出会わなければ 15

現在



「春休みさ、東京へ行きたいね」

「わたしTDL行きたい」

「私は原宿とか渋谷へ行きたい」

「優子は行った事あるんでしょ?」


渋谷・・・・・・


「どうかした?」

「え、あ、高校の帰りとか友達と寄ってたよ」

「いいなぁ〜ファッション系のお店沢山あるんでしょ?」

「私あんまり興味ないからわかんないかな(;´-∀-)」

「え?でもこじはるは好きなんでしょ」

「あ〜・・・うん、天然ぽくて可愛いからアハッ」

「高校時代は読モしてて人気でてきて大手にスカウトされたらしいよ」

「今は毎月どこかのファッション誌に載ってるよね」

「今年のパリコレに出るって噂もある」

「そうなんだ・・・・・」


ドンドン夢が叶ってるんだね
おめでとうにゃんにゃん・・・・


「TGCが4月1日にあるんだけど旅行かねて見に行こうよ」

「この際3泊くらいしちゃう?」

「いいねぇ〜私シ―も行きたい」

「2日間はリゾートを満喫して
1日はショッピングとTGCで最終日は帰るまで食べ歩きに決定!」


勝手に盛り上がってる友達


あの日携帯を解約し全ての連絡手段をたった
だから向うが私の行動を知るすべはない


仕事に忙しい小嶋さんが私の事を思い出す事なんて
きっと無いに等しいだろう


なのに私は往生際が悪く
忘れたくても忘れられないでいる
今でも繋がらないスマホのホルダーを見て泣いてる私を
お父さんに知られるわけにはいかない

これ以上心配させたくないから



「優子も行くよね?」

「どうしようかな・・・・」

「久しぶりに東京の友達に連絡して会えばいいじゃん」


そう言えばみーちゃんにはお父さんに着いて行くことになったと言ったら
絶対小嶋さん関係でしょ!て言われて問い詰められたけど
本当の事は言えなくて嫌な雰囲気のままさよならしたから会いたいかも


「そうだね、街は案内する」

「よーしそうと決まったら今日の帰り旅行代理店へ行こう」


旅行か・・・・サイパン行きたかったなー・・・
ちゃんとキャンセルできたのかな
ごめんなさいって手紙は残してきたけど
怒ってるだろうなー・・・


「優子・・・・ゆうこって!」

「あ、え、なに(;´-∀-)」

「たまにどこかへ行くよね(笑)」

「ごめん(;´-∀-)」

「私達3人だしさ宿泊は別として行動は4人の方がいいじゃん」

「そうだね」

「優子の友達に声かけてみたら?」

「いいの?」

「向こうがいいなら私達はいいよ」

「連絡してみる」


と言っても全員のデーター消えちゃったんだよね
どうしようかな・・・




大体の住所は覚えていたから夜、電話帳で家の番号を調べ
三軒目でヒット



(マジ優子なの?)

「うん、元気だった?」

(元気だったじゃないよあの後大変だったんだから)

「何かあったの?」

(優子が転校したの二学期の終わりだったでしょ)

「うん、学期区切りが丁度いいかなって」

(冬休みに入ったから私は学校に行ってないでしょ
でもクラブ生はいるわけで、こじはるが大島優子の連絡先知らないかって
聞き回ってたらしいの)

「うそ・・・・」


まだその頃は有名ではなかったにしてもポツポツ出てたから
バレタラやばいのに(;´-∀-)


(で、私の名前も出て来たらしくて峯岸ならって電話がかかって来て
連絡取って欲しいって言われたんだけど
あんた番号変えたの私にも教えてくれなかったでしょ)

「ごめん・・・・」

(私が知らないと言う事はそういう事かって一人で納得して諦めたみたいで
それから連絡来なくなって、あっという間にスーパーモデルになってるから
ビックリした)

「凄いよね(-∀-`) 」

(凄いじゃないよ、今すぐ携帯番号教えろ(怒))


みーちゃんにはよーく謝りすぐ番号を教えて
東京へ友達と行く事になったと伝えると
向うから一緒に遊ぶって言ってきて
変わらない親友に涙が止まらなかった

こんばんは

あなたに出会えての第四章(完結編)をやっと移し終えたので
公開します

向こうのブログを読んでない方は
ジャンプから一話へ飛んで読んでくださったら嬉しいです


リアルでは
優ちゃんが帰ってきておおっぴらではないこじゆうが
ちょこちょこ出て来だしましたね(-∀-`)

