一話へJUMP

http://mblg.tv/puna/entry/1192/?cur=category&val=27

YH スレチガイ 誕生日には

優子

『今日一日姫の好きにしていいよ』

『あんなとこ舐めたりあんな体勢させたり
こんなの使ってもいいの?』

『いいよ』

『陽菜の気の済むまで攻めてもいいの?』

『ノープロブレム(´-∀-)』




「付き合ってから初めての誕生日だから
にゃんにゃんの欲しいものあげたいじゃん」

「そうだけど女性って・・・私達も女性だけど
サプライズ的なものが好きでしょ
聞かない方が良かったんじゃないの?」

「でもにゃんにゃん何でも持ってるし
気に入った物すぐ買っちゃうし
何が欲しいかわかんないんだもん」

「確かにそうかもな、で、何が欲しいって」

「何もいらないよって、その気持ちだけで嬉しいって言われた」

「良かったじゃん、それだったら何あげても喜んでくれるさ」

「そう思って練習用にお揃いのTシャツか
ジャージをあげようと思ってたんだけど
その話をしてから三日後の朝
優ちゃん優ちゃん!今日ね優ちゃんの夢を見たのー
て言って嬉しそうに話してくれたのがさっきの話」

「それってプレゼントに優子が欲しいって言ってる様なもんだよな」

「才加もそう思う?」

「そうしか思えない」

「その話された時ご飯吹き出したんだから
普通の会話みたいにサラ―と真面目な顔して言うんだよ
こっちの方が顔が火照ってやばかった(汗)」

「もうそう言う関係なんだろ?」

「うっ・・・うん・・・(汗)」

「優子ってノーマルっぽいもんな(笑)」

「ノーマルってなんだよ(怒)」

「女同士でも色んな楽しみ方があるって事だよ」

「才加は知ってるの?」

「そりゃーこの年にだからね」

「ゲッ・・・・」

「ゲッてなんだよ私だって恋ぐらいしてるわ(怒)」

「聞いてない〜だれ?ねえ誰と?
私の知ってる人?男?女?それともニューハーフ?

「心友辞めるぞ!(怒)」

「ご、ごめん(汗)」

「で、どうすんの?」

「どうしよう・・・・」

「自分にリボンつけて私がプレゼント!
とか言ったら喜んでくれるんじゃないの?」

「そうかなー・・・・」

でも恥ずかしいもん・・・
いつもされそうになるけど嫌だって言えばやめてくれてたのに

もしかしてずっと我慢してたのかな・・・

どうしよう・・・

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H スレチガワナクなってから約一か月

優ちゃんの同期に手伝ってもらった引越し

買ったベッドや電化製品以外はみんなの車に
積み込み運んでもらった

とりあえず届いたベッドを組み立て布団を干しておく
寝るところは大事だからね(бвб)

陽菜の分の段ボールを開け洋服はシワにならないように釣り
あとはタンスにしまう

食器や共同のやつは片づけ上手な優ちゃんがやってくれるはず

その夜はお礼を兼ねてみんなで焼肉食べ放題へ

みんなと別れ帰り道

「みんな女の子なのによく食べたよね」

「若いからね」

「むぅ・・・・陽菜が年寄って言いたいの(怒)」

「ち、違うよにゃんにゃんは一番女性らしくて
一番綺麗で可愛くて(汗)」

「声大きい(汗)」

「あう・・・・ごめんなさい」

最近強気になってきてカッコいい時もあるんだけど
根本的には変わってなくてオロオロする優ちゃんも可愛くて好き

鍵を開け中に入ろうとしたら

「小嶋さん」

なんで今さら小嶋さん呼びなの?て思ったけどすぐ

「こんな私ですが今日からよろしくお願いします」

深々と頭を下げるから

「こちらこそよろしくお願いします」

と、頭を下げた

手を繋ぎ同時に一歩踏み出しリビングへ

「今日からここが二人の家だよ」

「うん」

「もう、誤解とかしたくないからちょっとした事も
隠し事もしないで何でも言い合おうね」

「うん」

「今日優ちゃんをもらってもいい?」

「うん・・・ん?」

どういう事?って顔をする優子

「新しい場所で新しいベッドで優子を抱きたい」

恥ずかしいけどずっと思ってた気持ちを素直に言ってみた
だって隠し事はしないんだもん

「!?・・・・・・・・・」

顔も耳も真っ赤にしてアウアウし出す優子

「いや?」

「い、嫌じゃないけど・・・・シイ・・・(汗)」

「ん?」

最後の方は聞こえなくてもう一度聞きなおすと

「恥ずかしい・・・(汗)」

見えてるとこが全部赤くなってて可愛い

「陽菜も初めてだからどうなるかわかんないけど
優子に触れたいって思うし抱きたいと思ったんだ
優子は陽菜に触れたいと思わない?」

「私も・・・・いつも服の上からだけど抱きついたら気持ちいいし
お風呂でナイスバディを見るとみんなにはしないのに
にゃんにゃんにだけドキドキするし・・・
キスしてくれるたびにもっとしたいなって思ってて・・・
お、お願いします(汗)」

