「嘘だったって事!?」
「そうなるかな(;´-∀-)」
「ありえないんだけど(怒)」
「怒らないって言ったじゃん」
「ひどい、どれだけ心配したかわかってるの!
それにいつまで嘘をつき続けようと思ってたの!」
「それは・・・・ここを出ていくまで?」
「はぁ?何それ」
「だってにゃんにゃんは私の事嫌いだって思ってたから」
「嫌いだなんて一言も言ってないし」
「あれだけ無視されたりたまに話すときでさえ
顔を見ないんだよ、誰だって嫌われてると思うでしょ」
「それは・・・ごめん・・・」
「そんな素直に謝られたら調子狂うよ(;´-∀-)」
「だって顔を見てたら気持ちを抑えられなくなっちゃうんだもん」
だもんて、かわいいんですけど(-∀-`)
「本当に私の事ずっと好きだったの?」
「うん」
「中学生の時も?」
「うん」
「まじか・・・・だったら言ってよ(;´-∀-)」
「思春期だったんだから仕方ないでしょ」
「私傷ついてたんだからね!」
「知ってる・・・・」
「あぁぁぁぁぁ10年間も勿体ないことしたんだよ
本当だったら毎年楽しい誕生日が迎えられてただろうし
お盆やお正月だって楽しい日になってたはずなのにぃ〜(怒)」
「過去のことはいくらボヤいても戻ってこないんだから
今から思い出を作っていこうよ(бвб)」
「切り替えハヤ(笑)」
「だからはい!」
そういって両手を広げる陽菜の胸に
仕方ないなぁと言いながら飛び込みキスをする
「これから毎日しようね(бвб)」
「ずーとしててもいいくらい」
「それはヤダ、唇腫れちゃう」
「もう腫れてるじゃん」
「うそ(笑)」
こんな冗談を言い合える日が来るなんて夢にも思わなかったし
今、頬やオデコじゃない唇にキスしてるんだよ?すごくない?
「あ、バイトはやめないからね」
「わかってる、でも陽菜といる時間を取れる程度にしてね」
「そういうにゃんにゃんも仕事で忙しいじゃん」
「来月から家でするからずっといるよ」
「そんなことできるの?」
「元々優子の部屋だったところを作業場にしてたから戻すだけ」
「え、私の部屋は?」
「一緒に寝るんだからもういらないでしょ」
この急展開に追いついていけるだろうか(;´-∀-)
「夏休みはまだまだのこってるから楽しみ(бвб)」
「何が楽しみなの?」
「ふふふひ・み・つ」
怪しい顔の陽菜に色々教えられたのはそれから三日後の土曜日の夜だった