こじゆうヲタとして当たり前に会ってる二人が愛おしいです
普通だから写真を撮らないし載せない・・・・

共通の友達も大勢いるから沢山の誕生日会を一緒に
お祝いしてる二人

どちらかが結婚・・・・・してもこの関係は永遠に続くことでしょう

そういう絆があるこじゆうを
これからも命ある限り応援していきます


こじゆうLOVE(бвб)人(-∀-`)


ぷーな

出会わなければ 14

にゃんにゃんの誠実さと私の気持ちを汲んでくれたお父さん

にゃんにゃんに娘をお願いしますと頭を下げ
一緒に暮らすことを許してくれた


元々賃貸だったからそこを引き払い
にゃんにゃんのマンションで暮らすことに


「お金いらなかったのに・・」

「一人暮らしするより安く済むんだから
貰っておけばいいよ、その方が私も気兼ねなく暮らせるし(-∀-`) 」

「う〜ん・・・助かるのは助かるけど最近お給料上がって来たから」


一人だったらモデルだけで暮らしていけるくらいの金額に
近づいてきてるらしいのに
こういう仕事はいつダメになるかわかんないからって
本屋さんのバイトも辞めずに頑張ってるにゃんにゃん

なのに私は学校だけでバイトをしてない

少しでも生活の足しになれば良いなって思って
バイトしたいって相談したら

バイトしたら勉強できないでしょ
その分家事をしてくれた方が陽菜は助かるって言われて
必死に料理の腕を磨いた
それとにゃんにゃんにゆっくりしてもらいたくて


「それを溜めておいてさどこか旅行へ行きたいな」

「それいいね、海外とか行っちゃう?」

「行きたい行きたい、パスポート取らなきゃ
にゃんにゃんはもってるの?」

「去年グアムへ行ったから持ってるよ」

「流石だね(-∀-`) 」

「エヘン(бвб) 」


ドヤ顔も可愛いにゃんにゃん


「行くとしたら冬休かな」

「そうだね、でも年末年始はお父さんと一緒に過ごすんでしょ?」

「別にいいよ、にゃんにゃんこそ家に帰らなくていいの?」

「私も別にいい(笑)」

「じゃー学校休みになってにゃんにゃんとの休みが合えば行こう」

「寒い時にはやっぱ温かい所だよね(бвб) 」

「沖縄?」

「海外へ行きたいって言ったじゃん(笑)」

「そうだった、グアムだったら安いかな」

「そうだね、ハワイは高いから二人分はしんどいかな」

「自分の分は自分で出すよ(汗)」

「大丈夫、先月のお給料結構良かったんだ
今月もガルコレ入ってるし先月以上もらえると思うから」

「でも・・・・」

「じゃー出世払いで返して(笑)」

「出世するかな(;´-∀-)」

「まだまだこれからでしょ」

「うん、頑張る」


次の土曜日仕事へ行くにゃんにゃんと一緒に駅まで行き
近くの旅行代理店でパンフレットを沢山もらって帰って来た

ヨーロッパのなんて貰っても行けないよって言われたけど
見て行った気分になるだけならただだからって
並んでるパンフレットを一種類ずつ取り笑われた

何処へ行くかなかなか決まらなくて
やっと決まっても予算が合わなくて・・・

でも、そんな事をしている時間が楽しくて幸せだった


「にゃんにゃん好き(-∀-`) 」

「え、急にどうしたの?」

「言いたくなっただけ」

「なにそれ〜」

「にゃんにゃんは?」

「陽菜も好きだよ(бвб) 」

「アハッ(-∀-`) 」

「自分で求めておいて照れないでよ〜」

「面と向かって言われると恥ずかしい(;´-∀-)」


可愛いって言いながらキスしてくれたにゃんにゃん



私のすべてがにゃんにゃんで回っていた
にゃんにゃんなしでは生きていけないと思った

だから・・・・





こんなに早く別れが来るなんて私には想像できなかった

動き出した時間 i一話へジャンプ

 



http://mblg.tv/puna/entry/2687/

動き出した時間 113

「こんばんは〜」

 

「来た来た、お疲れ〜」

 

「こんばんわぁ〜(汗)」

 

「萌咲一位おめでとう(-∀-`) 」

 

「ありがとうございます」

 

「萌咲さん・・・・!?」

 

「優陽のお祝いなのに私なんかが来ちゃってよかったんですか(汗)」

 

「いいのいいの(-∀-`)

ほら優陽の横に座ってやって」

 

「では優陽の二位と萌咲の一位と卒業発表にカンパーイ!」

 