そう言うと顔を隠しながらしゃがんじゃって
小さい優子が一段と小さくなってる

陽菜もしゃがんで頭をなでなで

「よし、お風呂入ろっか(бвб)」

「いっ、一緒に?(汗)」

「当たり前だし」

「いや、それはまだちょっと(汗)」

「なんで?温泉とかで入ってるじゃん
佐江とかとは家のお風呂入ってるでしょ」

「佐江とにゃんにゃんは違うわけで(汗)」

「何が違うのかわかんないし(怒)」

「あ、明日から入るので今日は許してください(汗)」

「むぅ・・・・(怒)」

「ダメですか・・」

「また敬語に戻ってる(怒)」

「あう・・・ごめんなさい(汗)」

「仕方ないなー今日だけだからね
明日からは絶対一緒に入るからね!」

「はい・・・・」

せっかく洗ってあげようと思ったのになー


急いだらダメか、キスだって一週間前にやっと舌をからめてくれるように
なったばっかだし

今日はやっと抱けるんだからお風呂ぐらい我慢しなきゃ

陽菜っておっとなー(бвб)

だよね?



おしまい

Y スレチガワナクなって約一か月

「優ちゃんこれも持って行っていい?」

「だめだよ置くとこ無い」

結局二部屋はあきらめ1LDKのマンションになった

それでも部屋は広くて収納も沢山なきゃヤダって言うから
ネットとかも使って必死に探しやっと見つけたマンション

あ!みなさん気が付きました?(-∀-`)

そう、このひと月で二人の距離はどんどん近づいて
二人の時は優ちゃん!にゃんにゃん!と呼び合うようになり
私も敬語じゃなくなりましたー♪♪

それに意外ににゃんにゃんが甘えたさんでビックリ!
たまに上下関係が逆転するという・・・

ザ・先輩!て言う感じでしっかりしてるイメージだったから
たまにボートして失敗したり抜けてたりするのを知って・・・

年上なのに可愛いーて思っちゃう(つ∀-`)

今日は引越しの荷造りを手伝いに来てるんだけど
なーんにもしてなかったから一から箱詰め中

「もうヤダー終わんない(怒)」

「にゃんにゃんが全くやってなかったからでしょ」

「むう・・・・なんでそうゆうこと言う」

頬を膨らませ唇を尖らせて拗ねる可愛い先輩

「とりあえず今必要な物だけ持って行って
あとは徐々に車で運ぼう」

「さすが優ちゃん(бвб)」

普通だと思うけどなー・・・

「あぁぁー今陽菜の事バカにしたでしょ(怒)」

「うえっ(汗)し、してないよ」

「嘘ついてもダーメ、全部顔に出てまーす(бвб)」

「アハッ(-∀-`) にゃんにゃんにはかなわないや」

私のマンションは全部荷造りしちゃって寝れないから
今日はにゃんにゃんの家に泊めてもらう

「おじさんとおばさんは?」

「二泊三日で旅行中」

「仲いいよね」

「そうなの、家にいると子供の前でもイチャイチャするから目の毒」

「うらやましいなー」

「優子の所はお父さんだけだっけ?」

「うん、離婚っしちゃったからね」

「そっか、たまには帰ってあげないとね」

「シーズン中は練習あったから無理だったけど
これからオフシーズンだから帰ろうと思ってる」

「・・・・・・(бвб)」

「ん?どうしたの」

「あんまり帰っちゃヤダ(бвб)」

また唇を尖らせムーていう顔をする

「もう、なんでそんなにかわいいのさ
私の心臓もたないよ(汗)」

「優ちゃんの方が可愛くて陽菜の方がやばいもん」

「ああ・・もう、好きすぎて息できない(汗)」

「ふふ、もっと苦しめ〜」

て言いながら抱き付いてくるからこじぱの胸が丁度私の顔に・・・

「うっうっ・・・ぐるじー(汗)」

胸で窒息死したら笑われるよね(汗)

ジタバタもがいてたら力が緩み胸が離れていく

あぁー・・・少し残念・・・

「さーてご飯作らなきゃ」

「今日は何?」

「優ちゃんの好きなオムライス(бвб)」

「やったー!にゃんにゃんすきー愛してる(-∀-`) 」

ぴょんぴょん跳ねてたら頭を撫でられ

「ほら優ちゃんの方がお子様で可愛いじゃん(笑)」

今度は私がムーて尖らせたらこじぱの顔が目の前に来て

チュッ!

「うう・・・」

「真っ赤な優ちゃんも可愛い(бвб)」

て言いながらデレってしてるこじぱも可愛いよって
言おうとしたけど終わんないからやめといた



S スレチガワナクなって3日目の佐江

朝にゃんにゃんからLINEが来た

いつも発信は佐江からだったから嬉しくて
その日は舞い上がっていた

でも何で今日の予定を聞いてきたんだろう・・・
にゃんにゃんまだ休みだから暇なのかな?

