一話へJUMP

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幼馴染♂ U-31 最終話

陽菜

油断した(汗)

「新年一発目だぜ(-∀-`) 」

と張り切る優子を可愛いって思っちゃって
まさかすぐ出来ると思ってなかったから許しちゃったのがまずかった

「どうしよう・・・出来ちゃったかも」

「調べたの?」

「私遅れたことないんだけどもう三日遅れてる」

「それくらいだったらまだわかんないね
でも、もしもの時の為に・・・」

「そうだよね、やっぱまずいよね」

出すのは早いに越したことはないから
次の日校長先生に、急ですが家庭の事情で
今期で退職したいと申し出た

二月だというのもあって後任が決まるまでは
いて欲しいと言われ承諾した

「ゆっぴーにはいつ言うの?」

「ちゃんと確認してから言おうと思ってる
ぬか喜びさせちゃったらかわいそうだし」

「出来てなかった時の学校辞める言い訳は?」

「妊活?かな(笑)」

「ゆっぴー張り切るだろうね(笑)」

「覚悟しとかなきゃ(汗)」

それから10日後検査薬を買ってきて試すと・・・



ふぅ・・・・今日言わなきゃ

その日の夜

「優ちゃん話があるの(бвб)」

「なになに?子供出来たとか?なーんてねアハッ(-∀-`) 」

「・・・・・・・うん(бвб)」

「・・・・・・・・・・・・・・・・えーと・・・・
今日4月じゃないよな」

「まだ2月だよ」

「調べたの?」

「今日2回調べた(бвб)」

「まじ!?」

「うん、まじ(бвб)」

「や、や、やったー!!にゃんにゃん最高ぜ(-∀-`) 」

ギュっと抱きしめられて少しほっとした

「でもね、問題が一つあるの」

「な、なんだ?」

「優ちゃんの誕生日前に産まれちゃうかも」

「嘘だろ(汗)」

「まだ病院に行ってないからはっきりは言えないけど
陽菜の計算だと誕生日あたりが予定日で
初産は早くなる傾向にあるからやばいかなって(汗)」

「そこは我慢して何とか踏ん張れないのか?」

「我慢してできるもんじゃないから(汗)」

「だよな・・・・秋元になるのか?」

「出生届は14日以内に出せばいいから
婚姻届けと同時に出せば大丈夫だよ」

「まじか♪」

調べたから間違いないよ優ちゃん

ソファーに座る陽菜の膝の上に寝ころんだと思ったら
お腹にそっと触れ

「俺みたいに慌てて出てくんなよ
にゃんにゃんみたいにゆっくりでいいからな」

「ふふふまだわかんないよ形もないかもだし」

「いいんだ、毎日こうやって話しかけてたら
俺の声覚えるだろ
産まれてきて話しかけたら笑ってくれるかもしれないじゃん」

「そうなったらいいね」

「お、おう・・・」

すぐには無理だけどね(笑)

