わんわん警察 Y-4

今日もにゃんにゃんとお仕事ぜ(-∀-`)

ワンワン(絶好調♪)

「探せ(бвб)」

にゃんにゃんの命令で荷物の上をクンクン匂いながら危ない粉を探して・・・

クンクン・・・・・・クンクン・・・

「こらどこ匂ってるの(怒)」

クゥーン・・・

(にゃんにゃんの匂いがきつ過ぎて集中できない(汗))

どうしよう、匂いが混ざる・・・・仕方ない

にゃんにゃんと対角にいる麻里子の近くへ行き
荷物の匂いを嗅いでいると

ん?この匂いは・・・・(キリ)

ワンワンワン!ワンワン!
(この荷物匂うぜ、絶対入ってるぜ)

「ゆっぴーこれが怪しいのか?」

わん!(-∀-`)

荷物をおろし調べる麻里子

「優ちゃん・・・」

ワゥン?

元気のない声で俺を呼ぶにゃんにゃんの方へ振り返ると
肩を落とし悲しそうな目で俺を見ていた

し、しまった(汗)にゃんにゃんの手柄を麻里子なんかに・・・

「ゆっぴー偉いぞ(*`ω´)」

俺の頭をワシャワシャ撫でまわし顔を手で挟んでぐるぐるする
麻里子を振り切り
にゃんにゃんの方へ行こうとしたら

わうん?(い、いない・・・どこへ行った(汗))

どうする(汗)にゃんにゃん・・・・・・・そうだ!
今日は匂いがいつもより濃いから

クンクン・・クンクン・・・

匂いを追い外へ出ようとしたら

「こら、どこ行くの仕事まだ終わってないよ(*`ω´)」

ギャフ・・・(グエ)

首輪を引っ張られ連れ戻された

キュイン・・・キュゥン・・・
(ムリにゃんにゃんいないのに仕事ムリ〜(泣))

「ほら次の荷物来るから早く台に乗って」

キャインキャイン(汗)(ヤダヤダ、にゃんにゃんのとこへ行く(涙))

引っ張られるも後ずさりしてごねてたら

「麻里ちゃんナプキンもってない、まだ早いのに来ちゃった」

(にゃ、にゃんにゃん♪)

「あるよ取ってくるからゆっぴーに仕事させて
急に拗ねだして仕事放棄しだすから困ってたんだ」

「優ちゃんGO!」

ワン!!

敬礼!は出来ないからピシッとお座りをしてから台に上がり
仕事再開

なんだトイレに行ってたのか(-∀-`)

「お、まじめにやってんじゃん、ほいどうぞ」

「ありがとう、優ちゃんちゃんとお仕事してるんだよ」

ワッフ(-∀-`)
(任せてにゃんにゃんが帰って来るまで麻里子には教えないからね)

頑張った向こうには 15

今日から恋人?何この展開、どういう事?

私の事嫌ってたんじゃなかったんだ・・・

嫌いじゃないけど今までお姉ちゃんとしてしか見てこなかったから
いきなり言われても・・・どうしよう(汗)

それにお母さんになんて言えばいいの?
だって私に姉妹を作ってあげたかったと言って
凄く喜んでたのに悲しませちゃうかも・・・

まさかお母さんたちの前でキスとかしないよね・・・
さっきみたいに話してたら仲のいい姉妹に見えるよね?

そうだ、きっと恋人みたいに仲良くしようねって意味だよね
うん、そうに違いない

私が薬を飲むのを見届けると

「リビングでテレビを見たいならソファーで横になって見るんだよ」

「うん」

「勤務終わったらすぐに帰って来るからね」

え?帰ってきてくれるんだ・・・嬉しいかも

「うん(-∀-`) 」

私の頬を撫でる少し冷たい手
撫でられるの好きだな・・・

「誰か来ても知らない人の時は出ちゃダメだよ」

「もう子供じゃないんだからそれくらいわかるよ(笑)」

「行ってくるね」そう言って部屋から出て行った


こうやって話してるのも夢みたいだなぁー(-∀-`)

熱があるからかまた眠くなってきた
もしかしたら薬かな?

おね・・・にゃんにゃんが撫でてくれた頬を
自分の手で触れながら目を閉じた



どれくらい寝ていたんだろうか
いい匂いが微かにしてきて目が覚めた

にゃんにゃん帰って来たのかな?
でも料理できないはずだから何か買って帰ってきて
温めてくれてるのかな?

