陽菜
食堂に行くと女が三人キャッキャ言いながらしゃべってるのが見えて
見間違いかと思ったけど俺が優子を見間違えるはずがないから
後の二人はあっちゃんとみーちゃんだとすぐに分かった・・・
優子だけで良かったのに・・まあ、麻里子と才加も嬉しそうだからいいか!
俺達に気づいて「陽菜 !」
手を振る優子に「おう!」軽く手をあげる
持ってきた弁当を広げてお茶を入れる優子
「これ全部朝に作ったのか?」
「あっちゃん達も来るって言ったからこっちはそれから作ったの 」
「まるでピクニックだな(笑) 」
「文句あるなら才加は喰うな(怒) 」
「いやー上手そうだな!見た目もいいよ!うん 」
「アハハ、あともう少しだから頑張ってね(-∀-`) 」
「栄養補給もしたし、パワーは満タンになったぜ!」
嬉しそうに微笑む優子・・・
いや、もう少し充電が必要だな
「じゃー帰ろうか!」
片付けて三人は立ち上がる
「門まで送るよ 」
「えっ、いいよ(汗) 教室戻って勉強してよ!」
「今更しても一緒だし 送りたいから!」
後の二人も同じ考えらしく少しニヤニヤしながら6人で門の外へ
「じゃーね!っ、きゃー」
腰を引き寄せ
試験会場から見えないように壁に隠れて唇をふさぐ
麻里子と才加もやってるし・・・
「んっ・・・ん///」
「ニャロそろそろ行くぞ 」
ニヤニヤした麻里子に肩をたたかれて我に返る
「おおー試験忘れかけてたよ」
「もう、陽菜、外なのに激しいんだから (怒)」
顔を真っ赤にして怒る優子
もう一度軽くキスをして
「充電完了 ♪」
丁度迎えの車も来たから
「夕飯は6人で喰おうぜ、母さんに行っといて」
「分かった待ってるね」
「おう!」
車に乗り込むのを見届けて教室に戻った