陽菜のペット? 9

「はぁはぁはぁ・・・」

指を抜き後処理をして上に上がってくると
陽菜の頬をペロッと舐めるコリス

「しょっぱい(笑)」

「っ・・・・」

「陽菜可愛かったよ」

そう言うと唇にキスを落としてきた

肩を強く押し

「なんでこんな事するの(怒)」

「さっきも言ったでしょこれが私達ペットの仕事だよ
ご主人様を喜ばせてあげるの(-∀-`) 」

「うそ・・・・・(汗)」

「気持ちよかったでしょ?またして欲しいって思ったでしょ?」

確かに気持ちよかったけど・・・

高校の時初めて付き合った人に
見た目は綺麗だけど抱いてても面白くない、て言われ捨てられ

大学の時は頑張って演技してたのに
ワザとらしくてうざいって言われて捨てられた

エッチしてても全然気持ち良くならないし
好きにもなれなかったからいいんだけど・・・

なのになんで?

コリスは女の子で、昨日知り合ったばかりなのに

初めて頂点に達したと思う

イクのがこんなに気持ちのいいものだなんて知らなかった・・・

陽菜って女の子が好きだったの?
それともコリスが上手すぎるの?

「にゃん・・・にゃん?」

眉毛をハの字に下げて自身なさげに声をかけてくる

「毎日ご飯作るし、なんだったら掃除も洗濯もするから
返品しないで!お願いします(汗)」

ベットの上に土下座して手は頭の上でお願いのポーズ

そっか・・・一週間のお試し期間だったっけ・・・忘れてた(笑)

「コリスは陽菜が初めてのご主人様?」

「うえっ!えーと・・・何人目だったっけなーアハッ(汗)」

「どうして返品されたの?」

「知らないよ、もっともっとて言うから頑張って激しくすると
もう少し大人しいペットがいいとか・・・
もっと大きくてかっこいいペットがいいとか・・・
仕方ないじゃん顔は替えれないし身長だって伸びないし・・・
大人しくしてたら面白くないとか(怒)
じゃーどうすればよかったんだよ!」

大きな目をうるうるさせて必死に話す姿が愛しくて
無意識にギュっと抱きしめていた

「はるな・・・え?」

「コリスはそのままで十分可愛いしかっこいいよ
小さい方がこうやって陽菜の胸にすっぽり収まるし
それに・・・・気持ちよかった(汗)」

「ほんと?私上手かった?」

「う、うん…(汗)」

「じゃーさ、ずーと飼ってくれる?」

「え?う〜ん・・・飼うって言うか、一緒に住む?」

「住む住む!ずーと一緒に住む!」

「ずーとは困るけど・・・ちゃんと仕事見つけて
独り立ち出来るまで手助けしてあげるね」

「やったー!気が変わんないうちに・・・
明日契約しに行こうね(´-∀-)」

「でも、一週間経ってないよ」

「前倒しはいつでもいいんだよ(-∀-`) 」

「そうなんだー、じゃー明日行こうね(бвб)」

「わーい!!お礼にもう一戦頑張っちゃう(´-∀-)」

「えっちょっ、まっ・・・あん♪」


おしまい

陽菜のペット? 8

陽菜のペット? 7

「陽菜おはよう!どうしたの今日早いじゃん」

「あっ・・うん、ペットが起こしてくれたからかな?」

「え?ペット飼ってたっけ?」

「昨日家に来た(бвб) 」

「もしかしてボーナスで買っちゃったの?」

「うーん・・・まだ正式には買ってないっていうかー・・
お試し期間?」

「そんなのあるんだ〜変なの」

「うん・・・」

「で!なに?犬?ネコ?」

「え〜と・・・コリス(бвб) 」

「コリス?それってリスの赤ちゃんてこと?」

「そうじゃないんだけど(汗)名前がコリスって言うの」

「変わった名前付けたんだね(笑)
で、種類は何?」

「ん〜哺乳類かな(汗)」

「ざっくりだね(笑)
変な動物じゃないよね・・・やばい系とか(汗)」

「変じゃないけどやばいかも(汗)」

「なにそれ〜(笑)今日見に行ってもいい?」

「だめ!」

「なんで、明日休みだしいいじゃん」

「ひ、人なれしてなくて何してくるかわかんないから危ない(汗)」

「陽菜は大丈夫なの?」

「うん・・・陽菜は大丈夫みたい」

「ふ〜ん・・・・慣れたら会わせてね」

「う〜ん・・いつかね(汗)」

多分飼わないから会う事ないと思うけど・・・

就業のベルが鳴り難を逃れた

人間がペットだなんていくら仲のいいみーちゃんでも言えないよね(汗)

はぁ・・・明日が土曜日で良かった(бвб) 

陽菜のペット? 6

寝室へ行くとコリスがベットに寝ていて・・・

陽菜寝れないじゃん

予備の布団なんてないし・・・

どうしようか悩んでいると

「寝ないの?」

「寝るけど・・・布団ない」

「温めてあげてたんだから早くおいでよ」

そう言いながら掛け布団をめくるコリス

「・・・・・(бвб) 」

「ほら、早く来ないと寒いでしょ」

う〜ん暖房付けたままだとお金かかるし・・・
ベットで寝るしかないよね?

