わがままな女神   80

陽菜

「旅行代理店より千円も安く取れました♪」

ドヤ顔で自慢してくる優ちゃん・・・

千円で服かえないし・・・まあ、嬉しそうだからいっか

当日の交通手段も何もかも手配してくれて
陽菜はついて行くだけだから凄く楽(бвб)

「パワースポットは明日行きますね
今日は箱根駅伝の坂を見に行っちゃいます(´-∀-)」

「箱根駅伝てなに?」

「・・・しらないんですか(汗)」

「スポーツはサッカーしか知らないし(бвб)」

それからは電車の中で駅伝の歴史とかを語りだす優ちゃん・・・

身振り手振りで熱弁する姿が可愛くて
それをずっと見てたら話なんてほとんど耳に入ってこなかった(笑)

宿に着くと・・・外観はまあまあ、部屋も・・・まあまあ
浴衣は可愛くて料理も美味しかった(бвб)

温泉は露天風呂もあって大満足♪

仲居さんが布団を敷きに来たから二人で散歩に出た

「空気もきれいで星も綺麗だね(бвб)」

「こじぱの方が綺麗です(テレ)(´-∀-)」

「えっ!?聞こえなーい(笑)」

「聴こえてるじゃないですか(怒)」

「たまには温泉もいいね」

「雪景色の温泉も風流ですよ」

「ふうりゅう?」

「あぁー・・・優雅って事かな、アハハ(汗)」

「今バカにしたでしょ(怒)」

「しっ、してないですよ(汗)」

「なんでどもるぅ(怒)」

「ううぅぅぅ・・・」

「うそうそ、部屋に帰ろう(бвб)」

「そうですね(´-∀-)」

布団は敷いてあるけど・・・ムゥ(怒)離れすぎだし・・・

んしょんしょって引っ付けていると

「こじぱ?(汗)」

「優ちゃんも手伝ってよ!」

「はっ、はい(汗)」

慌てて手伝う優ちゃん・・・

浴衣の優ちゃんを・・・うふふ、楽しみ♪

可愛い恋人   16

「今日まりたんとこいくの?」

「そうだよ、麻里ちゃんのカレー美味しいんだよ

「わーい!優子カレーちゅき

子供ってカレー好きだもんね、そうだ ついでにお風呂も入れてもらおうっと


帰ったらすぐ寝させれるもんね、陽菜あったまいいー

着替えと、パジャマと・・・準備よし


ピンポーン・・・・「アーイ」珠理奈がカギを開けてくれた

珠理奈は年下だけど優ちゃんより頭半分高いから鍵に手が届く
優ちゃんはノブにやっと届くぐらいなんだけどね

「ゆうたん」」「じゅりたん」ヒシット抱き合う二人・・・・かわいい〜

携帯、携帯 「カシャッ 」さすが麻里ちゃん早いね

陽菜も携帯に収めてっと・・・・・ん〜いい匂い

「じゅり坊用意しな」 「アーイ!」

何を準備するんだろう?見ていると自分のプラスティックのコップと
スプーンを並べる

「ゆっぴーにもコップ貸してあげて!」  「アーイ」

自分の隣にもう一つコップを並べた

「ゆうたん、じゅりのとなりどうじょ」 「ありやと

そっかー陽菜いっつも自分で用意しちゃうからダメなんだ・・・
自分の分はさせた方がいいよね、さっそく明日からやろっと

「さあ、出来たよ!これはじゅり坊でこっちはゆっぴーね」

子供用の可愛いプラスティックのお皿に入れてある
これなら落としても大丈夫だもんね・・・これも買いに行かないと
やっぱり勉強になるー

「にゃろ、お茶入れてあげて」

「オッケー」私達のコップはこれでいいよね、サラダも運んだし

「はい!手を合わせてご一緒に

「「いたらきまーしゅ 」」

「まりたんおいちい(´-∀-)」 「そう、よかった

「ママのごあんが一番おいちいんだよ

「・・・・・ちあうよ、にゃんにゃんのがおいちいもん

「ママだよ!」 「にゃんにゃん

「こらこら、喧嘩しないの

「ママとニャロのご飯は同じくらいおいしいんだよ

「なんで?」

「それは、麻里ちゃんがにゃろに教えてあげたから

「陽菜教わってないし

「ずっと篠田の料理食べてきたんだから味付けは一緒だよね

そうだけど・・・ちゃんとあれんじしてるもん

「そういえばゆっぴー初めての遠足どうだった?」

「わーて言ってね、コロコロちてキャーてなってたのちかった

「なんかわかんないけど楽しかったみたいでね

「でね、にゃんにゃんあけたらね、アンパンマンがにこってしててね
ワオーてなってみてみて〜て、あちってね、おいちかった

うーん凄く短くまとめられてる、優ちゃん天才?