あ、もしかして神戸で買ってくれたプレゼント今日届くとか?
何買ってくれたのか教えてくれなかったから楽しみだな♪

今日は溜まってた書類整理の日

何時もならいやいややってるからなかなか進まないのに
今日はサクサクこなしてる

これって愛のパワーだよね♪

珍しく定時で終わると言う奇跡

どこかへくり出したい気分だけど金欠病を発症してるから
近くのスーパーで買い物して大人しくマンションへ

あれ?部屋の前にいるのって・・・・

「にゃんにゃん?」

佐江の声に驚いて振り向く
にゃんにゃんに隠れてて見えなかったけど
優子も一緒に立っていた

ここに二人がいるって事と二人の顔を見てなんとなく気づいたけど
気づかないふりをして中に入れる


佐江が初めてにゃんにゃんを見たのは合宿へ行った時で
凄い人が先輩なんだーてぐらいにしか思ってなかった

優子は顔見知りだったみたいで
優子にだけアドバイスするのを見てなんか面白くなくて・・・

だってみんなの先輩なんだからみんなに教えてくれてもいいじゃん

まあ、佐江はレギュラーだったからそんなに教わる事もなかったけど
優子だけ特別扱いされてるみたいでむかついた

で、持ち前の社交性を押しだしグイグイ近づいたらアドレスゲット!

優子より先にゲットできてLINEを通じて
佐江だけが通じてるって言う優越感

五回に一回位しか返信は来なかったけどね・・

同じチームで出来るって知った時凄いテンションが上がり
遊ぶようになって好きって言う気持ちがドンドン溢れてきた

佐江の気持ちをガンガンアピールしてたのに
にゃんにゃんは全然反応してくれなくて・・・

にゃんにゃんの見てる先にはいつも優子がいた

2人であそぼって言うと渋るのに優子もって言うと
仕方ないなーて言いながらOKしてくれる

三人で遊んでる時に思いっきり甘えたり
寝る時に抱き付いたりしても嫌がらないから
嫌われてはないと思って佐江の方を向いてもらえるように
頑張った

大阪へ転勤になって初めて二人で遊んでくれるようになった
同情だってわかってたけど同情から好きになる事だってあるでしょ?

家に帰らず泊りに行ってにゃんにゃんの家から仕事に行っても
嫌な顔せずご飯も作ってくれるし送ってもくれるから
やっと佐江の方を見てくれるようになったって思った

それに優子はにゃんにゃんの気持ちに気づいてなかったみたいで
いつも佐江達に遠慮して一歩引いていたから
優子の気の弱い所に付け込んでた・・・

心友の好きな人を奪う佐江って最低じゃん・・・
でもねそれだけ佐江も真剣だった
たとえ優子に嫌われてもにゃんにゃんを手に入れたかったんだ

でも神様はやっぱりちゃんと見てるんだね

にゃんにゃんと優子を二人にしたくなかったんだけどなー
仕事だったんだから仕方ないよね

ほんの三日ほどで小嶋さん呼びからこじぱ呼びになってるし
お互いかばい合う二人を見てて佐江の入る場所なんて
初めからなかったんだって思い知らされた(涙)

でもね、佐江にだってプライドがあるから
最後まで泣かずにおめでとうとバイバイを言えたんだ・・・

2人が離れていくのを確認すると涙がドンドン溢れてきて止まんない

どれくらい泣いてたんだろう・・・

悲しくてもお腹は空くみたいで、でも作る気力が無く
買い置きしてたカップめんを食べてたらまた悲しくなってきて

すぐ才加に電話したら偉いねって言ってくれて
また涙が止まんなくなって・・・

次から次に電話して泣き叫んでやった

次の日パンパンに腫れた目とガラガラになった声で出社したら
上司に怒られ・・・外回りは出来ないからまた内勤に・・・

お昼までの三時間が昨日の倍ぐらいの時間い感じた(汗)

「あのう・・・大丈夫ですか?
これで冷やすと少しはましになると思うのでどうぞ
あ、あとのど飴もよかったら」

「ありがとう・・・えーと・・・」

「事務の柏木です」

「大阪の人なの?」

「いいえ、鹿児島なんですけど大阪が好きで
こっちで就職したんです」

事務は隣の部屋だから全然気づかなかった・・・

「宮澤さんていつも元気で凄いよねってみんなで言ってるんですけど
今日は元気ないしその顔だし・・・心配になっちゃって(汗)」

「佐江はいつでもゲンキングだよ♪」

「佐江さんて言うんですか?」

「そう、宮澤佐江です、柏木さんは?」

「柏木由紀です、友達からはゆきりんて呼ばれてるんです」

「じゃー・・・・・りんちゃん、りんちゃんて呼んでいい?」

「りんちゃん?」

「佐江だけの呼び方♪」

「え、え、いきなりですか(汗)」

「そうだよ、今日からよろしくねりんちゃん♪」


佐江のアイドルみーつけた(笑)


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