつも優ちゃんが作ってるの?」

「いつもはお姉ちゃんが作ってくれてます
休みの日は私が作るようにしてるんですけどね」

「ふーん偉いね」

「お姉ちゃんは働いてるから休みの日ぐらいは
ゆっくりしてもらいたいし・・・
簡単なものしかないですよ」

「十分!いただきまーす(бвб) 」

「食べ終わって用意が出来たら行くからね」

「私、朝は髪の毛とか時間かかっちゃうので
すぐには・・・・(汗)」

「髪は一つにまとめとけばいいから」

「でも・・・(汗)」

「車だし大丈夫!」

二人で車に乗り込みいつもの場所へ

「ここ入るんですか?高そうですけど(汗)」

「陽菜の行きつけのお店だから大丈夫だよ(бвб) 」

まずストレートにしてボブにしてもらう
ほらー全然違うじゃん(笑)

眼鏡を取ってるからはっきり見えないみたいで
そのまま手を引いて次のお店に行く

コンタクトを合せてもらいそのままつけて歩き出すと

「うわー見え方が全然違う!(´-∀-)」

「はい次!」

「えっ!?まだ行くんですか」

「当たり前、麻里ちゃんより可愛くしてあげるからね」

ここも陽菜の行きつけのお店

鏡のない場所に座らせて次々に服を合わしていく

初めてだからナチュラルっぽい服のほうがいいよね

「出来た!うん、我ながら自信作(бвб) 」

「わぁー凄く可愛いですね♪」

店員さんの声にキョロキョロする優ちゃん

「優ちゃんの事だよ(бвб) 」

「えっ?私ですか?うそだー(汗)」

「じゃーこっち来て鏡を見てごらん」

「・・・・・これ・・・誰ですか?マジックミラー?」

「優ちゃんじゃん(笑)」

メイクもナチュラルにしてあげる

「信じられない(驚)整形もしてないのに・・・嘘みたい(汗)」

自分の姿にボート見とれている(笑)

「さ!行くよ(бвб) 」

「もう、触るところないですよ(汗)」

最後の仕上げをしに行かなきゃね!

お姉ちゃんの親友   11

「あー気持ちよかった(бвб)優ちゃんも入ってくれば」

また、優ちゃんて言われた・・・
凄い甘い声で優ちゃんて言われるのドキドキする

「どうしたの、顔赤いよ?」

「うえっ(汗)おっ、お風呂入ってきます」

全身洗い終わって湯船につかっていると
今日の公園での出来事が頭をよぎった

小嶋さんがいてくれて本当に良かった、それに今も・・・

小嶋さん綺麗だよねー、麻里姉も綺麗だけど違う美人さん

色っぽいのに話すと可愛いって言うか・・・ネコみたい?

モテるんだろうなー、彼氏さんとかいるのかなー・・・
いないわけないか(笑)

でもさ、会社でみんな仕事してるのに
小嶋さんだけゆっくりしてていいのかな?

そう言えば部屋着みたいなの着てたからもう行かないのかな?

でも、さっきのお風呂上りの濡れた髪とか
やばかったかも、女の私でもドキドキしたもん(汗)
男の人なんていちころだよね(笑)

泊まるんだったら麻里ちゃんの部屋で寝るのかな
他にお布団なかったと思うんだけど

いろいろ考えてたら

「ちょっとーいつまで入ってるの、のぼせるよ(бвб)」

「あっ、はい、もう出ます」

誰の家なのかわかんないね(笑)

リビングに行くと紅茶を入れて飲んでいて

「これが陽菜のカップだから覚えといて」

「はい・・・・」

これからも来るってこと?

「髪の毛乾かしてあげるからここに座って」

「いっ、いいです、自分でやります(汗)」

「いいからは・や・く(怒)」

慌ててソファーの下に座るとドライヤーをあてながら

「髪、ストレートにすればいいのに」

「でも、お姉ちゃんが私にはこれがよく似合うって言うから・・・」

「・・・コンタクトにすれば?」

「お姉ちゃんが眼鏡の方が可愛いって言ってくれるから・・・」

「何でも麻里子の言いなりなんだね」

「言いなりじゃないけど・・お姉ちゃんの方が
ファッションとか美に関して凄いから
教えてもらってるだけだもん(怒)」

麻里子お姉ちゃんをバカにされてるみたいで
イラッとして言い返しちゃった

「陽菜ならもっと可愛くしてあげられるよ」

「えっ!?」

「明日一日で変身させてあげる(бвб)」

そう言い終わると

「はい、出来た、じゃー明日ね、おやすみ(бвб)」

お姉ちゃんの部屋に入って行った

お姉ちゃんの親友   10

麻里子

(着替え取りに行って来てあげる(бвб))

ニャロからのメールに慌てて電話をかけるも繋がらず

無視ですかニャロさん・・・

取りに行ってくれたことなんてあったっけ?

一緒に住んでた時でさえ篠田がニャロの分も取りに行ってたよね

取りに行くだけだから大丈夫か!

なーんて思ってた篠田が甘かった

会社に戻って来て

「はい、麻里ちゃんの着替えね(бвб)」

「ありがとう・・・ニャロのは?」

「陽菜いらないし、じゃーね」

「ちょっと、じゃーね、じゃないでしょ(汗)
朝までに服を全部仕上げなきゃいけないんだから
今日はみんなで徹夜だって言ったよね(怒)」

「それ陽菜の担当じゃないやつだし
今急いでるから、もういいかな?
じゃーみんな頑張ってね(бвб)」

あっという間に出て行くニャロ・・・・・

あの子こんなに素早かったっけ??

それに、担当じゃなくても服を作るのが仕事なんじゃなかったっけ?

はあ・・・自由な性格が羨ましいよ・・・

ポカンとしている他のスタッフに

「さあ、頑張って明日の朝までに仕上げるよ
みんなよろしくね!」

「はい!」

気合を入れなおして仕事に取り掛かった

でも、どこに行くんだろう・・・・まさか・・・ねぇ(笑)

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