可愛い恋人   60

「もーいくちゅねゆと、おちょうがちゅー」

保育園から帰って来てずーとご機嫌な優ちゃん

「ご飯出来たよ 」

「はーい ・・・いたらきまーちゅ おいちー 」

「・・・優ちゃん、なんかいい事あったの?」

「いい事??」

「うーん・・・嬉しい事かな?」

「うふふ あのね、あちたから、保育園おやちゅみなの 」

「保育園嫌なの?」

「ちやうよ ほいくえんちゅきだけどぅ・・・・
えーとね、にゃんにゃんもおやちゅみだかりゃね、うれちいの 」

「そっかー ずっと一緒にいれるもんね」

「うん!にゃんにゃんとバイバイちなくてもいいかりゃうれちい 」

もう・・・なんでこんなに可愛い事言えるんだろう・・

陽菜キュンキュンするんだけど

「明日はお掃除するから優ちゃんもおもちゃとか片付けようね」

「うん!えーとね、優子、まど、ゴチゴチ出来るよ 」

ごちごち?・・・・・あっゴシゴシか

「保育園でしたの?」

「うん、みんなでちたの 」

「じゃー明日やってもらおうかな 」

下しか綺麗にならないけどね(笑)

「あちた、たのちみだねぇ〜 」

掃除を楽しみって言う優ちゃんが羨ましい・・・

陽菜掃除が一番苦手なんだよね

でも優ちゃんと一緒なら楽しくなりそう

可愛い恋人   59

優ちゃんが落ち着くまで抱っこしていると

「敦子おなかすいたよぅ」

「優ちゃんご飯食べようか?」

「うん・・・」泣き止んでコクン頷く


ジュースとワインで乾杯

「「メリークリスマス」」

言い終わるとすぐに食べだすあっちゃん

サンタさんは食べれなくて困ってるのにね

「小っちゃいサンタさんからプレゼントがあるんだって」

「「わーい 」」

大げさに袋から取り出して二人に渡す

ガサガサ袋を破り中を見ると

「やったー アイ・ウォン・チュウ―♪」

いきなり踊りだす優ちゃん

珠理奈には姉妹グループのDVD

二人とも別々の歌を歌いながら踊ってる

「優ちゃんサンタさんにありがとうは?」

「ありやとう 」抱きついてほっぺにチュッ!とすると
珠理奈も負けじと反対の頬にチュッ!

両方からされたサンタは真っ赤になってるし

「優ちゃんサンタ好き?」

「ちゅき 」

「誰に変身しても好きかな?」

「へんちんちゅるの 」

「そう、サンタさん変身できるんだよ 」

「見たいみたい 」  たかみなチャーンス

「会いたかった会いたかった会いたかったYES君に―」

と同時にひげと帽子を取る

恐る恐る優ちゃんを見ると・・・・
口をポカンと開けて、目をこれでもかってくらい開いてる(笑)

あっちゃんが「これ、だーれだ?」指をさすと

「・・・・・たかみにゃ・・・」

「凄いね、たかみなに変身しちゃったね 」

「うん・・・たかみにゃ・・・・」

「たかみなってサンタさんだったんだね 」

「・・・・・」

「遊んでくれたりプレゼントくれたのは誰かな?」

「ちゃん・・・・たかみにゃ・・・」

「たかみなサンタは嫌い?」

陽菜に抱き付きながら恥ずかしそうに耳元で「ちょっと、ちゅき」

「じゃーもう一度ほっぺにキスしてあげたら?」

モジモジしながらたかみなに近づいて

チュッてした瞬間慌てて陽菜の胸に飛び込んできた優ちゃん

速ーい(笑)みんなが笑うと恥ずかしそうに胸をスリスリする

真赤になって固まったままのたかみなサンタ

服の色と一緒だよ、よかったね、たかみな

わがままな女神   91

幼馴染   16

陽菜

朝起きると修学旅行に行く麻里ちゃんから
長文のメールが届いていた

昨日起こった出来事と今日から優ちゃんを泊めて欲しいと言う事
それに・・・保育園に迎えに行って欲しいと言う事・・・・

もう、早く言っといてよ部屋掃除しなきゃいけないし
今日はみーちゃんの家で宿題しようって約束してたのに…(怒)

