俺とお前と時々親友♂ 82

陽菜

あれから国体も近いことだし俺も少し自粛して
夜は抱きしめて寝るだけ・・・

てなわけにもいかず、たまに胸とキスを楽しんでる

優子はそれだけでもいっちゃうから俺の息子はおさまるわけがなく
ばれないように寂しく一人でしてるわけで・・・

くーもう少しの辛抱だぜ、相棒!

国体当日おやじとお袋が何食わぬ顔で
来賓席に座る中俺はスタンドで応援

何で俺の方が遠いんだよちきしょう(怒)

麻里子達も応援に来て声援を送る

結果は・・・・・大会新記録で優勝!
 さすが俺の優子(бвб) 

次の日のスポーツ紙の一面に”大島優子復活
 オリンピック強化選手へ”

なんだと オリンピック??何年後?確か去年やってたよな・・・

ちょっと待てよオリンピックに出るのは3年後で・・・19歳?

おれ20歳・・・もしかしてそれまで結婚できないのか?

いや!結婚しても出てる人は沢山いる!
こっ子供は?・・・無理だよな・・・

俺の計画が〜 ・・・

オリンピックもし出たら外人と沢山出会うだろ?
金髪で筋肉もあってかっこいい

優子は小さいけど胸もあるし可愛い!
・・・モテる・・告白される?
スポーツマン家族に気持ちが揺らぐ・・・
陽菜は捨てられる・・・・(бвб) 


だめ!ダメダメ! オリンピックダメ!

こうなりゃ既成事実を作って・・・

いやおやじに殺されるよな・・・俺はどうしたらいいんだー

そうだ、こんな時の麻里子! 急いで電話をすると

「ゆっぴー凄いね、オリンピック選手と小嶋財閥の次男が!なんて
ばれたら大変だろうね(笑) 」

「・・・・めっちゃ他人事だろう(怒)
 麻里子も道連れにしてやるからな! 」

「篠田は何の障害もないからね(*`ω´) 」

「俺さマジ真剣なんだけど」

「まずはゆっぴーの気持ちを聞いてからおじさん達に相談してみたら?」

「そうだよな・・・相談してみる」

さすが麻里子冷静だよな

俺とお前と時々親友♂ 81

優子

みんなが来て、陽菜のお父さんお兄さんも仕事が忙しいはずなのに
陽菜の為に・・・全員が揃うって・・愛されてるんだなって思う

夕食の時間は凄く楽しくてあっという間に過ぎちゃった

陽菜はあんまり来てほしくなさそうなこと言ってたけど私は来て欲しい

だってこんな広い家にいるとなんか寂しくなっちゃうから

みんな帰っちゃったけどまだ興奮してる私は陽菜に飛びついた

そしたらそのまま抱き上げられてそのままお父さんたちに
「おやすみ」て言って部屋に戻ってきた

「抱っこしたままなんて恥ずかしいでしょ(怒) 」

少し怒りながら言うと

「ちょっとでも早く二人になりたかったんだから仕方ねえだろ(怒) 」

そのままベットに下されて、陽菜が覆いかぶさってくる

「いいだろ」

て聞かれてコクント頷くと服を脱がされて陽菜も自分の服を脱いだ

「明日は昼からだろ?」 

「うん」

「じゃーゆっくり寝れるな 覚悟しろよ」

その夜は何度も愛されていつ寝たのか覚えてない(汗)