トイレに行きたかったし布団から出て階段を下りトイレへ

お腹すいたなー

薬が効いてきてるのか少し楽になった

そのままキッチンへ行くと

「・・・・だ、だれ!?」

にゃんにゃんより少し背が高くてショートカットの人が
キッチンに立っていた

どうしよう、知らない人中へ入れちゃった(汗)

あれ?でも私鍵開けてないや
もしかしてにゃんにゃん鍵閉めないで言ったとか?
でも、泥棒だったら何でご飯作ってるの?

「起きたの?お腹すいた?」

「だ、誰ですか(汗)」

「怖がらなくてもいいよ、にゃろ、あ、陽菜の親友で
内科医の篠田麻里子です、麻里ちゃんて呼んでね(*`ω´) 」

「にゃんにゃんのお友達?」

「アハハハそう、にゃんにゃんのお友達(笑)
にゃろ急患が入っちゃって遅くなるから
お願い麻里ちゃん!麻里ちゃんにしか頼めないの(бвб) 
て頭下げて頼み込むからさ
親友の頼み聞かないわけにはいかないでしょ(*`ω´) 」

そっか、にゃんにゃんの親友なら大丈夫だよね
だから鍵持ってたんだ、良かった(´-∀-)

「もうすぐご飯出来るからそこに座ってて」

「はい(-∀-`) 」

テーブルの上に次々に並べられる料理

「凄い!これ篠田さんが作ったんですか?」

「麻里ちゃんね」

「あ・・・まり・・ちゃん(汗)」

「篠田料理得意なんだよね♪」

「うっ・・美味しい(´-∀-)」

「でしょ!自信作ばかりだから沢山食べてね(*`ω´)」

「あのう・・・(汗)」

「ん(*`ω´) 」

「そんなに近寄られると食べにくいんですが(汗)」

「食べさせてあげようか(*`ω´) 」

「け、結構です(汗)」

「アハハゆっぴーは可愛いね(*`ω´) 」

「ゆっぴー?」

「優子ちゃんだからゆっぴーね(*`ω´) 」

「はあ・・・・」

何故か隣の席に座り椅子を寄せ引っ付いてくる篠田さん

でも面白くて話しやすいかも

「篠田さんは『麻里ちゃん!』」

「・・・麻里ちゃんはにゃんにゃんと病院で知り合ったんですか?」

「ニャロが学生の頃から勉強見てあげてた」

「へぇー・・・そんな前から・・・」

「ん何か知りたい事でもあるの?」

「えーと・・・にゃんにゃん美人だし彼氏とかいるのかなって(汗)」

「そりゃーあの美貌とスタイルだよ
言い寄って来る男は数知れずだったなー
まあ、篠田もだけど(*`ω´) 」

やっぱり・・・・モテるのになんで私なんか・・・
やっぱりからかわれてるだけなのかな(汗)

「でもにゃろは篠田と付き合ってたからね(*`ω´) 」

「篠田と・・・・しの・・えぇぇぇ!!?」

「あれ?ゆっぴーて偏見持つタイプ?」

「ち、違いますけどしの・・麻里ちゃんとにゃんにゃんが・・・」

絶対勝ち目ないじゃん、こんなちんちくりんと篠田さんとじゃ
月とスッポンだもん・・・あれ?勝ち目ないってどういう事?

「ゆっぴーて可愛いよね(*`ω´) 」

「え?」

「小さい上に童顔だし中学生みたいなのに胸は結構あるし」

「そ、そんな事(汗)」

胸って・・・いつ見たんだろう
パジャマダブついてるからわかんないはずなのに

「篠田の事どう思う?」

「どうって・・・にゃんにゃんのお友達?」

「違う!ファーストインスピレーション」

「えーと、美人さんで背が高くてモデルみたい
なのに料理も出来て凄いと思います(´-∀-)」

「うんうん、つかみはOKってとこかな(*`ω´) 」

「え?」

「にゃろ料理できないもんね(笑)」

「それは・・・お手伝いさんがずっといたから仕方なくて(汗)」

「わかってるって、じゃーさ篠田と付き合ってみない?」

「付き合う?・・・だれが?」

「ゆっぴーに決まってるでしょ(笑)」

「えぇぇぇ!!?」

今日は驚いてばかりだ(汗)

「驚いた顔も可愛いよゆっぴー(*`ω´) 」

「でも篠田さん『麻里ちゃんね』
麻里ちゃんはにゃんにゃんと付き合ってるんじゃ」

「ん〜ん・・なんだろう、趣味とか気は合うんだけどね
なんとなく違うなって思って別れたんだ
だから今はフリー(*`ω´) 」

よかった、にゃんにゃんとは別れてるんだ(-∀-`) ・・・・・

だぁー(汗)良かったって何?

