一話へJUMP

http://mblg.tv/puna/entry/315/?cur=category&val=11

幼馴染♂  100

優子

手術は無事に終わり
なんと!二日目の今日からリハビリが始まった

「いっ、痛い痛い、無理!まだ動かせねえって(汗)」

「こうやって少しずつ動かしておかないと
固まっちゃったらもっと痛いのよそれでもいいの?」

「今でも痛いのにもっととか耐えらんねえ(涙)」

「男のくせになに泣いてんだよ(笑)」

「うっせー!何しに来たんだよ(怒)」

「泣いてる顔を写真に撮って家族LINEに載せてやろうと
思ってよ(笑)」

「帰れチビ」

「お前お兄様に向かってチビって言うな!(怒)」

「もう、なんでそうやってすぐ喧嘩するのかなぁー
優ちゃんお見舞い持ってきたよ」

「あっちゃんは相変わらずいい女ぜ(´-∀-)」

「当たり前だろなんてったって俺の・・・」

「フッ・・・俺のなんだよヘタみな(笑)」

「黙れ!敦子は俺の・・・俺の恋人だよ!!」

「みなみ・・・」

「か、帰るぞ敦子」

「うん、優ちゃん頑張ってね」

「あっちゃんありがとね」

「俺には?」

「見せつけてんじゃねえよ、早く帰れ」

「まったく・・・じゃーな、頑張れよ」

「おう・・」

二人が帰った後もリハビリ続き・・・

ハァ…やっと終わった・・・

「ぐったりしてどうしたの?」

「ううぅにゃんにゃん(涙)」

「声もガラガラじゃん」

「叫びすぎてかれちゃった」

「何で叫んだの?」

「リハビリのお姉さん可愛い顔してスタイルもいいのに
ひどいんだぜ」

「もっとしてもらえばよかぅたのに・・・
なんなら陽菜がしてあげようか」

「うわっ!やめてごめん(汗)」

「嘘だし・・で、最後まで頑張ったの?」

「早く治りたいから頑張った」

「フフ、えらいえらい」

そう言って頭を撫でてくれてるんだけど

「キスがいい・・・」

「もう・・・」

辺りを見回して誰も見てないのを確認すると
軽くチュッてしてくれた

「デヘヘ⊂^⌒⊃_д_)⊃ 」

「優ちゃんは強い男の子なんだから
明日からも頑張れるよね?」

「お、おう、当たり前ぜ(´-∀-)」

くぅ・・・さすが俺の嫁転がし方が絶妙だぜ

「あれ?今日誰か来たの?」

「みなみとあっちゃんが来た」

そこに置いてあった袋を覗く陽菜

「なにーこれ面白ーい(笑)」

「なんだ?」

袋の中身をベットの上に並べて行くと

コラーゲンたっぷりグミにコラーゲンドリンク
カルシウム豊富なクッキーとカルシウム入りヨーグルトドリンク

「これで早く良くなるね(бвб) 」

「ああ・・・」

「いいお兄さんしてるじゃん」

「きっとあっちゃんが考えて買ってきてくれたんだよ」

「これは、言わないでほしいって言われたんだけどね
昨日陽菜の家に来てどんな物を取ったら早く良くなるのかって
みなみが聞きに来たんだ」

「そんなの、父ちゃんか母ちゃんかゆき姉に聞けばいいのに」

「家族に聞くのは照れ臭かったんじゃないかな」

「・・・・」

「聞いたの内緒だよ(笑)」

ちっ、みなみのやつ兄貴面しやがって・・・

「ニヤニヤしないの(笑)」

「してねえし(汗)」

「フフフ、ドリンク冷やしとくね」

「ああ」

「あ、そうだ、おばさんから聞いた?」

「何を?」

「結婚式」

「俺と陽菜の?」

「そんなわけないでしょ(бвб) 」

だよな・・・まだまだ先だよな・・・

くそー早く年を取る食べ物ないのかよ!!