「んん〜・・・ん・・」

なんか顔とか胸をツンツンされてるような気がする・・・・

ゆっくり目を開けると

「やっと起きたよ、お前寝すぎ(笑) 」

「陽菜が早いんだよー」

まだ眠いのに・・・

「今何時?」

「10時だぜ、腹減った 」 

「11時まで寝る〜」

「マジかよ 腹減ってしぬ〜 」

「先に食べてて」

「い・や・だ」

「陽菜が悪いんだからね(怒) 」 

「何でだよ」 

「もう無理って言ったのに・・・」

「だってよー久しぶりだったんだから仕方ねえだろ(бвб) 」 

「エッチ 」

「優子がエロい声出すからだろ!
顔だってオレを誘ってるとしか思えねえし 」

「わざとじゃないもん 」 

「わかった!これからは一回しかしない 」

「ぜったい? 」 

「・・・・・」 

「陽菜! 」 

「黙秘権を使います 」

背中を向けて黙秘権て・・・かわいい♪

「じゃー私はご飯食べにいこっと」 

「あっずるいぞ行かないって言ったくせに」

「だって目が覚めちゃったんだもん(-∀-`) 」

勢いよく飛び起きようと布団をめくったら・・・

裸だった(汗) ニヤニヤしてこっちを見ている陽菜・・・

「やっぱりエッチじゃん」

急いで布団をかぶろうとすると引っ張られてかぶれない(汗)

「もう!離してよ 」 

「やだね」 

「私の下着そっちに有るからとって!」

「自分で取れよ 」 

「いじわる・・・もういい」

反対側に降りてバスルームまで
走って行きドアを開けようとするとお腹に腕を回され抱きかかえられた

「もう、離してよ !」 

「い・や・だ 」

じたばた暴れても陽菜の力に敵うはずもなく・・・

なんか悲しくなってきた

「ううぅぅ・・・」

「なっなんで泣くんだよ 冗談だろ(汗)」

「だって・・・恥ずかしいのに・・・ううぅぅ・・・
 いっつも・・うぅぅ」

「いい加減慣れろよ(汗) 」 

「慣れないもん・・・(涙) 」

「ごめん、ふざけ過ぎた・・・ 飯行こうぜ」

下着と服を取ってくれて私に渡すと自分も着替え始めた

俺とお前と時々親友♂ 80

陽菜

土曜日、陸上部は2時まで練習、
バスケ部は午前中だったからみんないったん
家に帰ってから来るらしい

麻里ちゃんがみんなを迎えに行くんだってマメだねー

陽菜達も家に帰ってシャワーを浴びて服を着替える

「何時からだっけ?」 

「6時にみんな来るから5時半ぐらいにはリビングにいっとかなきゃ」

「まだ時間あるし少し寝とけば」 

「陽菜はどうするの?」

「DVDでも見ようかな」 

「私も一緒に見る♪ 」

て言っときながら10分もすると寝てるし・・・

抱き上げてベットに運ぶ、また風邪でも引いたら大変だからな、布団も掛けて・・・
俺も少し寝るかな・・・

「にゃろー起きろ―いつまで寝てんだよみんな来たぞ」 

「んん・・・」

「ゆっぴーの寝顔可愛いから襲っちゃおうかな(*`ω´) 」

「なっ!なに(怒) 」

飛び起きるとケラケラ笑う麻里子・・・ムカつくし(怒)

「優子起きろみんな来たぞ」 

「えっもうそんな時間 いつの間に寝ちゃったんだろ・・・
あれ?ベットで寝てる? 」

すぐ寝たんだよって突っ込み入れたくなったけど可愛いから許す

リビングに行くとみんなもう座っていて

「なんで父さんと兄貴までいるんだよ(怒) 」

「陽菜の友達が来るんだから居ないわけにはいかないだろ 」

「仕事はどうしたんだよ?」

「切り上げてきた」

何で家族みんな揃ってんだよ・・恥ずかしいだろが(汗)

