どうしよう・・・キスしてしまった

知らないお姉さんに好きだって告白されて
いきなりキスされたら誰だって引くよね?


今は顔を合わせられないからどこかへ行きたいんだけど
携帯も持ち歩いてるバックも寝室に置いてきてしまったから
優子が寝たら取りに行ってどこかで時間をつぶして会社へ行こう

あ、でも明日も休みとってたんだった・・・

まあ、無断出席?ならいいよね(笑)


「にゃんにゃん・・・」


優子が探してるけど出ていかない


「にゃんにゃん・・・・にゃんにゃんどこ?
怒ってないから出てきて・・・にゃんにゃん?」


怒ってる怒ってないの問題じゃなくて
これ以上嘘をつくのがつらいし
止まらなくなってしまいそうな自分が怖い


「にゃんにゃん・・・ここにもいないか」



パタン


ふぅ・・・出ていった


きぃぃい


「みーつけた(-∀-`)」

「どうして(汗)」

「昔よく押し入れに隠れてたでしょ」

「優子・・・・記憶が戻ったの?」

「出てきて」


手を差し出されそれをつかむとリビングへ連れていかれた


「夜だからコーヒーよりお水がいい?」

「カフェオレ」

「アハッ了解」



友達といるときに笑っていた優子の笑い方だ

優子の姿を見つけると隠れてその場からいなくなるまで
ずっと見つめていた思い出

・・・・陽菜ストーカーじゃん(笑)


「はいどうぞ(-∀-`) 」

「ありがとう(бвб)・・・じゃなくて記憶!」

「にゃんにゃんは私のことが好きなんだよね?」

「う、うん・・・」

「だったら私が何を話しても怒らない?」

「たぶん・・・・」

「落ち着いて聞いてね・・・実は」



それからゆっくりと話し始めた