一話へJUMP

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わがままな女神   99

優子

「着きましたよ、起きてください」

「ん〜・・・おんぶ(бвб) 」

「優子小さいから無理だろ!俺がしてやるよ♪」

「私がするから(汗)」

「無理だって(笑)」

「出来るもん(怒)」

だっておんぶするって事は
こじぱの胸がお兄ちゃんの背中にあたるって事でしょ(汗)

だめ!絶対にダメ(汗)

「こじぱ、私の背中に乗って」

車の座席からそのままおぶる・・・というより
背中から抱きしめられてる感じ?

うう・・・こじぱの足が下についてるし(汗)
階段上がれるかな(汗)

「ほら、やっぱり俺がしてやるって♪」

「ううぅぅ・・・」

「お水飲みたいからおろして(бвб) 」

居間までなんとか連れて行きおろすと
ちょこんと座布団の上に座り

「優ちゃん早く(бвб) 」

「あっ!ちょっと待っててくださいすぐ持ってきます」

「俺はビールね」

「お兄ちゃんは自分でしてよ(怒)」

「送迎してやったんだからそれぐらいしろよ
ねえ小嶋さん(笑)」

「そうですね」

首を傾けてニコッと笑う

「ぐはー!その角度と声いいですねぇ
良かったら俺とつき・・「わぁぁぁー」

「なんだよ、うるせえな(怒)」

「はいビール、こじぱ上に行って飲みましょう(汗)」

腕を掴んで部屋へ連れて行く

「むぅ・・・お兄さんとお話してたのにぃ」

「だって兄貴が・・・」

「お兄さんが何?」

「付き合って下さいって言おうとしてたから・・・」

「ふーん・・・やさしそうだし付き合ってみようかな(бвб) 」

「・・・・(いやだ)・・・」

「えっ!?なに、聞こえない」

「こじぱは・・・こじぱは、私の恋人だもん!私の彼女だもん」

「陽菜、優ちゃんの彼女になった覚え無いんだけど(бвб) 」

「そうだけど・・・こじぱが好き・・・好きなんです
だから、私と付き合って下さい!」

「いいよ(бвб) 」

「はあ・・・やっぱりダメ・・・ん?いいよって言いました?」

「うん(бвб) でも陽菜は彼女じゃないから」

「やっぱりダメなんですか・・・」

「むぅ・・・最後まで聞いてよ
優ちゃんが陽菜の彼女なの!」

「ん?大島さんが彼女?こじぱは?」

「陽菜はー、彼氏じゃないし・・・なんだろう?
ご主人様!?」

「それってご主人様と召使の関係?」

「うん!それに近いかも(бвб) 」

ケラケラ笑うこじぱ

まあ、いっか、一応付き合う事になったし
私の事は彼女みたいに言ってくれたし・・・

でもご主人様という事はまだまだわがままを聞かないと
行けないんだよね(汗)


私の恋人はモデルみたいな美人さんで
とってもSでわがままな人

でもね、たまにやさしくて女神さまに見えるときがある

とってもわがままな女神にね(´-∀-)


おしまい



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わがままな女神   98

陽菜

勢いよく立ったのはいいけど
気づかないうちに酔っていたみたいで
フッと意識が一瞬とんで気が付いたら
陽菜より大きい男の人に抱きかかえられていた

「ヒューヒュー!!」なんて周りから聞こえてきて
その人に耳をかぷって咥えられてビクッて体が震える

「今から二人で出ませんか?」耳元で囁かれてゾクっとする

「こじぱ大丈夫(汗)」

いつもの心地いい嗄れ声が聞こえてきた
慌てて飛んできたみたい(бвб)