「男かな、女かな(-∀-`) 」

「まだまだわかんない、優ちゃんはどっちがいいの?」

「そりゃー・・・・・」

「ん?」

「女の子がいいけどパパ嫌いとか言われたら俺死ぬ・・・(泣)」

「思春期は仕方ないよね(笑)」

「男だったらサッカー一緒にしたい」

「優ちゃんに似たらスポーツ万能だね」

「にゃんにゃんに似たら・・・・・
やっぱ女の子の方がいいな(汗)」

「むぅ・・・どう言う事かな(怒)」

「ほら、美男美女の子供だから絶対可愛いって(-∀-`) 」

「自分で言うかな(笑)」

「無事に生まれてきてくれたらどっちでもいい」

「優ちゃん・・・・(бвб) 」

「ママを苦しめるんじゃないぞ
ちっさく産まれておっきく育つんだぞ!」

「あっ・・・篠田家の男子は・・・・」

「だ、大丈夫!だと思う・・・・(汗)」

「小さい方が可愛いしね(бвб) 」

「小さいって言うな(怒)」

お腹に手をあてながら

「小さくてもパパのように心の広い人間になってね」

「陽菜・・・・」

「みんなに報告しに行こう」

「俺が一番?(-∀-`) 」

「麻里ちゃんにだけ相談したけどね」

「くっ・・仕方ねえか、篠田家は麻里姉が
全権を握ってるみたいなもんだしな」

「そう言う事、秋元家もやばいからね(笑)」

「確かに、才加兄は完全に尻に敷かれてるもんな(笑)」

「そうだねぇ、男の中では優ちゃんが一番偉そう(笑)」

「当たり前!おれは日本男児だぜ(-∀-`) 」

「・・・・・考え直そうかな」

「な、なに言ってるんだ(汗)俺は強さと優しさを
両方兼ね備えてる日本男児ぜ!」

「フフ、知ってる、日本一のパパと旦那さんになってね(бвб) 」

「陽菜は世界一!ううん宇宙一の奥さんだな」

「宇宙一のママは?」

「生まれるまでは俺だけの奥さん(-∀-`) 」

「甘えた〜」

「まだ子供ぜ(-∀-`) 」

そう言って抱き付いてくる優ちゃん

「こんな時だけ子供?」

「変幻自在(-∀-`) 」

「なにそれー(笑)」

笑いあった後急に真面目な顔をして

「ありがとう陽菜、絶対幸せにするから」

そこには今まで見てきた子供の優ちゃんはどこにもいなくて
カッコよくて大人になった優子が目の前にいた



おしまい


http://mblg.tv/puna/category/23/?p=7
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幼馴染♂ U-30

優子

16歳の誕生日に無事プロ契約を結び
学生だけど一応社会人?になった

やっとみんなに追いついたと思った矢先

「おめでとう!」

「あっちゃん綺麗(бвб)」

「・・・・・・・・(怒)」

「優子はお祝いしてくれないの?」

「どこがいいんだよこんなチビ」

「おまえなーこんな日にまでケンカ売ってくんなよ(怒)」

「あっちゃんより給料低いくせに偉そうにすんなよな」

「くっ・・・・あつこー(泣)」

「パパになる人が弟に言い負かされててどうすんの(笑)」

『な、なんだと〜!?』

「さすが兄弟ハモッてる(笑)」

「う、嘘やろ・・・」

「嘘ついてどうすんだよバーカ(∵)」

「あづご〜(泣)」

男の方が泣いてる結婚式ってどうなんだ?

麻里姉ちゃんは張り切っていじってるけど・・・・


はぁ・・・結局全部負けてんじゃん俺・・・・

「優ちゃん(бвб)」

「・・・・ごめんな」

「なんで謝るの、人は人だよ」

「そうだけどさ・・・陽菜長女なのに最後になっちゃったし・・・」

「来年優ちゃんも18歳でしょもうすぐじゃん」

「まだ一年以上ある・・・」

何で式を急いだのかがやっとわかった
なんだよ出来ちゃた婚じゃんか・・・
あ、俺もそう言う事になるのか(汗)


才加兄とこなんて三人目が麻里姉の腹の中にいるんだぜ
由紀姉も二人目産まれたとこだし・・・・

小っちゃいのが家の中にうじゃうじゃいて遊ぶのが大変

俺の事、歌か体操のお兄さんだと思ってるんじゃないか?

にゃんにゃんが楽しそうに見てるから頑張って遊んでやってるけど
俺だって練習で疲れてるんだからな!・・・・・

「優ちゃん今日も練習行くんでしょ」

「おう、オリンピックまで時間ないからな
今日は最後まで入れねえかも」

「仕方ないよ、その分陽菜がお祝いしといてあげる(бвб)」

「あっちゃんにだけでいいぜ(-∀-`) 」

「もう、素直じゃないんだから(笑)」

「うっさいなー(汗)」

みなみになんて言ってプロポーズしたのかを
いくら聞いても教えてくれなくて
あっちゃんに聞いたら私から言ったんだから
言えるはずないじゃんて・・・

そう言えばヘタレ兄貴だったっんだと思い出した

俺にだけ偉そうなんだからやっぱむかつくぜ(-∀-`)