食事はワイワイと進みみんな楽しそうだ、
何よりお袋が凄く楽しそうにしてるのが嬉しい、
俺の友達なんて来たことなかったし、
来たことあるの麻里子だけだし・・

「陽菜どうしたの?」

優子が心配そうに覗き込んでくる

「何でもない、楽しいか?」 

「うん、凄く楽しい(-∀-`) 」

たまにはこういうのもいいかもな、優子も本当にうれしそうだし

大食いのあっちゃんが、

「もう食べれなーい!」

ていうくらいだから凄い量を
作らせたんだと思う

そう言いながらもデザートを別腹―て食べる女性陣は凄い

「今日は、お招きありがとうございました」

才加が代表してあいさつをしてる

「また、いつでもいらして下さいね、ねえ、優子ちゃん!」

「はい! 」 

「俺はあんまり来てほしくねえ・・・ 」

「こら、陽菜なんてことを言うんだ(怒) 」

「お父さん陽菜は優子ちゃんとの時間を邪魔されたくないだけで
本心からじゃないから(笑)」

「兄貴はうるさい 」 

「図星か(笑) 優子ちゃんも大変だな」

「ああーそうだよ、じゃーみんな早く帰れ、行こうぜ優子!」

「えっ、最後までお見送りしなきゃだめだよ陽菜 」

「そう!優子ちゃんが正しい! 」

「わかったから、早く車に乗れよ」 

「篠田君後は宜しくね」

「お任せください、おば様」 

「紳士ぶんなよな(怒) 」

「篠田は紳士だからね(*`ω´) 」 

「どこがだよ(бвб) 」 

「すべてがだよ(*`ω´) 」

「はいはい!早く行け!」 

「OKでは失礼します」

車に乗り込み帰って行った

「楽しかったね陽菜(-∀-`) 」

目をキラキラさせながら飛びついてくるコリス

しゃー!やっと二人っきりになれる!

「おやすみ」

みんなに言ってはやる気持ちを押さえながら部屋に戻った

俺とお前と時々親友♂ 79

敦子

朝、学校に行くと優子が休みだと言われて慌ててメールをすると

(土曜日に扁桃腺が腫れて熱が出ちゃったんだ
もう大丈夫なんだけど陽菜がもう一日休め!
て言うから休んじゃった(笑) )

なんていう惚気ともとれるメールが帰って来た・・・
と言う事は陽菜も休んでる?

麻里子にメールをすると案の定、休んでたから放課後お見舞いと称して
冷やかしに行こうということになりたかみなとみ〜ちゃんにも声をかけると
いくいく!てなって四人でケーキを買って麻里子の案内で家に向かう

「すっ凄い!! 」

三人で口を開けながら見上げている陽菜の家

麻里子が笑って入るよって開いた門から入って行くからあわててついて行く

門から玄関までどんだけ歩かすんだよ(怒)
 て言うくらい歩いてやっとドアが見えてくる

「でっでかい (汗)」

象でも入れるんじゃないかってくらい大きいんですけど

もう一度チャイムを鳴らすとドアが開いて(自動ドアなの?)

「いらっしゃいませ篠田様、
陽菜様がお待ちになっております、どうぞこちらへ」

広い廊下を案内されて部屋に入る、そこは客室なんだろうと思うけど
いかにも高そうな家具が置いてありゴージャスなソファーに陽菜と優子が
座っていた

私を見るなり飛びついてくる優子、なんか安心する

「あっちゃんいらっしゃい(-∀-`) 」 

「もう大丈夫なの?」

「喉はまだ少し痛いけど体は元気になったよ 」
て言いながら
胸にスリスリしてくるのはいつもの事

「ゆっぴー篠田達も来てるからね、てかそれ篠田のだから」

私と優子を引き離そうとする麻里子、
ヤキモチ妬いてる麻里子って・・・かわいい

「篠田先輩もたかみなもみーちゃんもありがとう 」

「私達ついでみたいじゃん 」

みーちゃんが拗ねて言うと

「来てくれてうれしいよ」

てみーちゃんにも抱きつく

たかみなにも抱きつこうとして陽菜に止められてた

麻里子の家も凄いけど陽菜の家は凄いなんてもんじゃないよね

優子こんな家に一人で飛び込んできて大丈夫なのかな
肩身の狭い思いをしてなければいいんだけど・・・

もってきたケーキやフルーツと飲み物が出てきてみんなで食べていると

綺麗な女性が入って来て

「いつも陽菜がお世話になっています」

えっ? 陽菜のお母さん!? 凄く綺麗

話を聞くと昔女優をしていて結婚をしてすぐ引退したらしい、
勿体ないなーこんなにきれいなのに・・・

優しそうなお母さんで優子も大事にされているのが分かって安心した

「またいつでも遊びに来てくださいね」

の言葉に異様に反応するみーちゃん

「絶対、また来ます!」

なんて張り切ってるし(笑)

