優ちゃんの同期に手伝ってもらった引越し

買ったベッドや電化製品以外はみんなの車に
積み込み運んでもらった

とりあえず届いたベッドを組み立て布団を干しておく
寝るところは大事だからね(бвб)

陽菜の分の段ボールを開け洋服はシワにならないように釣り
あとはタンスにしまう

食器や共同のやつは片づけ上手な優ちゃんがやってくれるはず

その夜はお礼を兼ねてみんなで焼肉食べ放題へ

みんなと別れ帰り道

「みんな女の子なのによく食べたよね」

「若いからね」

「むぅ・・・・陽菜が年寄って言いたいの(怒)」

「ち、違うよにゃんにゃんは一番女性らしくて
一番綺麗で可愛くて(汗)」

「声大きい(汗)」

「あう・・・・ごめんなさい」

最近強気になってきてカッコいい時もあるんだけど
根本的には変わってなくてオロオロする優ちゃんも可愛くて好き

鍵を開け中に入ろうとしたら

「小嶋さん」

なんで今さら小嶋さん呼びなの?て思ったけどすぐ

「こんな私ですが今日からよろしくお願いします」

深々と頭を下げるから

「こちらこそよろしくお願いします」

と、頭を下げた

手を繋ぎ同時に一歩踏み出しリビングへ

「今日からここが二人の家だよ」

「うん」

「もう、誤解とかしたくないからちょっとした事も
隠し事もしないで何でも言い合おうね」

「うん」

「今日優ちゃんをもらってもいい?」

「うん・・・ん?」

どういう事?って顔をする優子

「新しい場所で新しいベッドで優子を抱きたい」

恥ずかしいけどずっと思ってた気持ちを素直に言ってみた
だって隠し事はしないんだもん

「!?・・・・・・・・・」

顔も耳も真っ赤にしてアウアウし出す優子

「いや?」

「い、嫌じゃないけど・・・・シイ・・・(汗)」

「ん?」

最後の方は聞こえなくてもう一度聞きなおすと

「恥ずかしい・・・(汗)」

見えてるとこが全部赤くなってて可愛い

「陽菜も初めてだからどうなるかわかんないけど
優子に触れたいって思うし抱きたいと思ったんだ
優子は陽菜に触れたいと思わない?」

「私も・・・・いつも服の上からだけど抱きついたら気持ちいいし
お風呂でナイスバディを見るとみんなにはしないのに
にゃんにゃんにだけドキドキするし・・・
キスしてくれるたびにもっとしたいなって思ってて・・・
お、お願いします(汗)」

そう言うと顔を隠しながらしゃがんじゃって
小さい優子が一段と小さくなってる

陽菜もしゃがんで頭をなでなで

「よし、お風呂入ろっか(бвб)」

「いっ、一緒に?(汗)」

「当たり前だし」

「いや、それはまだちょっと(汗)」

「なんで?温泉とかで入ってるじゃん
佐江とかとは家のお風呂入ってるでしょ」

「佐江とにゃんにゃんは違うわけで(汗)」

「何が違うのかわかんないし(怒)」

「あ、明日から入るので今日は許してください(汗)」

「むぅ・・・・(怒)」

「ダメですか・・」

「また敬語に戻ってる(怒)」

「あう・・・ごめんなさい(汗)」

「仕方ないなー今日だけだからね
明日からは絶対一緒に入るからね!」

「はい・・・・」

せっかく洗ってあげようと思ったのになー


急いだらダメか、キスだって一週間前にやっと舌をからめてくれるように
なったばっかだし

今日はやっと抱けるんだからお風呂ぐらい我慢しなきゃ

陽菜っておっとなー(бвб)

だよね?



おしまい