心配そうに覗き込んできた

「もっちー今、こじぱの耳咥えたでしょ(怒)」

陽菜ともっちーとか言う男の子を必死で引き離そうとする優ちゃん・・・
焦ってて可愛い♪

「小嶋さんスゲー飲んでるから俺送ってってやるよ
優子はまだいてるだろ(ニヤニヤ)」

「いいよ(汗)私の家だから私が連れて帰る!
ちょっとこの手離してよ(怒)」

「何怒ってんだよフリーなんだから別にいいだろ
ねえ小嶋さん?」

「ごめんね、陽菜すぐべタベタしてくる男の人って
好きじゃないかも(бвб)」


優ちゃん方にもたれ掛ると

「お兄ちゃんに連絡するので、ここに座って待っててくださいね
すいませーんお水下さい」

「優ちゃんまだいてもいいよ、陽菜一人で帰れるし」

「私も帰る、1人で着替えたりできないでしょ?」

「むぅ・・・着替え位できるもん・・・」

「私がお世話したいから、させて下さい(´-∀-)」

「しかたないなーさせてあげる♪(бвб)♪」

「アハッ(´-∀-)ありがとうございます
あっ、外に着いたみたいです、歩けますか?」

「小っちゃいけど肩かして」

「何気に傷つくんですけど(汗)」

うふふ楽しい(бвб)みんなにバイバイして車に乗り込む

「お前飲ませすぎだぞ」

「知らないうちの飲んだたんだもん(汗)」

「むぅ・・・そんなに飲んでないもん(怒)」

「ですよねぇ、酔った顔は一段と色っぽいです(デレ)」

「ちゃんと前を向いて運転してよ(怒)」

「分かってるよ、小嶋さん帰ったら飲み直しませんか」

「しない(怒)」

「なんで優子が返事するんだよ!」

「だって寝ちゃったんだもん・・・
こじぱは私の先輩なんだからね(怒)」

「彼氏いないって言うんだから俺にもチャンスが」

「ダメ!!こじぱはダメ(怒)」

「なんでだよー」

「何でもなの(怒)」

寝た振りして聞いてると陽菜を取られないように
必死に頑張ってる優ちゃんを
抱きしめてキスしたくなった(бвб)

わがままな女神   97

優子

居酒屋に着くとすでに会は始まっていた

みんなにこじぱを紹介するとあっという間に男性陣に
囲まれ隣にいたはずの私ははじき出されてしまった

1人にするのは心配だったけど入っていけない雰囲気だから
女性陣の方に行く

「優子元気だった?連絡ぐらいしてよね(怒)」

「あーごめんね、バイトと勉強が忙しいし夜遅いでしょ
それに先輩と一緒だからなかなか電話出来なくて(汗)」

「あの人と同じ部屋なの?」

「うん、3年生なんだけどその部屋しか空いてなくて
入れてもらったの」

「ふーん・・・綺麗な人だけどなんか冷たそう」

「そんな事無いよ、態度に表すのが苦手なだけで
優しいんだよ」

「まあいいけど・・・ところでさ東京の男性ってどう?かっこいい?」

「どうなんだろう・・・あんまり変わんないと思うけど
大学には地方から来てる人も多いからさ」

「でもさ、ああやって一人の女に群がらないんじゃないの(笑)」

「同じだよ、大学でもあの光景よく見るもん」

あっ!いま肩触られたよね・・・なんか嫌だな・・・

見たくなくて背を向けて話していると

「優子、ちょっといいか」

幼馴染のはるが真剣な顔をして話しかけてきた

そのまま腕を掴まれ外に出る

「一人で東京行ってさ・・・寂しくないか?」

「うん、バイトと勉強に忙しすぎて
寂しいなんて思ってるひまないからね(´-∀-)」

「そっか・・・俺は・・・寂しいけどな」

「えっ!?はるって地元の大学だよね?」

「ばーか、優子がいないから寂しいんだよ(照)」

「あっ・・・・(汗)」

「俺、優子の事ずっと好きだった、
離れて見てこんなに好きだったんだって気づかされた
遅いかもしれないけど、俺と付き合って下さい」

はる・・・アハッ(´-∀-)初めて告白されちゃった

「うれしい(´-∀-)」

「じゃー(喜)」

「私もはるの事好きだったよ
小さい時からずーと一緒でいつも私を守ってくれてたよね
でも、あの時は幼すぎて恋愛とかわかんなくて・・・
多分兄妹のように好きだったんだと思うんだ」