「・・・・もっと早く料理出せねえのか(怒)」

「こういうのはゆっくり出てくるの」

「全部食べれねえじゃんかよ(汗)」

「もう時間?」

「あと5分でここ出て控室に行って着替えないと・・・
あ!オヤジその肉俺に先に食わせろ」

「なんだ、マナー悪いぞ優子(怒)」

「優ちゃんもう行かないといけないんです
すいません(汗)」

「そうだったな、タクシー呼んでおいてやるから
ゆっくり噛んで食べろ、慌てて食べたら腹壊すぞ」

「んぐっ・・・わかってる・・モグモグ(-∀-`) 」

「先に行って用意しとくから(бвб)」

「ごめんなさいね陽菜ちゃん(汗)」

「いえ、いつもの事ですから」

「ホントにこの子でいいの?」

「ゴホッんぐっ・・・(汗)」

「ほらジュース飲んで、ゆっくり食べて大丈夫だから」

「ゴクゴク・・・プハー・・・母さんがへんな事言うからだろ
なあ、にゃんにゃん・・・・?」

「心配しないの(笑)先に部屋に行って服だしとくから」

「お、おう」

陽菜が出て行くのを見ながら残ってたオヤジのパンも食べ
肉をたいらげる

「行ってくる」

「お金あるのか?」

「行きのタクシー代はある(´-∀-)」

「帰りは電車で帰って来るのか?」

「あなた、そんなわけないでしょ
陽菜ちゃんが迎えに行ってくれるのよ」

「そうか・・・・うんうん良い奥さんだ♪」

「まだ結婚してないけどな(-∀-`) 」

「そうだった(汗)」

「ほら早く行きなさい」

新郎新婦に声をかけ甥っ子姪っ子にキスをして部屋を出た

幼馴染♂ U-29

陽菜

優ちゃんが部屋から出て行ってゆきりんがすぐに入ってきた

「今優子が佐江ちゃんを呼び出してどこかへ行ったんだけど
嫌な予感が」

確かにあの二人が2人だけで話すなんて不安でしかない

外にでも出かけたのかと思い下に行こうとしたら
優ちゃんの声が聞こえてきた

「トイ・・・「しぃー(бвб)」

部屋は防音だけどトイレは違うから声が漏れてくる

なんでよりにもよってトイレで話すのかな?

聞こえてきた内容は・・・・・・

ゆきりんが弟の暴言に耐え切れずドアを開けちゃったけど
あのまま言い続けてたら佐江に殴られてたかもね(笑)

