俺とお前と時々親友♂ U-23

陽菜


食堂に行くと女が三人キャッキャ言いながらしゃべってるのが見えて

見間違いかと思ったけど俺が優子を見間違えるはずがないから

後の二人はあっちゃんとみーちゃんだとすぐに分かった・・・

優子だけで良かったのに・・まあ、麻里子と才加も嬉しそうだからいいか!

俺達に気づいて「陽菜 !」

手を振る優子に「おう!」軽く手をあげる

持ってきた弁当を広げてお茶を入れる優子

「これ全部朝に作ったのか?」

「あっちゃん達も来るって言ったからこっちはそれから作ったの 」

「まるでピクニックだな(笑) 」

「文句あるなら才加は喰うな(怒) 」

「いやー上手そうだな!見た目もいいよ!うん 」

「アハハ、あともう少しだから頑張ってね(-∀-`) 」

「栄養補給もしたし、パワーは満タンになったぜ!」

嬉しそうに微笑む優子・・・
いや、もう少し充電が必要だな

「じゃー帰ろうか!」

片付けて三人は立ち上がる

「門まで送るよ 」

「えっ、いいよ(汗) 教室戻って勉強してよ!」

「今更しても一緒だし 送りたいから!」

後の二人も同じ考えらしく少しニヤニヤしながら6人で門の外へ

「じゃーね!っ、きゃー」

腰を引き寄せ
試験会場から見えないように壁に隠れて唇をふさぐ

麻里子と才加もやってるし・・・

「んっ・・・ん///」

「ニャロそろそろ行くぞ 」

ニヤニヤした麻里子に肩をたたかれて我に返る

「おおー試験忘れかけてたよ」 

「もう、陽菜、外なのに激しいんだから (怒)」

顔を真っ赤にして怒る優子

もう一度軽くキスをして

「充電完了 ♪」

丁度迎えの車も来たから

「夕飯は6人で喰おうぜ、母さんに行っといて」

「分かった待ってるね」

「おう!」

車に乗り込むのを見届けて教室に戻った

俺とお前と時々親友♂ U-22

峯岸


優子からメールが来てどうせ暇だし(行く!)と返した

少しすると(11時30分に目かえに行く)とメールがきた

チャイムが鳴り優子が玄関に立っていて手を引かれ車に乗り込む

中にはあっちゃんが座ってた

「先にあっちゃん迎えに行ったんだ」

「うん、方向的にその方がつごうが良かったからね」

話を聞いていると三人とも初日はそこそこ良かったみたい

しかし、あの陽菜がね〜・・・
才加も言ってたけど一番頑張ってるのは陽菜だろうな!て・・・

「今日も大丈夫かな?」

「私達が行くんだから頑張ってもらわないと」

「優子はさ、今年の世界選手権出るんでしょ?」

「うん、この前の大会で選考タイムはクリアーしたから」

「オリンピックは来年だもんね  」

「うん、世界選手権の順位で第一代表が決まるみたい」

「優子なら大丈夫じゃん、一番いい記録持ってるんだから」

「その時の体調に寄るけどね」

「妊娠だけは気を付けなよ今までの苦労が水の泡だし 」

「大丈夫!陽菜ちゃんとしてくれてるから(-∀-`) 」

「はいはい、ご馳走様です 」

「でもさ、私達も進路決めないといけなくなって来たね」

「あっちゃんはどうするの?」

「私はまだ何になりたいとかないから大学に行っていろんな資格とろうかな」

「優子は?」

「私は・・・・まだ何も考えてない・・・・ 」

「優子はアスリートでいいじゃん、実業団とか、大学でやってもいいし 」

「でも・・・陽菜早く子供欲しいみたいだし・・・
陽菜の仕事の役にも立ちたい!」

「会社にさ!陸上部作ってもらえば? 宣伝効果もあるし役に立つよ」

「でも、走れなくなったら・・・」

「そうなったら陽菜のそばにずっと一緒にいればいいじゃん
秘書の資格とか取ってさ!陽菜喜ぶよ 」

「・・・・・みーちゃんはどうするの?」

「私は一攫千金を狙って・・・何しよっか?」

「アハハ結局みんなまだ考えてないって事だよね? 」

「そう言う事!」

「お腹すいたー


「あっちゃんまだ開けたらダメだよ(汗) 陽菜達が来てから!」

「あっちゃんは外食産業の人と結婚した方がいいよ食費に困りそうだもん 」

「そんな大食いじゃないもん 」

「いや、十分すぎるぐらい大食いですから(笑) 」

「みーちゃん嫌い(怒) 」

「私はみんなすき〜♪ 」

「先輩たちが卒業してもさ、たまに10人で集まろうね」

「あたり前じゃんもちろん優子と陽菜の家出だけどね 」

「うん、お義母さんも喜ぶと思う、みんなの事大好きだって言ってたし 」

「じゃーまたグアム連れてってよ 」

「わかった、陽菜に言っとくね 」

「みーちゃんズーズーしいよ(汗) 」

「いいじゃん、お金持ちがお金使わないと庶民にまで回ってこないんだから」

よーし!これで春休みはグアムの決まりだね♪

俺とお前と時々親友♂ U-21

優子

ピピピピッ・・・・ん〜目覚まし・・・うっ動けない(汗)

