「「たらいまー
」」
「おかえりー!」
あっちゃん達の靴を見て走って行く二人
「ちゅごーい
」
さすが保育士の卵の二人部屋はクリスマス使用に変ってる
「ちゃんたちゃんいらっちゃい
」
あらあら、チビサンタが大人気
優ちゃんなんか抱っこしてもらってるし・・・
二人ともたかみなだって気づいてないみたい(笑)
「陽菜は料理作るから4人でケーキデコってね
スポンジは昨日焼いておいたから」
「「ハーイ」」
リビングに、スポンジケーキ、生クリーム、チョコペン、フルーツ
を運び、シートの上に乗せる
「ひげ邪魔やわー!」
ぴくって反応する優ちゃん・・・しゃべるとばれちゃうよ(笑)
じーとサンタみなを見つめている・・・・
「優子生クリーム混ぜよう
」
あっちゃんが救いの手をさしのべてくれてホッとするサンタみな(笑)
「優子クリームちゅき
」
「そっかだから沢山あるんだね
いっぱい付けようね!」
「うん
ちょっとたべていい?」
「まだ、ホイップ出来てないからダメだよ
」
なかなかホイップ出来ないみたいでフライング気味の優ちゃん
「サンタさんにやってもらったら(бвб)」
「おねがいちまちゅ
」
コクント頷きでシャカシャカ泡だて器を動かす
「うわー
ちゃんたちゃんちゅごーい
」
珠理奈と二人で尊敬のまなざしで見てる
ポイントアップだね
んーずっと見ていたいけど陽菜がご飯作らなきゃみんな食べれないから
頑張りますか、ビデオセットしとけばよかった
「先生おはようごぢゃいまちゅ
」
「優子ちゃんおはよう!今日も元気だね
」
「えへ
」
そのまま外へ飛び出していった
「かしわげちゃん優ちゃんがサンタさんに何お願いしたか知ってる?」
「えっ
聞いてないんですか
」
「優ちゃんどうしても教えてくれなくて
」
「この前、みんなまだ字が書けないから欲しい物を絵に描いてもらったんですけど・・・」
「何、書いてた(бвб)?」
「ちょっと待ってくださいね・・・・・・・これなんですけど・・・・」
「人形とぬいぐるみ・・・かな?優ちゃん結構上手
」
「これ何?て聞いたらにゃんにゃんとみみたん!て言ったんです・・」
えっ?陽菜が欲しいの?もういるじゃん
「欲しい物だよって言ったら、にゃんにゃんとみみたんに
ずっとそばにいて欲しい!て言うんですよ
欲しい違いなんですけどね
」
優ちゃん・・・
「優ちゃん
」中庭に向かって優ちゃんを呼ぶと
ニコニコしながら走って来て
「にゃんにゃんなーに
」
バフッて抱きついてくる
「まだ行ってきますのチューしてないなーと思って」
途端にデレッとした顔になって
「ちかたないなー
(´-∀-)」
なんて照れながらチュッてしてくれた
「いってらっちゃい
」
「うん、行って来るね、今日は早く迎えに来るから
珠理奈と一緒に待っててね
」
「はーい
」
うん、いい返事!頭をポンポンとして仕事に向かった
・・・プレゼントどうしよう
ブルブル!おっニャロからじゃん(*`ω´)
「じゅり坊ニャロから電話だよ!」
「わたちでるからかちて・・・・・もちもち
」
「もちもち・・・」 「?」 「?」
「ゆうたん
」 「じゅりたん
」
なんかキャッキャッ言う声が聞こえるんだけど、話進んでるの?
「じゅり坊、ゆっぴーなんだって?」
「あちたおうちくるって」
えっ?うちにくるの?
「ちょっと電話変わって・・・・もしもしゆっぴーニャロにかわってくれる?」
「はーい・・・(にゃんにゃーんまりたんかわってって)」
「麻里ちゃんなに?」
「明日うちに来るの?」
「えー行かないよー」
「ゆっぴーがうちに来るって言ったみたいだよ」
「違う違う!陽菜のマンションに来る?て聞いたんだと思うよ」
「そうなんだ
」
「クリスマスだからみんな集まるかなーと思って(бвб) 」
「いいね!でも篠田明日6時まで仕事あるんだよね」
「陽菜昼までだから、珠理奈も一緒に迎えに行ってあげるよ」
「助かる!じゅり坊も喜ぶよ」
「あっちゃん達も来るからなんかプレゼント買ってきてくれる?」
「何がいいかな?」
「たかみなとお揃いだったら何でもいいんじゃないかな(бвб)
半分出すから任せたー」
「はいはい分かりましたよ」
「じゃー明日待ってるねバイバイ」
「あっちょっと待って
さっきからじゅり坊が絡みついて来て
煩いからゆっぴーと変わってくれる(笑)」
「そういえば優ちゃんもさっきからそわそわしてた(笑)」
携帯を渡すとまたキャッキャッいいながら話してる・・・
毎日保育園で会ってるのにね
「珠理奈、5分だけだよ」
「ゆうたん5分だけだって・・・5分て何分?うん、うん
いっぱいだね
」
はあ・・何分しゃべるんだろうか・・・ストレッチしょっと
麻里子
中学の運動会が終わると次の行事は篠田の修学旅行♪
ちょっと、いい学校に行ってるから場所はね、オーストラリア(*`ω´)
行く前日になってゆっぴーが「行っちゃやだー(泣)」
て駄々をこねだした
そんなに篠田の事を!!