http://mblg.tv/puna/category/11/?p=20

幼馴染♂  99


質問のお返事です

だれにいい姉ちゃんって言われたんですか?
  同室の大学生のお兄さんのところにお見舞いに来てた友達です
  優ちゃんて呼んでいるしどう見ても中学生じゃないから    
  お姉さんと勘違いしたわけですね

では本編をどうぞ

優子

「優子時間が少しはやまっ・・・・
お前朝から何盛ってんだよ(怒)」

にゃんにゃんに甘えてたらいきなりカーテンが開いて
とーちゃんが入ってきた

慌てて俺を引きはがし

「おじさん、おはようございます」

「陽菜ちゃんおはよう、こんな変態な息子だけど
見捨てないでやってくれよな」

「はい(笑)」

「うっさいなー何の用事だよ」

「あぁそうだった、お前のオペの後に
もう一つオペが入ったから30分早まったから
いいに来てやったんだった」

「えーじゃーもうすぐじゃん」

「そう言うことだな、局部麻酔だし
別に用意することもないから大丈夫だろ」

「お、おう・・・・」

「早めに来てよかった(бвб) 」

「ホント助かるよこいつが逃げ出さないように
見張っといてくれ(笑)」

「逃げねーよ、かあちゃんと同じこと言うなよ」

「あいつもそう言ってたのか?
さすが以心伝心♪」

「けっ、じじいとばばあが何言ってんだか、イテッ(汗)」

「麻酔せずオペしてやろうか」

「お、お父様よろしくお願いします」

「よーし!もうすぐ看護士が迎えに来ると思うから
今のうちにトイレにいっトイレ、なーんちゃってガハハハ」

「・・・・・・・(бвб) 」

笑いながら病室を出ていった父ちゃん・・・
きっと恥ずかしかったんだろうな(笑)

「早く行っといで」

「うん・・・にゃんにゃん帰っちゃうの?」

「手術終わるの待ってるよ
早ければ1時間ぐらいで終わるし」

「えーと・・・」

「ん?なに」

「この部屋で待っててほしくない・・・」

チラッと大学生のほうを見るとあぁーて顔をして
下のカフェで雑誌読んでるねって言ってくれたから
ほっとした

それから少しして車いすを押して迎えに来たかーちゃん

「えー美人の看護士さんがよかっ・・・・う、嘘です」

横からの突き刺さる視線に体が震える

自分で車いすに乗りにゃんにゃんを見ると

「手術室の前まで押していってあげるね(бвб) 」

「甘えたな変態息子でごめんなさいね」

「変態は余計だろ(怒)」

「夫婦で同じこと言うんですね(бвб) (笑)」

「あら、あの人も言ってたの?やっぱり愛ね♪」

「ケッ、年寄りが何言って・・・」

「何か言ったかしら(怒)」

「いえ、何も言ってません( ̄д ̄)」

やばいやばい手術中は無防備だからな
逆らっちゃいけないぜ

幼馴染♂  98

優子

「優子・・・優子起きなさい」

母ちゃん・・・・

「うわっ学校(汗)」

慌てて飛び起きてあたりを見ると

「あれ?」

「何寝ぼけてる、朝ご飯持ってきてあげたわよ」

そうだ今日手術だから病院だった

「10時からの手術逃げちゃダメだからね(笑)」

「に、逃げねえよ、俺は男だぜ」

「そうね、姉弟の中で一番偉そうで
その癖一番怖がりだけどね(笑)」

「煩いやい、もういいから仕事に戻れよ」

「はいはい、30分前にまた来るわね」

「べ、別に来なくても・・・・」

「いいの?」

「・・・・・・」

「トイレ早めに行っておきなさいよ」

「わかってるよ」

「食べた食器は「わかってるって」

「じゃーね」

俺の頭を撫でて病室から出て行った

ちっ、いつまでもガキじゃねえっつうんだよ

ご飯を食べて食器を片付けに行こうとベットから降りると

「あれ?どこかに行くの?」

にゃんにゃんが入って来た

「これを持って行こうかと」

「貸して、陽菜が行ってきてあげる」

俺の手からトレーを取持って行ってくれた

「いい姉ちゃんだな」

「・・・・・」

姉ちゃんじゃねえし(怒)