陽菜の手が腰に回っていて
後ろから抱きしめられてるから動くことが出来ない

早く止めないと・・・
 腕を持ち上げて何とか逃れ目覚ましを止めた

さあーて頑張ろうかな

キッチンに行くとまだ誰も居ない・・・当たり前か

おにぎりの方が食べやすいし、おかずは一つのタッパにまとめて・・・

男三人、これで足りるかな?おにぎりを多めに作って!これで良し

あっ、陽菜を起こさなきゃ

「若奥様おはようございます」 

「おはようございます(汗)」

シェフが来てみんなの朝ごはんを作り出した
優子でいいよって言ってるのに
坊ちゃんの奥様ですからって言って呼んでくれない
若奥様か〜・・・恥ずかしい

「陽菜時間だよ起きて!」

「ん!・・・・」

目をつむったまま腕を広げてる・・・

ベットに上がり頬におはようのキスをすると

「キャッ!」

ガシッと捕まえられて

「んん・・・・っん」

「ふう〜朝の充電完了 」

「もう(汗) ・・・おはよう、今日も頑張ってね(-∀-`) 」

「おう!最高の目覚めだからな(бвб) 」

ダイニングに行くとお義父さんもお義母さんもいて

「おはよう!」 

「おはようございます」

「陽菜今日も頑張れよ」

「言われなくったって頑張ってるし 」

「お父さんはね心配なのよ、昨日の夜だって
そわそわしてなかなか寝むれなかったのよね、あなた 」

「ばっ(汗) 何を言ってるんだ俺は仕事の事を考えてだなー(汗) 」

「はいはい、わかりましたよ、ていう事らしいわよ陽菜(笑) 」

「俺マジ頑張ったからさ、ダメでも悔いはないよ・・・
その時は滑り止めの大学行かなきゃだけどな」

「あそこもいい大学だよ、前の陽菜だったら合格出来てなかったかもね(笑)」

「うるせえよ!」

「早く食べましょう冷めちゃうわ」

「いただきます!」


部屋に戻って支度をする

「ねえ陽菜、お弁当おっきくなっちゃったから邪魔だよね 」

「そうだな、鞄に入んねえもんな・・・」

「お昼に持って行ってもいい?」

「いいぜ、才加も麻里子も喜ぶぞ、俺もまた充電できるしな 」

「・・・食堂ではしないでよ(汗) 」

「当たり前! 席取っといてくれよな!」

「うん、待ってるね♪ 」

あっちゃんとみーちゃんも誘ったほうがいいかな?

メールしてみよっと

リアルこじゆう 大運動会

俺とお前と時々親友♂ U-20

優子


「陽菜お帰り (-∀-`) 」 

玄関でお出迎え

「疲れた〜 」

そう言いながら抱きついて来るから

「キャー 」

倒れそうになった

「あっごめん(汗) 」

「いいよ どうだった?」

「うん、陽菜としたらまあできたと思うんだけどな」

「そっか。ずっと頑張ってたもんね 」

「優子のお守りと弁当のおかげだぜ 」

「そんなこと言われたら・・・恥ずかしい・・・」

「うおぉぉー襲いたいから部屋へ行こう 」

「やだ! 1人で行って、私お母さんとリビングで待ってたんだから
ちゃんと報告しないと!」

「むぅ・・ケチ」

「着替えたらリビングに来てよ!」  

「わかったよ 」

ぶうーて膨れながら着替えに行く陽菜

勉強のストレスですぐ抱こうとするから、私の体が持たないもん(汗)

入山先生も心配で来てくださっていて軽く答え合わせをすると

「なかなかの出来ですね、この分なら大丈夫でしょう 」

満更でもない顔で頷く陽菜

「今日も早く寝て明日に備えてください」

「分かってるよ、優子、明日も弁当たのむな 」

「任せといて ♪」

「ではこれで失礼します」

「先生、夕飯食べて行ってくださいな 」

「いえ、これから篠田君の家にも行きますので失礼します」

そっか篠田先輩も教わってるんだった・・・

「ねえ陽菜、先輩たちの分もお弁当作ろうか?」

「そうだな、あいつら食堂のご飯食べてたからな・・・メールしてみるよ」

「おわっ!返事はえ〜(笑) いる(ハート) だってさ、
ハートは気に入らねえけどな」

「じゃー作るね 」

「三人分も大変じゃねえか?」

「大丈夫だよ、一つ作るも三つ作るも一緒だから 」

とはいったものの今日より早く起きなきゃ間に合わないかも・・(汗)
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