一話へJUMP

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約束 エピローグ

一年後


「CD発売おめでとう」

「アハッ(-∀-`) ありがとう♪」

「これで夢が叶った?」

「まだだよ」

「まだなの?て言うかなんで正装してるの?」

「夢を叶えるため!」

「意味わかんない」

「ついて来て」

連れてこられた場所は小さなホール

中に入ると真ん中に椅子が一脚だけ置かれていた

「そこに座って」

言われるままに座ると

「今から大島優子リサイタルを開催します(-∀-`) 」

リサイタル?陽菜だけしかいないのに?

「・・・・・もしかして優ちゃんの夢って・・・」

”にゃんにゃんの為だけのリサイタル開くね”

昔の言葉が頭に浮かぶ

「陽菜の為だけのリサイタルを開く事だったの?」

「覚えていてくれたんだね、嬉しい(-∀-`) 」

CD出せたら陽菜の為だけのリサイタルを開く
て言う約束を守るためにずっと頑張って来たんだと優ちゃんは言ってくれた

そして優ちゃんの好きだと言う曲とCDに入った優ちゃんの
独奏曲を弾いて聴かせてくれた

終わるころには陽菜の顔は涙でぐちゃぐちゃになってた

力いっぱい拍手をしていると近づいてきて
頭を撫でた後涙をぬぐってくれる

自分だって泣いてるくせに

「夢が全部叶っちゃったし約束もはたしたから
新しい約束してもいいかな?」

「どんな約束?」

「私が死ぬまで絶対に陽菜を離さない」

「優ちゃん?」

「だからこれからもずっと一緒に居て下さい」

「っう・・・・(涙)」

「返事は?」

「絶対に離さないでね、約束だよ」

「アハッ、約束!」



おしまい


http://mblg.tv/puna/category/36/?p=3
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約束 12

好きな者同士が愛し合うって
こんなに気持ちのいいものだったなんて知らなかった

今までのSEXてなんだったんだろう・・・(汗)

優ちゃんの肩に頭を寄せ余韻に浸りながら

「叶えたかった夢ってなに?」

「もう一度追いかけてみるから
叶ったら教えてあげる」

「ドイツに戻っちゃうの?」

「うん、向うにいないと叶わないから」

「そっか・・・・」

また離れ離れになっちゃうんだ・・・

今度は連絡途切れないように住所とかもちゃんと聞いとかなきゃ

「一緒に来てくれないかな」

「え?」

「もう離れ離れになりたくないんだ
だから、一緒にドイツへ来てください!」

「陽菜ドイツ語・・・ううん英語もちゃんと出来ないよ?」

「大丈夫、私がずっとそばに居るから」

「それに仕事も出来ないよ」

「私が稼ぐからここでの生活のように私の世話をして?」

「ホームシックになっちゃうかも(汗)」

「その度に日本へ遊びに戻ってくればいいから」

「陽菜でいいの?」

「陽菜がいい(-∀-`) 」

「行く!優ちゃんの行くところどこでもついて行く!」

「ありがとう陽菜、もう絶対に離さないから」

「陽菜だって離れてあげないんだから(笑)」

「アハッ(-∀-`) 好き」

「ふふふ、愛してるよ優ちゃん・・・キャッ(汗)」

「ごめん我慢できないや」

一度我慢しなくなると
我慢できなくなっちゃったみたいで
気が付くと優ちゃんお顔が上に・・・

「今までの分いっぱい愛してね(бвб) 」

「そんな事言ったら何日も寝れないよ(笑)」

「そ、それは困るから今日の分だけでお願いします(汗)」

「仕方ないなぁー・・・アハハハ」

「・・・・ふふふ」


微笑みながら完全には消えない右目の傷に触れると目を閉じたから
そっと引き寄せ瞼にキスをした

約束 11

好きだと言われてからキスはたまにしていたけど
それ以上は何も起きない

たまに甘えるように肩にもたれ掛ってきたり
膝に寝ころんでくるから膝枕をしてあげたりする程度

女の子同士ってしないの?

大学時代付き合っていた彼とは卒業を機に
あまり会えなくなって自然消滅

好きだと思ってたけど追いかけるほどでも無かったから
そんなに好きじゃなかったのかな?

でも優ちゃんは違う

縁日の時、居なくなっていた事に心臓が止まるかと思ったし
目が見えるようになってヘルパーの仕事が必要なくなっていても
こうやって毎日会いに来てるから・・・・

完治してドイツに帰っちゃったらどうしよう・・・
自然消滅なんてヤダ!

お金を貯めて休みを取って毎月会いに行きたい
こんなふうに思えるのは優ちゃんだけ

だから陽菜、勉強したの

女の子同士がどうやって愛し合うのかを

陽菜は優ちゃんにもっと触れたい・・・
抱きたい抱かれたいって思うけど
優ちゃんはどうなんだろうか・・・
好きだけど抱き合うのは嫌なのかな?

