あくまと花嫁♂ 19

優子に布団を掛け隣の部屋に行くと
二人は床で寝ていた

うっわ、みなみの全裸見ちゃったよ・・・(汗)

うん、優子で良かった(бвб) 

「アツコ・・・・アツコ!」

「んん〜・・・ニャンニャン?」

「体大丈夫?」

「うん、なんとか治まったみたい」

「みなみになんかかけてあげたら?」

「いい、このまま連れて帰って寝る」

「その方がいいね」

「・・・ニャンニャン見た?」

「何を?」

「みなみの裸とか二人がエッチしてるところ」

「うーん・・少しだけ?」

「まあいいけど・・・なんで急にしたくなったんだろう
全然抑えきれなかったもん」

「最後に飲んだやつアルコールだったみたい」

「アルコール?」

「聞いたことない?」

「・・・あぁーそう言えば人間界に来るとき
マリコがアルコールがどうとか力説してたかも」

いい加減に聞いてたんだろうね(笑)

「人間界で唯一口にしてはいけないものだったみたい」

「あちゃー(笑)」

「これからは確かめて飲まないとだね」

「そうだね、ふあぁ〜疲れたから帰るね」

「うん、また明日(бвб) 」

「お休み」

「お休み」

みなみを軽々抱えると壁から出て行った

辺りを見回すと・・・・見なかったことにしよーと(бвб) 

寝室に戻り布団に潜り込むと優子を抱き枕にして目を閉じた

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あくまと花嫁♂ 18

あくまと花嫁♂ 17

優子

一週間後

「誕生日おめでとう(-∀-`) 」

「優ちゃんありがとね」

一週間遅れのたかみなの誕生日会

外に食べにこうと思ってたんだけど
はるなやあつこさんも誕生日会なるものをしたいと言うから

私の部屋ですることになった

「うっま♪優ちゃん料理上手いわ」

「アハッありがとう(´-∀-)」

はるなはいつものように食べてるけど
あつこさんは手を付けようとしない

「ニャンニャン何で食べてるの?」

「あぁー・・・アッちゃんも食べてみれば(бвб)」

「食べる意味わかんない」

「いいから一口試してみて
なんて言ったらいいのかわかんないんだけど
なんか新しい発見?したみたいな感じ(бвб)」

「・・・・」

疑いの目ではるなを見てるけど
美味しそうに食べるはるなを見て
顔をしかめながら少しだけつまんで口に運ぶあつこさん

「ん?あれ?なにこれ・・・!?」

そう言ったと思ったら次々と口に運びだした

「うふふやばいでしょ(笑)」

「んぐっ・・・やばっ・・・モグモグ・・・とまんない」

凄い勢いで食べてる(汗)

「あ、あつこさん急に食べたらお腹壊しちゃいますよ(汗)」

「お腹は壊れないよ(бвб)」

「あ、えーと・・・痛くなるって事っす」

「それはないと思うハルナ達が痛みを感じるのは
あくま同士で傷つけあうか
白い奴に攻撃されて傷つけられた時だけだもん」

「白い奴?」

「そう、ハルナ達あくまの天敵(бвб)」

「もしかして・・・天使?」

「むぅ・・・その名前言っちゃダメ(怒)
聞きたくもない言葉だもん」

「ごめん(汗)」

「あいつら最低なんだよいつもハルナ達を見下して
自分たちの方が偉いと思ってるんだから(怒)」

「そうなの?」

「白と黒で色が違うだけでほとんど変わんないのに(怒)」

「ほとんど変わんないの?」

「うん、良い白もいれば悪い白もいる
ハルナは良いあくまで悪いあくまもいるのと同じだよ」

「そうなんだ・・・知らなかった(汗)」

「子供のころは同じ学校に通って仲良くしてるのに
卒業して白と黒の羽がそれぞれ生えてくると
友達だった子が急に敵になる」

「なんで?色だけの違いなら仲良くすればいいのに」

「基本白は両性種しかいないから子供が生まれない」

「えっ?じゃーどうやって子供が出来るの?」

「ハルナ達の赤ちゃん・・・
妊娠したあくまをさらって監禁?して・・・・・
そして生まれた赤ちゃんを奪い母親だけ返される・・・・
その赤ちゃんは白になってて・・・
大きくなったら白い羽が生えてくるの」

「基本て言う事は女性種もいるって事?」

「あくまは両性も女性も生むことができるから
どちらが生まれるか出てこないとわからない」

「しゃーその女性種が沢山子供作れば・・・」

「ハルナは興味ないから知らないけど
何故か女性種は子供を産めないんだって」


「人間が思い描いてる天・・・・白とは違うんだね」

「うん、だから妊娠したら絶対ハルナから離れたらダメだよ
ハルナも離れないけど(бвб)」

「うん」

「奪い返しにいけないんすか?」

「お互い家には結界が張ってあって中に入れないの
外に出た一瞬の隙を狙われてさらわれちゃうんだよ
ストーカーじゃんね(怒)
で、さらったら生まれるまで絶対に家の外には出さないんだよ
ひどいでしょ(怒)ハルナだったら気が狂っちゃう・・・」