「ね、ゆっぴーいいでしょ」

そう言うと肩に手を回され引き寄せられ顔が近づいてきた

どうしようこのままだったら麻里ちゃんとキス・・(汗)

誰か―助けてぇー(汗)

頑張った向こうには 14

陽菜

爆発したのを取り出し
優子に言われた通りお皿に移しラップをかけて温める

「なんだ、簡単じゃん(бвб) 」

出来上がってお皿を取り出したレンジの中は・・・
見なかったことにしよーと

「えーと・・・スプーンはどこだろう・・・」

はぁ、こんな事なら少し位は手伝っとけばよかった

でも陽菜ついてる!二番目に開けた引き出しに入ってたの(бвб) 

お盆にお皿とスプーンを乗せて部屋へ持って行くと
ローテーブルの前にちょこんと座って待ってる優子がなんか・・・

子犬みたいに見えてまた胸がキュンとした

テーブルの上にお盆を置き

「これ食べてこの薬飲んだらまた寝てるんだよ」

「うん、いただきます♪・・・うわー美味しい(´-∀-)」

「温めただけなんだけど・・・」

「それでも、お姉ちゃんが作ってくれたから美味しい」

なんなのこの可愛い生き物・・・

今すぐ抱きしめてキスしたい

「私ね、お母さんが働いてたから交代でご飯作ってたし
病気になってても仕事休めないから
自分で作らなきゃいけなかったんだ・・・
だからね、しんどい時にそばに居てくれて
こうやってご飯作ってくれたのが凄く嬉しいんだ
お姉ちゃんありがとう(-∀-`) 」

「・・・・・・またぁー」

「アハッごめんね、私泣き虫だね」

「そんな事ないよ」

自然と手が出て頭を撫でてる

「子供に戻った気分だな
私ね子供の頃からお姉ちゃんがずっと欲しかったんだ
だからね、お姉ちゃんが出来るって聞いた時凄く嬉しかった
こんな私ですけどこれから宜しくね
陽菜お姉ちゃんアハッ」