同級生の峯岸みなみ、顔はガチャピンに似ていて
陽菜の面倒をよく見てくれる数少ない友達

「陽菜おはよう!今日ケーキでも買って帰ろうか」

「今日優ちゃんのお迎えに行かないといけなくなったから無理(бвб)」

「優ちゃんて隣のくそガキでしょ!なんで陽菜が行くわけ?」

そうだよね、何で陽菜が行くんだろ??弟じゃないのに・・・

「ゆきりんいるじゃんか!なんならみなみに行かそうよ!」

「でも、頼まれたから行かないと(бвб)」

「陽菜がロリコンだとは知らなかった(笑)」

「ちっ、違うし(汗)優ちゃんは・・・・弟みたいなもんだもん(бвб)」

「ふーん・・・でも、毎日優ちゃんが〜とか言ってるじゃん
それに話してる時凄く嬉しそうに話してるよ(ニヤニヤ)」


そりゃー可愛いし好きだけど・・・弟みたいだからだと思う・・・

だってまだ保育園児だよ?

優ちゃんがすぐ俺の嫁!とか言うしつい甘やかしちゃうから
誤解されるんだよね

んん〜ちょっと冷たくしてみようかな(бвб)

可愛い恋人   57

ピンポーン

「あっ!ママだー 」二人で玄関に走って行く

その二人を抱きかかえて部屋に入ってくる麻里ちゃん

「凄いね!重くないの 」

「毎日鍛えてますからね 」

「どうせ陽菜は力弱いですよーだ 」

「にゃんにゃんつおいよ ゆうこちゅぐ負けたってちゅるもん 」

「何に負けるの?」

「にりゃめっこ!じゅりたんもつおいのねぇー 」

「ゆうたんしゅぐわらうもんねぇー 」

なんか話が違う方向に行ってるんですけどさすが子供

「麻里子その風船どうしたの?」

「今日のイベントで使ったやつ余ったから貰ってきちゃった」

「優子が全部持ったら飛んでいきそうじゃん(笑)」

「優子軽いからあり得るかも 」

「料理とか用意するから、優ちゃん向こうの部屋で遊んでて」

「はーい」風船を持ち、みみと珠理奈を連れて部屋に入って行った

「ふー・・・しゃべれないんはしんどいわ」

「たかみな食べる時はどうするの?」

「あぁぁーどうしよう・・・ひげあったら食べれないっす 」

「先にプレゼント渡して喜ばしたら大丈夫じゃない?」

「そうしてみるっす」

パン!!パン/////

キャンキャン!!

ワァーン/////

えっ なに?

みんなで部屋に飛んでいくと、みみがキャンキャン鳴いていて
優ちゃんがごう泣きしてるしてる横で珠理奈が固まっていた

陽菜は優ちゃんを、珠理奈は麻里ちゃんが抱き上げる

「どうしたの?」陽菜の胸に顔を埋めて泣きじゃくる優ちゃん

珠理奈に聞いてみると

「みみたんがふうしぇんパンちたらゆうたんがエーンちたの」

なるほど風船で遊んでたらみみが割ったんだね

割れて悲しかったのかな?

「優ちゃん風船まだたくさんあるから大丈夫だよ(бвб)
次はどの色にする?」

取ろうとすると

「ふうちぇんやー こわい〜////」

急に割れて怖かったんだね トラウマにならなきゃいいけど・・・

「用意できたから向こうに行こうか」

頷く優ちゃん

風船は麻里ちゃんに持って帰ってもらわなきゃね!

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