「何膨れてるの(бвб) 」

「何でもねえよ」

ムッてしてたらにゃんにゃんが戻って来た

「歯磨きと顔洗って来たら?」

「うん」

洗面用具を持ちトイレへ向かった

ふーさっぱりした(´-∀-)

病室へも戻ると大学生と楽しそうに話をしてるにゃんにゃん

「・・・・・・」

俺が戻って来たの気づいてないじゃん(怒)

大学生と目があいその視線に気づいたのか
後ろを振り返り俺と目があった

そのままベットに上って布団をかぶる

「何怒ってるの?」

「怒ってないし」

「怒ってるじゃん」

「眠いだけだよ」

潜り込みながら答えているとカーテンが閉まる音が聞こえて
ベットの端がくぼんだからきっと陽菜が座ったんだと思う

布団がめくられ横を向いてる俺の耳元で

「おはよのキスまだしてないよ(бвб) 」

ゆっくり顔だけ向けると
唇に優しくキスしてくれて

「ヤキモチ妬いた優ちゃん可愛い」て囁いて来た

「ヤキモチなんか妬いてないやい」

「拗ねた優ちゃんも可愛いよ」

「くっ・・・男に可愛いって言うな(怒)」

微笑みながら頭を撫でようとするから
咄嗟に腕を払うと少し悲しそうな顔をしたから
胸がキュッと締め付けられた

「っ・・・ごめん」

「いいよ、陽菜が悪いんだから
でもね、陽菜には甘えて欲しいかな
かっこいい優ちゃん好きだけど
可愛い優ちゃんも好きだから」

「男なのにいいのかよ」

「陽菜と優ちゃんは恋人でしょ」

「にゃんにゃん・・・」

ギュッと抱きしめてもう一度キスをした

幼馴染♂  97

優子

平気な振りしてるけどやっぱり手術は怖くて・・・

もし失敗してサッカー出来なくなったらと思うと
陽菜と結婚できなくなるよなー・・・

だって大学行って働くってなった時の陽菜の年は・・・

ネガティブな事ばかり考えていると夜もちゃんと寝れなかった

先生と親父たちが来て手術の説明をしてる

入院は二週間だけど長引く場合もあるだとか
リハビリはすぐに行いますとか

気がめいっちゃうぜ

陽菜は職員会議で遅くなる日以外は毎日来てくれるって
言ってくれてるけど・・・やっぱ寂しいそれに・・・

四人部屋で良かったよ個室だったら怖くて一人で居れないもんな

説明が終わり先生が出て行くと

「お父さんとお母さんも手術に入るからな」

「別にいいのに・・・」

ちょっと嬉しいけど強がってると

「大事な息子だからな!」

頭をポンポンと叩き病室を出て行く親父

「こんな時にしか一緒に居てあげられなくてごめんね」

「かあちゃん・・・」

少し微笑んで出て行った

「・・・・・・」

「優ちゃん良かったね(бвб) 」

「べ、別に・・・(汗)」

「ふふふ、顔ニヤケてるよ(笑)」

「うっさいなー(汗)」

「そろそろ陽菜も帰るね、大丈夫?」

「うう・・・大丈夫じゃない・・・」

「じゃー大丈夫になるおまじない」

そう言うと音が鳴らない様にチュッと優しくキスしてくれた

「明日も来るから」

「うん」

「あ、それと・・・ここの病院お化けは出ないからね(笑)」

「うっ・・・・」

「ふふふ」

頭をなでなでしてくれてじゃーねって言って帰って行った

・・・なんで分かったんだろう・・・


俺の事なんでもわかってくれてるいい嫁だぜ(´-∀-)
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2024年04月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
アーカイブ
カテゴリー