凄い話を聞いちゃって天使のイメージが・・・・(汗)

「みなみもだからな!」

「お、おう・・・」

せっかくの会なのに湿っぽくなってきたから

「そ、そうだたかみな20才で解禁だから
ウメッシュ買ってきたんだ(-∀-`) 」

「うわーこれ飲みたかったんだ
優ちゃんありがとう♪」

「これ何(бвб)?」

「梅のお酒だよ(-∀-`) ハルナも飲んでみる?」

「うん」

「あつこさんも飲みますか?」

「飲んでやるよぅ」

コップを4個用意して少しずつ注ぎ氷で薄める
三人は初めてだからね(-∀-`)

「かんぱーい!」

一斉に口を付ける

「これ飲みやすいわぁ♪」

「でしょ、大島さん一押し(-∀-`) ♪」

「もう少しのもうかな」

「良いよ、残り持って帰れば?」

「優ちゃん飲まないの?」

「私は早く妊娠しなきゃだからさ」

たかみなと話していたら

「ヒクッ・・・」

「うっ、ヒクッ・・・」

しゃっくりが聞こえてきて・・・慌ててハルナ達を見ると
大変な事になっていた


幼馴染♂ U-2

優子

年が明けたらにゃんにゃんと二人暮らしイコール同棲♪

やりたい放題ぜぇー⊂^⌒⊃_д_)⊃

この想いだけで辛いリハビリも頑張れる気がしてきた

佐江!グッジョブ(-∀-`)