「っ・・・・」

「え?」

気が付いた時には抱きしめていた

「おねえ・・・ちゃん?」

「お姉ちゃんになりたくない」

「あう・・・ごめんなさい(汗)
そうだよね、私一人で舞い上がっちゃってごめ『違うの!』

「へぇっ?」

ママごめんなさい、陽菜が我慢するなんて無理だったみたい

両頬をそっと手で挟みキスをすると固まる優子

「姉妹だとこんな事できないでしょ」

「えっ・・あっ・・えーと・・・え?」

わけがわからないという顔をする優子に

「陽菜の事嫌い?」

小刻みに首を横に振る

「じゃー今から恋人ね(бвб) 」

「こいび・・・・えぇぇ!!?」

「むぅ、嫌なの(怒)」

「い、嫌じゃないけど、て違う(汗)・・(妹じゃないの?)
お姉ちゃん私の事嫌ってたんじゃ(汗)」


小さい声で呟いたのは聞こえなかったことにしとく


「嫌いって言った事無い」

「そうだけど・・・だってお弁当食べてくれなかったし
病院へは二度と来るな!て言われたし、んっ・・・」

煩いからまた口を塞いであげたら
今度はちゃんと目を閉じて腕を背中に回してきたから
大人のキスをしてあげた

チュッ・・はぁ・・チュッ・・・

「んんっ・・はぁはぁ・・チュッウ・・・」

「・・・・キスしたことないの?」

「はぁはぁはぁ・・あるけど・・・こんな激しいのないもん」

「・・・・あるんだ(怒)」

「そりゃーもう18歳だよ」

「じゃーsexもしたんだ」

「それは・・・言いたくない(汗)」

「フフフまだなんだ(бвб)」

「別にいいでしょ(汗)」

「もしかして・・・今付き合ってる人いるの」

いても奪うけど

「大学受験があるからってフラれた」

「最低(怒)そんな男にあげなくてよかったじゃん」

「お姉ちゃんこそ彼氏とかいるんじゃないの?」

「お姉ちゃん禁止!」

「へっ?」

「だから!今からお姉ちゃん呼び禁止」

「え、なんて呼べばいいの?」

「陽菜(бвб)」

「無理だよ(汗)」

「恋人なんだからは・る・な!」

「・・・そうだ!にゃんにゃんはどう?」

「なんでにゃんにゃんなの(怒)」

「看護師さん達がそう言ってたから(汗)」

あいつらー・・・・まあいいけど

「それでいいや・・・
早く治るようにしっかり薬飲んでおとなしく寝てるんだよ」

そして・・・ママ達が返ってくる前にバージン貰う


陽菜頑張ります!!



ママ達がカジノでバカ当たりしてなかなか帰って来ませんように!


頑張った向こうには 13

あのキスはなんだったんだろうか・・・・

もしかして唇じゃなくて指とか?

ううん、あんなまじかで見たんだから見間違えるはずが無いし

「キスの時は!」なんて言わないよね

熱があるせいか全然頭が回んない
体もだるいし、でもさっきの事が頭を巡り寝る事が出来ないでいると
車の音がして玄関が開く音がしたから帰って来たんだと分かった

でもなかなか上がってこなくて耳をすましていたら
結構大きな音がして慌てて下に降りると

「何これぇーありえないんだけど(怒)」

キッチンの方でお姉ちゃんの声がしたから行ってみる

「どうしたの?」

「わ、優子は来ちゃダメ(汗)」

今、優子って言った?言ったよね(-∀-`)
にやけそうになるのを我慢してレンジの方を見ると

「それ・・・どうしたの?」

「温めてたら爆発した(怒)」

「爆発したって・・・それ、袋ごとしたらダメな奴だったんじゃない?」

「そんなのあるの」

「裏に書いてあるでしょ」

「見てない・・・」

「レンジ使った事・・・あるよね?」

「・・・・・」

無いのか・・・・ある意味凄い(笑)

「何温めようとしてたの?私が作ろうか?」

「いいから、部屋で大人しく寝てて」

「うん・・・・」

せっかくやさしくなったのにまた怒らせたら困るから素直に部屋へ戻ろうとして
テーブルの上を見たら

雑炊・おかゆ・・・・・

「もしかして私の・・・為?」

「むぅ・・・薬飲む前は何か食べないといけないからだから」

「お姉ちゃん・・・ううぅぅ・・・(泣)」

「何泣いてんの(汗)」

「だって、嬉しいんだもん(涙)」

「めぐみさんによろしくねって言われたから
見てあげてるだけだからね」

そうだよね、ママに頼まれたからだよね
それでも・・・・嬉しい

「重病じゃないし自分でできるよ
お姉ちゃんは病院に行かないといけないんじゃないの?」

「大人になってかかる風疹は子供の時と違って長引くし
拗らせる事が多いから気を付けないといけないの
だから優子は大人しく寝てて」

あ、また優子って・・・(-∀-`)

「なにニヤニヤしてるの?」

「えーと、お姉ちゃんが優子って言ってくれたから嬉しいんだ(-∀-`) 」

「あっ(汗)」

もしかして無意識で言ってくれたのかな
その方が嬉しいかも(´-∀-)

