いつまでもいつでも

（今年の冬は寒いから早く帰れそう）


そう言われたとき嬉しすぎて声が出なかった

25日のお昼すぎに寮を出て帰ってくるから
イブは無理だけどクリスマスは一緒に過ごせる♪

プレゼントは葉っぱのマークがついてある
メーカーのパーカーとスウェットにした

これだったら部屋着にしてくれるかなーと思って

ずっと一緒・・・という気持ちを込めて（бвб)



終業式


「陽菜、明日どこ行く？(ΘωΘ)」

「え？（бвб)」

「いやいや、驚く意味がわからない
今年は一人だから遊んでー（бвб)
ていってきたの陽菜だからね！」


そうだった・・・・多分帰れないって言われてて
一人は寂しいからみいちゃんを誘ったんだった（汗）


「えーとね、明日帰ってくることになったの（бвб)」

「はぁ？それいつわかったの」

「確か・・・・一週間前くらい？」

「浮かれすぎて私のこと忘れてたんでしょ（怒）」

「みいちゃんすごーい！エスパーみたいだね」

「誰だってわかるわ（怒）」

「と言うことだから」

「どういう事だよ（怒）」

「仕方ないなー今日付き合ってあげるから」

「あんたね・・・・・はぁ・・・もう怒る気にもならないよ」

「だからみいちゃん好きー（бвб)」

「そのかわり奢ってもらうからね」

「うっ・・・・プレゼント買ったからお金があまりないので
お年玉貰ってからにしてください」

「利息付いて高くなるよ」

「え〜悪徳業者」

「峯岸様をなめんなよ」


忘れてた陽菜が悪いから仕方ないよね

いつも怒りながらでも付き合ってくれるみいちゃんは
きっと一生の友達


「こんな陽菜ですがよろしくお願いします」


「・・・・・気持ち悪いから止めて」


むぅ・・・せっかく頭下げたのに（怒）

でも、明日帰ってくるなら用意とかいろいろあるんでしょって言って
遊ぶのはまた今度でいいよって言ってくれて涙が出そうになった・・

なっただけで泣いてないけど(бвб)　


終業式も無事？終わりクラブも外周三周だけして終わった


「ただいま」

「おかえりごはん出来てるわよ」

「うん、お腹ペコペコ」

「今日は家にいるのよね」

「うん、でもご飯食べたら材料買いに行く」

「じゃーもうケーキはいらない？」

「それとこれとは別」


陽菜が作るのは優子先輩とのクリスマスケーキ
今日食べるのは普通のイブのケーキだもん


「だったらスキなの買ってきて」

「わかった（бвб)」

「何その手」

「ケーキ買うお金」

「帰ってきたら渡す」

「今くれないと買えないの！」

「無駄遣いしすぎよ」

「無駄じゃないもん（怒）」


優子先輩のために使うお金は一円だって無駄じゃないんだから！


そういいながらも5千円くれて


「材料もそれで買ってきなさい」


さすがママ！
残ったお金も頂いておきます（бвб)