「俺今日頑張った(-∀-`) 」


ユナを寝かせソファーでくつろいでたら目の前に立って
どや顔の優ちゃん


「・・・・お疲れ様」

「明日も頑張る(-∀-`) 」

「うん・・・・」

「だからさ♪」


あぁ・・・なるほどね

ちょっとだけ意地悪したくなって


「尻尾生えたらしてあげる」

「なんだと、生えるわけないぜ(;´-∀-)」

「朝生えたじゃん」

「おおん・・・・そういえば一瞬生えたな(;´-∀-)
あれはいったい何だったんだ?」

「ねぇー何だったんだろうね」

「よし!生やすぜ(-∀-`) 
だからするんぜ!!」


それから一生懸命生えろ生えろって唱えてるけど
生えてくるわけがなく


「くそぉぉぉー!!
こうなったらどこかの犬を捕まえて・・・」

「ダメ!絶対にダメ(汗)」


本当にしかねないから全力で阻止



「だってぇー(涙)」


いじめるのはこの辺にしてソロソロいいかな(бвб)


「もう一度心からお願いしてみたら」

「わかった・・・・」


それに合わせて陽菜も唱えると


「のあぁぁぁぁ!!生えたぜ!おでのしっぽ生えたぜ(-∀-`) 」


陽菜の好きなしっぽをゲット
でもどうして陽菜が願うと生えるんだろう・・・・
まあいいけど(бвб)


「ほら、しっぽしっぽ(-∀-`) 」

「優ちゃんのふさふさしっぽ好き」

「おでは?」

「もちろん・・・・好き(бвб)」

「おでも大好きぜー(-∀-`) 」


うれしいときはしっぽがブンブン音を立てて振られる
悲しいときは丸めて無くなる

言葉が話せない犬の優ちゃんの気分を見分ける手段だった
しっぽが大好きだったから嬉しい(бвб)


今だって陽菜に覆いかぶさりながらしっぽも軽快に揺れてる

「あ、あ、優ちゃん・・・」

「はぁはぁ・・・にゃんにゃん
うぉ・・・・しっぽ握るなぜ(;´-∀-)」

「止まっちゃやだ!」

「ぬぉぉぉ!!高速ぜ」



「やっぱり可愛い(бвб)」


疲れて寝てしまった優ちゃんのしっぽを撫でながら
耳も生えろ!と唱え生えてきた耳としっぽを眺めてる

どうして陽菜が願うと生えるんだろう・・・・

でもイライラしたときにこれがあると心が休まるかも

もしかしてお月様から陽菜へのご褒美なのかな


「フエッ・・・フェェ・・・」

「はいはい(бвб)」


ミルクの時間だ


「ユナちゃんお待たせ」


いつも寝ながら飲むからなかなか進まない
そんな時は頬をつんつん突いて飲むのを促す


「もういいのぉ?」


両方飲んでぐっすり(笑)


ベビーベッドに寝かせ優ちゃんの隣に寝ようとすると


「あれ?」


消えろって願ってないのに無くなってる

時間がたつと消えるのかな・・・・

だったらもし何かのはずみで生えちゃっても
その間何とかやり過ごせばいいから安心

まあ、はずみはあっちゃいけないんだけどね(笑)