よくよく聞いてみるとその間ゆきりんのご飯を食べないといけないのが
嫌だったらしい・・・・あいつはもう・・・・
一日はお母さんがいるから後はお弁当買ってくれば?
て言ったのに
自ら隣に直訴しに行って、才加のお母さんが
ゆっぴー達の分も作ってくれることになった(汗)
「すみません(汗)」
「いいのよ、あなた達も子供みたいなもんなんだから(笑)」
「ありがとうございます!」
「俺のおかげだぜ!(´-∀-)」
みんなにドヤ顔をするゆっぴー
その横で複雑な表情のゆきりん・・・・
ゆきりんには悪いけど、これで篠田も安心して旅行を楽しめる(*`ω´)
「麻里ちゃん、お土産はコアラでいいぜ(´-∀-)」
・・・コアラのマーチにしておこう・・・
そう言いながら鞄を持ってきて荷造りをはじめるゆっぴー・・・?
「なにしてるの?」
「おとまりセット作り(´-∀-)」
「どこに?」
「嫁の部屋(´-∀-)」
「ダメだよ、みなみと寝なさい(怒)」
「ヤダ!兄ちゃん寝相悪いもん」
「じゃーゆきりんと」
「佐江が怒るからだめー」
怖がりのゆっぴーは両親がいない時は篠田と寝てるからなー(汗)
「ニャロにきいたの?」
「・・・・・」
「いやって言われるかもよ(笑)」
「俺達は愛し合ってるから言われないもん(汗)」
どこでそんな言葉覚えてくるんだか・・・
「この前みなみの方が好き!て言ってたよ(*`ω´) 」
途端に大きい目に涙をためてプルプル震えだした
「うっ!うぞだー、ぞんなごど・・・言わないもん(涙)」
ちょっといじめすぎたかな(汗)Sの血が騒いじゃった(笑)
ウソだよって言おうとした矢先に部屋を飛び出したゆっぴー
どこの行くのかな?
思ったと同時に隣の部屋のドアが勢いよくバン!て開き
「みなみのバカヤロー(怒)」て聞こえてきて
ドン!グエッ!「痛いやろー(怒)」
バシン!うわーん(泣)
「あっじゃんにいいづけでやるがらな(怒)」
「何もしてへんやろ(怒)」
喧嘩の火を点けてしまった篠田・・・反省します(汗)
それからみなみの部屋に行き、ちゃんと謝って
ゆっぴーを連れて帰り寝かしつけた
罪滅ぼしにニャロにメールでもしとこうかな(*`ω´)
敦子
ブルブル!ブルブル!
「もしもし!にゃんにゃんどうしたの?」
「・・・・・・・・」
「もしもーし
」
「もちもち、あったん?」
「ん〜優子?どうしたの」
「あちた、おうちくゆ?」
「あした?行かないよ、なんで?」
携帯から顔を離したのか遠くで声が聞こえる
(にゃんにゃん、あったんこないって)
(えー用事かな、ケーキ焼くのに残念だね)(бвб)
ケーキ?・・・・あっそう言う事か
「優子!・・・・ゆうーこー!」
「はーい!あったんバイバイ」
「ちょーまっ・・・・プープー・・・」
あーあ、切っちゃったよ
しかたないなー
「あつ、どうした?」
「明日にゃんにゃんの所でパーティーするみたい、行こうよ」
「明日はイルミネーション見に行きたいんじゃなかったんすか?」
「明後日でも行けるしにゃんにゃんと優子にも会いたいし」
「高橋はいいっすよ
」
「じゃー優子のプレゼント買ってからいこっか」
「なにがいいかなー」
「たかみな電話して聞いてみてよ」
「えー自分、優子ちゃんに嫌われてるからな
」
「だからプレゼントして好きになってもらわなきゃ
」
「そうやな、あつの携帯かして・・・プルルルプルルル」
「もちもち、あったんくりゅの
」
「優子ちゃん高橋っす!」
ブチ!プープープー ・・・・・・
「たかみな?」
「いきなり切られたわ
」
「アハハ優子最高
」
「ひどいやん、傷つくわー」 ブルブルッ、かかって来た
「優子?」
「あっちゃん電話くれたよね?」
「あっ、にゃんにゃん、たかみながかけたら切られたみたい(笑)」
「ごめんね、優ちゃんがずっと携帯持ってたんだけど
急に陽菜に返しに来たからおかしいと思って見たら着信あったから」
「明日たかみなと二人で行くね!プレゼント何がいいかな?」
「サンタさんに何頼んだのか教えてくれなくて困ってるんだ」
「そーなんだ、どうするの?」
「頑張って聞き出そうとしてるんだけど頑なに口を閉じちゃって
」
「保育園で聞いてるんじゃないかな、結構手紙とか書かすところあるよ」
「そうなの?じゃー明日かしわげちゃんに聞いてみる
あっちゃん達からはA〇Bの新しいDVDがいいんじゃないかな
」
「それ、にゃんにゃんが見たいんじゃないの
」
「うふふ、わかっちゃった
」
「いいよ、優子も好きだし、私も見たいし」
「陽菜、明日仕事午前中だから適当に来ていいよ」
「わかった、じゃー明日ね」
「おやすみー」
一番新しいのはドームツアーかな?売り切れてなきゃいいけどね