「じゃー今度の土曜日皆さんをディナーに招待してもいいかしら 」

「はい!来ます!あっ、他の友達も連れてきていいですか? 」

「みーちゃんそれは迷惑だよ」

「いいわよ、グアムに行ってた方達かしら?」 

「そうです! 」

「ぜひ、皆さんでいらしてくださいね」

陽菜はブツブツ文句を言ってるけど優子は嬉しそうに

「佐江とかも来てくれるかな?嬉しい♪ 」

なんて言うからまた陽菜の機嫌が ・・・(笑)

麻里子はそれを見て笑ってるし・・・
やっぱりこのメンバー凄く楽しい

みんな大好き!土曜日が楽しみ、早く土曜日にならないかな

俺とお前と時々親友♂ 78

優子

喉が渇いて目が覚めたら私のお腹に手をまわして
寄り添うように寝ている陽菜がいて
頭の下には冷たい氷枕があった

いつのまに帰って来たんだろう・・・
それに外が少し明るいよね
 
ううぅぅ・・・体がだるいし喉も痛い

水を飲みに行きたくて陽菜の腕をどかそうとすると
ギュって引き寄せられちゃうから抜け出せない(汗)

「陽菜」

喉が痛いから大きな声が出ない・・・ゆすってみると

「んあ〜・・・ん?起きたのか?」 

「うん、のどが渇いて」

「おっ、持ってきてやるからじっとしてろ」
部屋の小さい冷蔵庫からスポーツドリンクを
もってきてくれた

「声、かすれてんな 痛いか?」 

「うん、少し痛い 」

「扁桃腺腫れてるみたいだからな」

ひたいに手を置いて

「熱はだいぶ下がったみたいだな」

なんか照れくさくて急いでドリンクを飲むと
喉が冷やされて気持ちがいい

「しんどくないか?」 

「あっ・・うん、陽菜ずっといてくれたの?」

「あっ、あたり前だろ、ここ俺の部屋だし 」

少し赤くなりながら話す陽菜

「ごめんね今日は久しぶりの休みだったのに・・・ 」

「お前はすぐに無理するからな、自分の体調ぐらい管理しろよな!」

「ごめんなさい・・・ 」 

「怒ってるわけじゃないから」 

「うん」

「薬飲まないといけないからなんか食べるか?」

「喉が痛いけど柔らかいものなら食べれるかも」

「おじや作ってもらってきてやるから待ってろ」 

「陽菜行っちゃうの・・ 」

「すぐ戻ってくるから 」 

「うん・・・」 

「あぁーもう、しょうがないな!」

何かボタンを押すと、コンコン 

「陽菜様何か御用ですか?」

「おじやを作らせてここに持ってきてくれ」

「かしこまりました、二人分ですか?」

「優子の分だけでいい、あっ、俺の朝食も一緒に持ってきてくれ」

「かしこまりました」

そう言うと執事さんは出て行った
呼び出しのボタンなんかあったんだ・・・

「わがまま言ってごめんね 」 

「いいって、気にすんな、出きるまで寝てろよ起こしてやるから」

「うん」 

「それと大事を取って明日学校休め!」

「一日寝れば大丈夫だよ 」 

「俺も休むから 」

「陽菜はダメだよずる休みになっちゃう」

「俺はいいの、今年なんて一度も休んでないんだぜ 」

めっちゃドヤ顔で

「1年生の時なんて出席日数やばかったんだからな」

「それ自慢にならないよ 」 

「うっせー早く寝ろ」

「陽菜もねよ 」 

「しかたねーなー抱いててやるよ 」 

「うん・・・うれしい♪ 」

優しい陽菜、明日は大丈夫なのに・・・

でも今日と明日一日中一緒にいれると思うと久しぶりだからうれしいな
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