それからワイワイガヤガヤと
たわいもない話で盛り上がっていたのに

 

「どういうことだよ(怒)
ちゃんと納得いくように説明しろよな」

 

「ゆ、優子ちゃん落ち着いて(汗)」

 

端の方でさっしーが酔った優ちゃんに絡まれてる

 

「これからだろ、これからが大事なんだぞ

なのに萌咲の卒業を認めるとはどういうことだ(怒)」

 

それに気づい萌咲ちゃんが立ち上がり優ちゃんの所へ

 

「優子さん今だから私は卒業するんです

スピーチでも言いましたが新しいAKBに私は必要ない

ううん、居てはいけないんです」

 

「なんでだよ、ここまでみんなを引っ張って来たのに

頂点を見ずに辞めちゃうのかよ

萌咲はそれでいいのかよ(泣)」

 

「だからですよ、頂点に戻れる可能性が出てきたから

私の役目は終わったと思ったんです

だから今までのAKBをすべて壊します

総監督も無くします、そうですよね総支配人」

 

「うん」

 

「じゃー誰がグループをまとめんだよ」

 

「チーム制を無くしそれぞれのグループを一つのチームとみなし

公演を行います

公演は24名ずつ二つに分けひまわり組の時のような感じでやっていきます

キャプテンがメインを副キャプテンがサブをまとめます」

 

さっしーの話をみんなが食い入るように聞いている

 

「それじゃー壊したことにならねえじゃねえか

昔に戻っただけだろ(怒)」

 

酔ってる優ちゃんは口が悪いから困る(笑)

 

「国民的アイドル時代を壊すんです

だから初心に戻ってメンバーを競わせる

選抜もメインから選びます、なので

メインとサブも二ヶ月毎に入れ替えを行います

昇格したければ頑張るだろうし

そのままでいいのならその子は選抜には入れません」

 

「それ誰が決めんんだよ」

 

「そこなんですよね指原達スタッフは過程を知ってるだけに

贔屓してしまうので・・・
こじはるさんにお願いしたいんですけど(汗)」

 

「えぇっ、私?」

 

「アイドルを見る目があるし公平だし

原石を見つける力もあるじゃないですか」

 

「でも優陽の親だよ、贔屓してるって言われるよ絶対」

 

「一年間は優陽ちゃんをセンター固定だって言ってあるので大丈夫です

それにファンの人達、もちろんメンバーにも
誰が決めてるのか公表しないので」

 

「陽菜仕事忙しいのに大丈夫?」

 

「AKBの為になるなら・・・・仕方ないからやってあげる(бвб)」

 

「ありがとうございます、流石こじはるさん

AKB愛は健在でしたね」

 

「一番愛してるのは優ちゃんだから・・・五番目くらいかな

あ〜・・でも今は・・・神7にも入ってないかも(笑)」

 

「せめてベスト10に入ってれば嬉しいんですが(汗)」

 

「ぎりセーフ(бвб)」

 

「ありがとうございます(汗)」

 

「でもこれ以上忙しくなったら・・・・」

 

「大丈夫!どんなに忙しくても優先順位のトップは

優ちゃんだからね(бвб) 」

 

「にゃんにゃーん(-∀-`) 」

 

「優ちゃーん(бвб) 」

 

フラフラしながら抱きついてくる優ちゃんを
受け止めよしよししていると

 

「あんた達、イチャつくなら部屋行けよ(ΘωΘ) 」

 

「じゃーお言葉に甘えて、みんなバイバイ(бвб)」

 

「て、おい!本当に行くのかよ(汗)」


みーちゃんは無視して麻里子の耳元で

(とりあえず優ちゃん寝かせてくるね)

 

そう呟きパーティールームを出る

 

 

 

新しいAKBか・・・

まさかまたかかわりあうようになるなんてね・・・

 

優陽の為だし思い出の場所を無くしたくないから・・・・

 

 

 

小嶋陽菜   またまた古巣で頑張ります(бвб) 

 


おしまい

 

 

=============================

 

という事で、動き出した時間(とき)とはAKBの事だったんですね

(自分でも初めて知った(笑))

 

優陽ちゃんが絶対的エースになり

惜しまれながら卒業する時には

こじまつりを開催し初期メンも応援に駆け付け

きっと超アダルトこじゆうを披露してくれる事でしょう(笑)

 

これにてあなたに出会えてシリーズは完結です

 

長い間のお付き合いありがとうございました。

 

ぷーな

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2018年11月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
アーカイブ
カテゴリー