「篠田はいまいちわかんないんだけどニャロはわかったの?」

「マリーちゃんのお弁当箱にアンパンマンのキャラ弁を作ってあげたから
それが嬉しかったのかみんなに見せて歩いてたらしくて、
食べたら美味しかったってことでしょ」

「おーさすが母だね 」  「当たり前

食べ終わると陽菜が洗い物をして麻里ちゃんが二人をお風呂に入れてくれた

キャッキャッした声が聞こえてきてなかなか上がってこないし・・・

何して遊んでるのかな・・・後から優ちゃんに聞こっと

意外に遅くなっちゃったから陽菜は家で入ることにして麻里ちゃんちを出た

マンションに着くと9時を過ぎていて車で寝ちゃった優ちゃんを抱っこして
部屋まで運びベットに寝かせた

可愛い恋人   15

撮影をしていると「小嶋さんなんかいい事あった?」

「えーどうしてですか?」

「なんか表情が柔らかくなったって言うか、優しくなったからさ」

「そうですか、うふふ・・・今、毎日が凄く楽しくて

「もしかして恋してるの

「うーん・・・考え方によったらそうかもしれないかな

「くー小嶋さんが彼女だなんて羨ましい

「とっても可愛い恋人なんですよ

「その人に会ってみたいよ

「あっ!じゃー今度連れてきますね

「えっ いいよ、冗談だから

「まあ、そう言わずに逢ってみてください、本当に可愛いんですから

ずっと保育園も可愛そうだから連れてきてあげよう
優ちゃんおとなしいから大丈夫だよね


最近表情が豊かになったって言われるようになった
そのおかげで撮影も早く終わる

今迄そんなにひどかったのかな・・・ん〜ん・・まっいっか
早く迎えにいこっと

門を入ると珠理奈と砂場で遊んでいたから先に部屋に荷物を取りに行く

「小嶋さんおかえりなさい」

「かしわげちゃんただいま

「優子ちゃんお弁当凄く喜んでましたよ!
見てみてーて全員に見せて回ってましたからね

「そうなんですか なんか恥ずかしい」

「作るの大変だったでしょ?」

「初めてで、朝5時起きです

「えっえぇぇぇ!!すっ凄いですね 」 凄いオーバーアクション

「そうですか 他の子のお弁当てどんなのなんですか

「キャラ弁の子は一部でほとんど普通のお弁当ですよ」

そうなんだー・・・でも優ちゃんが喜んでくれたんなら頑張ろっと

「今日は疲れていると思うので早く寝かせてあげてくださいね」

「分かりました、ありがとうございました」

中庭に行って

「優ちゃん!珠理奈!」 二人一緒に顔を上げて

「にゃんにゃーんおかえりー」

二人で手をつないで走ってくるんだけど珠理奈が少し遅いから
後ろを向きながら合わせて走ってあげてる

うふふ、優ちゃんちゃんとお姉さんしてるじゃん

片足づつに抱き付かれてるのは嬉しいんだけど砂が付いたままの手だよね 

二人の頭を撫でてあげながら「ただいま 先に手を洗おうか!」

「「はーい」」水道の所に行って石鹸で手を洗ってる・・タオル!

リュックから出して拭いてあげると「ありやと 」うーこの笑窪が可愛いんだよね

「おっニャロ今日は早いじゃん 」門の所から麻里ちゃんが歩いてきた

「ママ―おかえいー 」

「じゅり坊賢くしてたか?」 

「うん 」

「撮影が早く終わったから早く迎えに来たの!」

「じゃー今日篠田んちカレーだから食べにおいでよ」

「わー麻里ちゃんのカレー久しぶりだし行くー 」

一度家に帰ってから行く事にした 
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2014年03月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
アーカイブ
カテゴリー