「えーと・・・・怒ってる?」

「うーん・・・少しだけかな」

「なんで?もしかしたら子供出来てたかもしれないんだぜ」

「それは絶対にないから
優ちゃんが考えそうなことぐらい陽菜がわからないわけないでしょ」

「なんで言い切れるんだよやっぱり俺にはその能力はないのか(汗)」

「違うよ、て言うかその辺はわかんないけど
陽菜が出来ないようにしてるから」

「どうやって?」

「薬飲んでる、優ちゃんがたまにしてないのは気づいてたよ」

「・・・・・・・(怒)」

「仕方ないでしょ、中学生に父親は無理だから」

「そんな事ない!もうすぐ高校生だし
誕生日来たらプロ契約も出来るから
お金だって稼げる」

「陽菜の為なんでしょ、それなら待つって言ったじゃん」

「でも・・・・俺が18になる時陽菜は・・・・」

「27歳・・・かな、おばさんだから嫌になる?」

「なるわけねえだろ、陽菜は何歳になったって
可愛いし綺麗だ!」

「ありがとう、だったらもう少し・・・ね」

「くっ・・・・じゃーさ、18歳になる日から逆算して
子供作ろう!それならいいだろ」

「そんなにうまく出来ないと思うけど・・・」

「高3になったら子作り始めよう!?」

「・・・・わかった、それで優ちゃんが頑張れるなら」

「よっしゃー!!俺頑張るから
それまでにいっぱいお金ためて
産まれてくる子供とにゃんにゃんに
なんでも買ってやれるようになるから」

「ふふふ、期待してるね(бвб)」

「お、おう・・・と言う事でそれまでは薬飲むんだったら
これからはゴムしなくてもいい(-∀-`) ?」

「この薬あんまり飲むと心筋梗塞になりやすいみたいなんだ」

「・・・・なんだとー(汗)
すぐやめろ!今日から飲んじゃダメ!
俺絶対ゴムするから、なんなら二枚するから(汗)」

「そこまでしなくてもいいけど(笑)
薬はやめるね」

「俺より先に死んだら許さないかんな(怒)」

「それは・・・ムリだよ9つも上だよ」

「女の方が寿命長いから大丈夫(-∀-`) 」

「優ちゃんとは少しでも長生きして一緒に居たい(бвб)」

「・・・・・・・・・・・♪」

「きゃっ!(汗)」

「今日はまだ大丈夫だろ?(-∀-`) 」

「ちょっと・・・・(汗)」

「出しつくすぞー♪」

うそでしょ〜(泣)

幼馴染♂ U-28

優子

進路も決まり勉強は少々サッカーに明け暮れ毎日

「佐江ちょっといいか・・・」

「優子どうした?」

「俺、陽菜を幸せにしてやれないかもしれねえ・・・」

「ん?急にどうしたんだ」

「俺持てないみたい・・・」

「なにを?」

「才加兄と佐江が持ってるもの・・・・」

「・・・・佐江にクイズ出してる?」

「違うよ、わかるだろ」

「身長?」

「ちがーう(怒)」

「じゃーあそこの長さ?」

「俺の方が長いし」

「なんだと、測ってくらべようじゃないか(怒)」

「望むところだ!・・・て、ちがーう(怒)」

「なんだよ、はっきり言えよ」

「俺子供出来ないみたいなんだ・・・・」

「はぁ?病院行ったのか?」

「行ってないけど・・・・
たまにゴムしてるふりして生でして
中だししてんのに全然出来ねえ・・・」

「佐江のねえちゃんになんて事するんだ!ととりあえず言っておく」

「とりあえずって・・・」

「女性にはタイミングがあるみたいだから
たまにだったらたまたまずれてたんじゃねえの?」

「いや違う・・・俺調べて計算してやってるもん」

「まだ中学生なのに出来たら大変じゃんか(汗)」

「今からなら赤ちゃん出来るの高校になってからだからいいかなって・・」

「男は18才だろ」

「結婚は出来ねえけど一緒に住んでるんだから一緒じゃん」

「あのなぁ、子供出来たら籍に入れるんだぞ
結婚してないんだったらにゃんにゃんは
未婚の母になるじゃん
苗字も秋元になるんだぞ」

そうか・・・・そこまで考えてなかったぜ(汗)

「佐江すげーじゃんどうしたんだ」

「これでも一児の父親だからな<`〜´>」

「おぉぉ偉くなったように見えるぜ(汗)」

「偉いんだよ、立派な社会人だぜ」

「・・・・・・」

「優子は焦り過ぎなんだよ」

「だってにゃんにゃんがぁー」

「年齢気にしてんのか」

「里加とか麻友とかをスゲー可愛がってんじゃん
絶対子供好きなんだよなー
自分の子どもだったらもっと母性垂れ流して可愛がりそうだろ
見て見たいと思わねえか(-∀-`) 」

「可愛いだろうけどさ、姉ちゃんだから別に何とも思わない
それよりゆきりんと麻友の可愛さよ^m^」

「ゆき姉のどこがいいんだか
パン焼いたら焦がすし、飯もべちゃべちゃだし
おかずだってわけわかんないものばっか作るんだぜ
佐江よく死なないな(笑)」

バン!!

「うわっ(汗)」

「優子それ以上言ったらいくらお姉ちゃんでも怒るよ」

「りんちゃんが怒る前に佐江が殴る(怒)」

「ちょ、なんで話聞いてんだよって・・・はる・・な・・・
どこから聞いてたんだ(汗)」

「初めから全部」

「まじか・・・ごめん・・・」

「そんな狭い所に二人で入ってないで早く出てきて」

「はい・・・」

佐江とゆきりんは自分の部屋へ
俺たちも自分の部屋へ戻った
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