セミダブルだからねれない事は無いんだけど・・・

「は・や・く(´-∀-)」

渋々ベットの上り布団に潜り込むと

「キャッ!(汗)」

「こうやって抱き合うとあったかいでしょ(´-∀-)」

確かにコリスは湯たんぽ代わりに言いかも・・・

じゃなくて(汗)

「寝るまでなでなでしててね(-∀-`) 」

頭でいいんだよね?

取りあえずゆっくり撫でてたら寝息が聞こえてきたから
手を止めると・・・・

何も言わないって事は寝てるって事だよね

ふぅー・・・何でこんなに疲れなきゃいけないんだろ・・・

陽菜も早く寝よーと

目が覚めたら明るくなってて・・・

あれ?コリスがいない・・・

なーんだ全部夢だったんだ良かった(бвб) 

さーて起きよう―と(бвб) 

腕をうーん!て伸ばして伸びをしてたら
ドアが開いて

「やっと起きたー朝食で来てるよ(-∀-`) 」

夢じゃなかったみたい・・・・

「ねえ、今日の夕飯何が食べたい?」

「ん〜何でもいいかな、陽菜好き嫌いないし」

「何時ごろ帰ってくる?」

「あ〜・・・残業あったら9時くらいかな
無ければ7時には帰ってこれるよ」

「じゃー会社出るときメールして
ご飯作りかけるから」

「アドレス知らないし、て言うか携帯持ってたんだ(бвб)」

「いまどきのペットは携帯ぐらい持ってるよ(-∀-`) 」

犬とか猫は持ってませんけど・・・

アドレスの交換をして

「ご馳走様でした」

「片付けしとくから行く用意すれば?」

「ありがとう・・・」

いつも朝はバタバタだからこんなにゆっくりしたの
初めてかも(汗)

支度をして玄関へ向かうと後ろからついて来る

お見送りしてくれるのかな?

ヒールを履いて振り向くと手招きするから
ん?て近づいて屈むと

チュッ!

「えっ!?」

「いってらっしゃいのキスだよ(-∀-`) 」

「・・・・・(бвб) 」

ニコニコしながら

「行ってらっしゃい!寂しいから早く帰って来てね」

手を振りながら送り出された・・・

さっきキスされたよね・・・

あ!あれか犬が顔をペロペロ舐めてくる奴(бвб) 

・・・・・じゃーないよね(汗)

陽菜のペット? 5

中に入ると下着も全部脱いじゃって

「陽菜も早く脱ぎなよ(-∀-`) 」

「陽菜はまだ入んない(汗)」

「なんでー一緒に入らないと洗えないでしょ
脱がせてあげようか?」

「ちょっとダメだって(汗)」

脱がすことになれているのかあっという間に下着姿に(汗)

「ストップ!ここからは自分で脱ぐから(汗)」

友達と一緒にお風呂屋さんに行ってると思えばいいんだよね・・・

先に中に入らせて全部脱いで中に入ると
椅子にちょこんと座って待ってるコリス

「髪の毛から洗ってね(-∀-`) 」

どうやって洗えばいいんだろう・・・
陽菜の椅子ないし・・・

仕方ないからタイルに正座しようとすると

「陽菜これに座って」

いきなり立ち上がり椅子を渡された

それに座ると床におしりを付け陽菜の膝に
もたれ掛るように仰向けになるコリス

「こうしたら洗いやすいし顔も見れるからいいでしょ(´-∀-)」

確かに洗いやすいけど・・・恥ずかしいかも

顔に水がかからない様にゆっくり丁寧に洗ってあげると

「陽菜上手だね〜気持ちいいよ(-∀-`) 」

目をつむって気持ちよさそうな顔をするコリス

うう・・・可愛いかも・・・

体も洗ってあげて先に湯船に浸からせると

陽菜が洗ってるのをじっと見つめてるから恥ずかしい・・・(汗)

早く上がりたくて湯船に浸からず上がろうとすると

「私が出るから浸かりなよ」

立ち上がりスペースを開けると
手でどうぞって招いてくる

出るんだったらいいかって思い
湯船に足を入れて中に入ると入れ代わりに出ていった

ふぅ〜・・・ほっとして一気に気が緩んだ

ゆっくり浸かりながら今日の出来事を振り返る

なんとなく入ったペットショップ
見るだけでもいいやって思ってたのに・・・
何でこんな事になっちゃったんだろう・・・(汗)

う〜ん・・・いくら考えても仕方がないよね

取りあえずご飯をあげてお風呂に入れて
一週間が済んだら帰って貰えばいいんだよね

うん、そうしよーと(бвб) 
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