「それって・・・」

「私今ね、片思いだけど好きな人がいてるの
凄くわがままで、気分屋さんなんだけど
凄く優しくて、今の私を・・・守ってくれてるって感じるの
だから、はるの気持ちには答えられない・・・ごめんね」

「そっか・・・やっぱり遅かったか―(笑)
その恋上手くいくといいな」

「ありがとう(´-∀-)」

「あちぃーな!中に入ろうぜ」

「うん」

まさかはるが私の事を好きだったなんて・・・
東京に行く前に告白されてたら付き合ってたかもしれない・・・

中に入るとこじぱの周りにはまだ群れが出来てたから
私は女性の群れへと合流した

みんなに冷やかされながら食べていると

「陽菜帰る!!」

こじぱの大きな声が聞こえてきて慌てて振り向くと
もっち―に抱かえられていて・・・胸がズキンと痛んだ

わがままな女神   96

「あのー・・・ゆう、大島さんに彼氏がいるかどうか知ってますか?」

「彼氏は・・・・・いないんじゃないかな(бвб) 」

だって陽菜と付き合って・・・ない?

そういえば付き合ってないじゃん(汗)
好きとは言われたけど付き合ってとは言われてないよね(汗)

陽菜が言わないといけないわけ?あり得ないし(怒)
今までだって告白された事はあっても
陽菜からしたことはもちろんないわけで・・・

好きって言ったこともないと思う、物にならあるけど・・・・

「今日しかないぜ!」 「すぐ東京に帰っちまうぞ!」
「行けよほら」

目の前では他の子にたき付けられて決心した顔をする男の子

優ちゃんの方に歩いて行って

「優子、ちょっといいか」

「ん?はる、どうしたの?」

「大事な話があるから・・・」

そのまま優ちゃんの腕を掴んで外に出て行った

「ねえ、今の子って優ちゃんの事好きなの?」

「あぁ、島田ですか、あいつ優子と幼馴染で
ずーと好きだったくせに言えずじまいで東京に行っちゃって(笑)
あきらめきれずにうじうじしてるからみんなで背中を押したんですよ」

「ふーん(бвб) 」

「ここにいる奴ら全員分かるぐらい好きオーラ出てたのに
気づいてないの優子だけでしたからね」

「恋愛に関して鈍感だもんね」

「そうなんですよ、男も女も同じように接してましたからね
俺れにだって抱き付いてくるし、こっちが恥ずかしいって言う(汗)」

という事は、今告白されてるって事?

まさかOKしたりしないよね(汗)

陽菜がいるのに・・恋人じゃ無いけど・・・陽菜のなのに(怒)

なかなか帰ってこない二人にイライラして
どんどん進むアルコールの量

やっと入ってきたと思ってら少し赤い顔をして照れてる二人・・・

はあ!?何その雰囲気、もしかして付き合っちゃいました!的な(бвб) 

優ちゃんは女の子の群れに戻り男の子はこっちに戻ってきた

「どうだった、ちゃんと言えたのか?」

「ああ・・・今までの想い全部吐き出してきた」

「でっ!」

やだ!聞きたくない・・・けど知りたい・・・

「俺の事・・・好きだって言われた」

うそうそ、陽菜は?陽菜より好きなの?

「やったじゃんか!」

二股掛ける気(怒)付き合ってないけど・・・・

「でもさ、それは幼馴染としての好きなんだって」

「どう言う事だよ?」

「片思いだけど好きな人がいて
今はその人の事しか考えられないって言われたよ」

「あちゃー、だから早く言っとけばよかったんだよ
東京に行ったらいい男いっぱいいるんだぞ!」

「そうだな、遅すぎたのかもな」

片思い?誰に、どの男?陽菜聞いてないし(怒)

「小嶋さんどうかしましたか?」

「・・・・・陽菜帰る」

「えっ!?」

バックを持って立ち上がろうとしたら
頭がクラっとして
知らないうちに隣の男の子に抱きかかえられていた
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