だから思い切って聞いてみた

そしたらずっと抱きたかったって言ってくれて
二人共同じ気持ちだったんだって・・

あ、でも優ちゃんの方がずっと前から思っててくれたんだよね
それなのの気づかなかった陽菜は男の人と・・・

ごめんねという気持ちを込めて自分で服を脱ぎ優ちゃんの目の前に立った

「優ちゃん」

陽菜を見た優ちゃんは目を大きくさせ驚いたかをを一瞬だけみせたけど
すぐその大きな瞳からは涙が溢れてきて

「にゃんにゃんありがとう(涙)」

そう言うと抱きしめられた

「ベットへ行こう」

コクンと頷くと陽菜の手を引き
片手で涙をぬぐいながら先を歩く優ちゃん

ベットの縁に着くと陽菜の方を向き

「本当にいいの?」

眉毛をハの字に下げ自信なさげに聞いてくる

そうこの眉毛・・・よくこの眉毛になってたよね

陽菜の恋バナを聞きながらこの眉毛をして微笑んでたっけ・・・

「にゃん・・にゃん?」

「フフフ、どんどん下がっていくね」

「へぇッ?」

眉毛を指でなぞりながら

「優ちゃんも脱いで」

「あっ・・・うん・・」

後ろを向いて脱ごうとするから反対側に回り込んで覗くと

真っ赤な顔をして「もう(汗)」と慌てる優ちゃんが可愛くて
頬にキスをするとさらに赤くなった(笑)

でも、脱ぎ終わると陽菜の肩を持ちベットに倒され
覆いかぶさってくる優ちゃん

陽菜の頬を撫でながら

「ずっとこうなる事を夢見てた
ずっと陽菜で妄想してた」

「他の人ととは?」

「向こうで付き合ってみたけど長く続かなかった」

「なんで?」

「妄想の中の陽菜と比べちゃってたから」

「本物を見て幻滅した?」

「ううん・・・想像より凄くて興奮してる(笑)」

「ごめんね、陽菜忘れちゃってて・・・」

「いいんだ、今こうやって触れる事が出来てるんだから」

「これで夢がかなう?」

「かなえたい夢の方は努力すれば叶えられるって思ってたけど
今のこの夢の方は絶対に叶わない夢だと思ってたから
なんか起きたら夢でしたってなりそうで怖いんだ(汗)」

「大丈夫だよ、温かいでしょ?」

「うん、それにスベスベでモチモチ(-∀-`) 」

「変態さんだ(笑)
先に叶っちゃうね(бвб) 」

「っ・・うん、陽菜のおかげだよ本当にありがとう(涙)」

「もう!泣かないの(怒)お預けにするよ(笑)」

「だめ!(汗)」

必死に首を横に振るから腕を首に回しひきつけてキスをした

約束 10

優子

親に反対されても続けていたヴァイオリン
ただ一人応援してくれていたのがにゃんにゃんだった

目が見えなくなった今
闇から救い出してくれるのもにゃんにゃん、君なんだね

君のおかげで諦めかけていた夢をまた見たくなったよ









「ゆっくり目を開けて下さい
どうです、何か見えますか?」

白衣・・・の先生が見えるけど
肩に置かれた手の方を見ると

「女神が見えます」

「っ・・・優ちゃん・・・良かったね」

そこには昔よりも綺麗になった陽菜が居た

「外に出る時はサングラスをかけ
まだ、直接強い光を見ないでください」

「わかりました」







数日後

「もう傷は痛まない?」

「うん、通院もこれからは一週間に一度でいいって言われた」

「だからって無茶しないでよ」

「しないよ、それより陽菜の方が大変でしょ
仕事終わってから毎日通ってこなくてもいいよ」

「来たらダメなの?」

「だめじゃないけど、もう自分で何でもできるから
ヘルパーさん雇えないし・・・」

「怪我も気になるけど陽菜は優ちゃんに会いたいから来てる」

「っ・・・」

「傷もほとんど目立たなくしてもらえてよかったね」

私の傷跡を至近距離で見てくる

「恥ずかしいし近いから(汗)」

「あ、ごめん(汗)」

そう言いながらもじっと見て触れてくる陽菜

「もう、何してんの(汗)」

「フフフ赤くなるから可愛いなーて(бвб) 」

「くっ・・・にゃんにゃんの方が可愛いから(汗)
あ、可愛いというより綺麗か(-∀-`) 」

「フフ有難う」

ニコッと微笑む女神

「・・・・・・・」

「なーに?」

「綺麗になって行く陽菜を近くで見ていたかったなーて(-∀-`) 」

「高校の時からあんまり変わってないよ」

「そんな事・・・んっ・・・」

陽菜の方から唇を押し付けてくる

「プハッ(汗)」

「優ちゃんは陽菜の事抱きたいと思う?」

「ふえ!?な、何言ってんの(汗)」

思うけど・・
ずっと思ってたけどそれを抑えようと必死になってるのに(汗)

「いいよ(бвб) 」

「へぇ?」

「今よりもっともっと優ちゃんに近づきたいから」

「意味分かってんの?ハグとかじゃないんだよ(怒)」

「それぐらいわかってる、初めてじゃ無いし・・
あ、女の子とは初めてだけど」

そうだよね25歳なんだしこんなに可愛いんだから当たり前だよね

「彼氏はいいの?」

「今付き合ってる人いないよ
二股なんてしないし(怒)」

「ご、ごめん・・・本当にいいの?」

「嫌ならもういい」

「うわっ!嫌じゃない!抱きたいめっちゃ抱きたい(汗)」

「プッ・・・そんなに必死にならなくても(笑)」

「必死にもなるよずっと触れたかったんだから
それなのに人の気も知らずいつも後ろから抱き付いて来るし
学生の頃抑えるのどれだけ必死だったか(汗)」

「そんなの知らないもん」

「こんな事絶対に無いっておもってたから・・・(涙)」

顔を見ていられなくて下を向く



「優ちゃん」

呼ぶ声にゆっくり顔をあげると

夢でしか見たことが無かった真っ白で綺麗な肌をした
裸のにゃんにゃんが目の前に立っていた
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