「それ器に移してラップをかけて2分チンしたら出来るよ」

「わかったから部屋で大人しくしてて」

「わかった、ありがとう(-∀-`) 」



家族思いのお姉ちゃん
やっぱりお姉ちゃんはいい人だった

それにさっき子供たちに見せる笑顔で私に笑いかけてくれた

やっと妹だと認めてくれたのかな・・・
嬉しいはずなのになんだろうこのモヤモヤした気持ち

苦しいような・・・悲しいような・・・

きっと熱があるからだよね

今日はたまたまお姉ちゃんがいてくれてるけど
明日からはたぶん・・・

ママ達が帰って来るまで家で一人だよね・・・

うつるから友達呼べないし・・・寂しいな

頑張った向こうには 12

陽菜


ベットが揺れたような気がして顔をあげると
大きな目と目が会いその目は落ち着きなく動いていた

「気分どう?」

少しだるいかなと戸惑いながら答えてるけど
大人になって感染する風疹は結構つらいはず

もう一度首筋に手をやり温度を見ると
ん、さっきと変わらないくらいかも
薬も飲んでないし良くなるはずがないんだけどね


ふと周りの変化に気がつく・・・

嘘でしょ、朝になってるじゃん(汗)
陽菜あのまま寝ちゃってたんだ・・・

とりあえず持ってきてあったスポーツドリンクで水分補給をさせていると

「学校(汗)」

時計を見たのか焦って起きようとするから

「一週間登校禁止」

不思議な顔をするから風疹にかかっていることを伝えると
涙を浮かべて自分のことを情けないとか言ってる、だから
そんなことないよって言う意味を込めて頭を撫でてあげた

「薬もらってきてあげるから寝てて」

そう言うとコクンと頷き上体を倒したから
布団をかけてあげると
腕で目を覆い声を震わせながら

ごめんねって・・・嫌われても仕方ないよね
こんな妹でごめんねって謝って来る優子

嫌ってなんかない、それに妹と思ってない・・・・
陽菜こそゴメンねって謝りたかった


唇を噛み締め泣くのを必死にこらえてる優子を見ていると我慢できなくて・・・

頬にそっと触れたらビクって肩を震わせ唇の噛む力がゆるむ

目の前の薄い唇に陽菜の厚い唇を合わせてしまった

外された腕の下から大きく見開いた目と陽菜の目が合う

ほんの1秒くらいだったと思う

でも陽菜の心臓はすごい速さで脈を打った
キスだけなのに・・・・

音がバレないようにすぐに距離を取る

良い言い訳が思いつかず

「キスする時は目を閉じるもんなんだよ」

そう言って振り返り部屋を出た


どうしよう・・・ついしちゃった・・・嫌われたかな(汗)



病院へ着き処方箋を書いていると

「あれ?にゃろなんでいるの今日遅番でしょ」

「あ、うん・・・ちょっと用事があって」

「それ処方箋だよね、妹ちゃんに何かあったの?」

麻里子にはあまり話したくなかったけど仕方ない

「風疹になったみたいなの」

「この前の事件か(*`ω´)」

「うん・・・あ、コンビニ弁当で美味しいとこ知ってる?」

「妹ちゃんに?」

「うん」

「熱あるんだったら雑炊かおかゆがいいと思うけどね
それかうどん(*`ω´)」

「あの子たちが来てお手伝いさんいなくなったから・・・」

「ニャロが作ってあげればいいんじゃない?」

「・・・・・・・(бвб)」

「まさか作れないとか言わないでよ」

「・・・・・・・(бвб)」

「嘘でしょ(汗)」

「だって小さい頃からお手伝いさんいたし
お手伝いさんが休みの日は食べに行ってたし・・・」

「はぁ・・・篠田もうすぐ上がりだから作りに行ってあげようか?」

「いい!!」

「即答とか傷つくなぁー」

「麻里ちゃん上がりまでまだ1時間ほどあるでしょ
すぐ食べさせて薬飲ませたいから」

「だったらコンビニでもチンすれば食べれるおかゆさん売ってるよ」

「わかった、ありがとう」


医局へ行き薬をもらい近くのコンビニへ


「むぅ・・・沢山あり過ぎてどれがいいのかわかんないし」

とりあえず全種類買って家へ戻ってきた




麻里子は4つ上の内科医
学生時代陽菜の勉強を見てくれていた

ファッションの趣味や話もあい仲良くなって行くうちに・・・・

どっちともイケるらしく陽菜の初めては麻里子に奪われた
それでも面白いし好きだった
プレイガールな彼女には
何人もの彼かのがいたけど結婚するわけじゃないし
気にせず付き合ってたんだけど

別れる理由で極めつけだったのはロリコン趣味

関係ないのに小児科病棟によく遊びに来るから速攻別れた

何故か憎めないから今でも友達としては続いている

だから優子には絶対に合わせたくなかったのに
陽菜の部屋に出入りする優子を見つけたらしく

誰なのかとしつこく聞いてくるから妹だと言うとニヤニヤしてたっけ

だから家に招くなんてぜーたいにありえない

男に取られるならまだしも麻里子にだけは取られたくないもん(怒)



家に着いて買ってきた袋を一つだけ選びレンジに入れ

ここかな・・・・・

あちこち押していたら動いたから
そのまま見ていると大きな音を出し、中で袋が爆発した




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