ゆき姉が妊娠してなかったら家の話もまだまだだっただろうし
にゃんにゃんと同棲なんて出来なかったかもしれないからね

三ヶ月ほどだけど嬉しすぎる

冬休みには治療の為に温泉にも行かなきゃだし

はぁー・・・楽しみでしかないぜ


「篠田君最近叫ばなくなったわね」

「当たり前♪、俺は男だからな<`ヘ´>」

「機嫌もいい事だし明日から歩く練習をしましょうね」

「うえっ・・もう、歩くのか?」

「そうよ、男なんでしょ出来るわよね(笑)」

「お、おう、当たり前ぜ(汗)」

一昨日立てたところなのにもう歩くのか(汗)
本当はめっちゃ痛いのに・・・・
我慢できるのか優子!
うう・・やだなー・・・リハビリヤダ・・・

明日の事を考えてブルーになってたら

「あれーなんか元気ない感じ?」

「にゃんにゃん・・・・」

「なんかあった?」

「・・・・・・何でもない・・・」

「ふーん・・・
あ、今日ね帰りに不動産屋さん寄って来たよ」

「で、いいとこあった?」

「うーん二部屋欲しかったけど家賃高いから
広めのワンルーム探してたら丁度いい物件があって
仮契約してきちゃった(бвб) 」

「は、早くねえ?」

「どうせご飯食べて寝るだけだし
最低限の荷物置ければいいでしょ」

「そうだけど二人分だぜ」

「優ちゃんの服は三着ぐらいをローテーすればいいし
陽菜の服も週一で取に行けばいいかなって」

「まじか(汗)」

「どうせジャージじゃん」

「そうだけどさー休みに出かけたりとか・・・」

「そんなことしてたらばれちゃうでしょ」

「うう・・そうだけど・・・」

「部屋でウックリしよう(бвб) 」

うっくりは出来ないかもだけどな(-∀-`) デヘヘ

「・・・・今変な事考えてたでしょ(怒)」

「うえ?そ、そんな事ないぜ(汗)」

「どうだか、
陽菜は12月からそこに住むから優ちゃんは年が明けたらおいで」

「えぇーなんでだよ、俺も12月から住む!」

「だーめ、一か月だけでも一人暮らししたいもん」

「じゃー冬休み入るまで我慢するから」

「年末年始は家に帰るよ(бвб) 」

「じゃーじゃー温泉はいつ行く?」

「あぁー・・・敷金とかでお金いるから
今回は無理かも(汗)」

「な、なんでだよ約束したじゃないか
治療も兼ねて温泉行こうって(怒)」

「仕方ないじゃん家賃も払わなきゃいけないんだよ
あっちゃんはみなみと半分ずつ出し合うって言ってたけど
陽菜は一人で出さないといけないんだから」

「っ・・・ごめん・・・」

「あ・・・別に出すのが嫌で
言ってるわけじゃないから・・・ごめん」

「俺もお年玉貰ったら少しだけど出す」

「いいよ、中学生からお金を貰えるわけないじゃん」

「くっ・・・」

何で俺は中学生なんだよ・・・
陽菜の負担でしかないじゃんか・・・
何にも考えず浮かれてた俺ってやっぱガキじゃん

自分の不甲斐なさが悔しくて唇をかみしめ
俯いてギュッときつく手を握り締めていると

ベットが軋みにゃんにゃんが優しく抱きしめてくれて

「優ちゃんがサッカー選手になって
大金貰えるようになったら全部出してもらうんだから
頑張って早く治してよね」

コクコク頷くと

「陽菜を養ってくれるんでしょ?」

「うん、何でも好きなもの買ってやるぜ」

「じゃー今はそれまでの先行投資と思っとくから
倍以上にして返してよ(笑)」

「100倍返ししてやるよ(笑)」

「フフフ楽しみ〜(бвб) 」

やっぱりにゃんにゃんは最高の嫁だと思う
俺にはもったいないぐらいに・・・・

早く治さなきゃいけないから歩行訓練も頑張った
痛くて涙流れてても笑ってたら

「キモイ!」

て言われた

いいもん陽菜の為に頑張ってんだから

絶対16歳でプロになってやる
それで陽菜を養って結婚前に子供作って・・・デヘヘ(´-∀-)

「きもいって!」

幼馴染♂ U-1

陽菜

優ちゃんの手術の次の日の夜
二家族の緊急会議が開かれた

と、言っても決まった事の報告会だったんだけどね

佐江とゆきりんの挙式は佐江のシーズンオフである
12月8日に決まり子供が生まれる前までに
新しい家を完成させたいとかで
年が明け仕事始めにすぐ着工するらしい

だからそれぞれ住むところをすぐ探すように言われた

一人暮らしを一度はしてみたかったから丁度よかったかも

あっちゃんとみなみがこそこそ話をしていて
お母さん達に

「二人で一緒に住む!」

て宣言した、もちろんあっちゃんがだけど(笑)

就職先は別々になるけどあっちゃんの会社の近くを
探すみたい

ゆきりんは今の病院を退職し
家が完成するまで佐江のワンルームマンションに
一緒に住み料理教室とかに通うんだって

麻里ちゃんはもちろんお兄ちゃんの所に戻るみたい

「優ちゃんはどうするの?」

おばさんに聞いてみる

「おばさん達は病院の近くに借りようと思ってるから
そこで一緒に住まわせるわよ
毎日リハビリに通うのも便利だしね」

「でも、学校には遠くなりませんか?」

「そうね・・・・自転車で通わせようかしら
雨の日は送らないといけないわね」

そうなったら学校でしか逢えないけど・・・
少しの我慢だもんね・・・・


「て言う風に決まったの(бвб) 」

「ヤダヤダヤダ!何勝手に決めてんだよ
俺の気持ちは無視かよ(怒)」

「仕方ないでしょ中学生なんだから」

「うう・・にゃんにゃんは毎日キスできなくてもいいのか!」

「三ヶ月くらいの辛抱だから我慢しなさい」

「くっ・・・・学校でする」

「だめに決まってるでしょ(怒)」

「保健室の鍵閉めてしたらばれないって」

「モラルの問題です(бвб) 」

「固い事言うなよ・・じゃーさ毎日にゃんにゃんとこに
寄ってご飯食べてから帰る(´-∀-)」

「リハビリに行かないとでしょ」

「・・・・・だって父ちゃんも母ちゃんも
夜勤で居ない時多いし・・・・
俺一人でご飯食べて一人で寝るんだぞ・・・」

「・・・・もしかして怖いとか(笑)」

「こ、こ、怖くなんかないやい(汗)」

「ふっ・・・怖いんだ(бвб) 」

「うるせー・・・(汗)
だって今まで一人で家にいる事なんて無かったから・・
必ずみなみが居たし、もし誰もいなくても秋元家に行けば
絶対おばさんがいたから・・・」

そう言えば練習から帰って来て自分の家に帰らず
直接うちにご飯食べに来てた時って
家に誰もいない感じだったもんね・・・

「・・・・一緒に住む?」

「誰と?」

「陽菜と(бвб) 」

「が、が、学校はいいのかよ(汗)」

「ばれない様に校区外に借りる
でも、行きも帰りもバラバラに行かないとだし
誰にも言ったらだめだからね」

目をキラキラさせて首がもげるんじゃないかってくらい
立てに振ってる優ちゃん・・・

リハビリにも通わせないといけないし・・・
おばさんにも言わなきゃ
もう、大変じゃん(汗)

はぁ・・・やっぱり一人暮らしは無理だったか



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