陽菜


どうしようもなく優ちゃんが欲しくなった

今まではキスだけで可愛い優ちゃんに満足できていたのに
心から好きになるってこういうことなのかな

優ちゃんの全てが欲しくなり
陽菜だけのものにしたくなった

だから


「抱いてもいいかな」


目を見て真剣にそう言うと
顔がみるみる赤くなり目が泳ぎだす

でも

「好きだから陽菜のものになって」


声が震えてるのが自分でもわかる
拒絶されたらどうしよう・・・
やばい泣きそう

反応しない優ちゃんに
自信がなくなり離れようとしたら


「好き」

そう言って腕を首に巻き付け引き寄せられると
優ちゃんからの初めてのキス


もう止まらないからね

そう言う事をするのは初めてじゃない
でも女性と、それも陽菜からするのは初めてだから
ちゃんと出来るかわからないけど
優ちゃんの初めてを嫌な思い出だけにはしたくない


そう願いながら
キスしながらパジャマのボタンを外し脱がせていく


優ちゃんも協力してくれてなんとか裸にすると

「にゃんにゃんも・・・・」


そうだよね、陽菜服を着てるもんね

服を脱ぎ下着姿になってまた上に覆いかぶさる


「全部脱がないの?」

「今日は優ちゃんを抱くだけだからね」



その日、ありったけの愛を込めて優ちゃんを抱いた


そして私達は幸せに暮らす・・・・・・



はずだった