陽菜

勢いよく立ったのはいいけど
気づかないうちに酔っていたみたいで
フッと意識が一瞬とんで気が付いたら
陽菜より大きい男の人に抱きかかえられていた

「ヒューヒュー!!」なんて周りから聞こえてきて
その人に耳をかぷって咥えられてビクッて体が震える

「今から二人で出ませんか?」耳元で囁かれてゾクっとする

「こじぱ大丈夫(汗)」

いつもの心地いい嗄れ声が聞こえてきた
慌てて飛んできたみたい(бвб)

心配そうに覗き込んできた

「もっちー今、こじぱの耳咥えたでしょ(怒)」

陽菜ともっちーとか言う男の子を必死で引き離そうとする優ちゃん・・・
焦ってて可愛い♪

「小嶋さんスゲー飲んでるから俺送ってってやるよ
優子はまだいてるだろ(ニヤニヤ)」

「いいよ(汗)私の家だから私が連れて帰る!
ちょっとこの手離してよ(怒)」

「何怒ってんだよフリーなんだから別にいいだろ
ねえ小嶋さん?」

「ごめんね、陽菜すぐべタベタしてくる男の人って
好きじゃないかも(бвб)」


優ちゃん方にもたれ掛ると

「お兄ちゃんに連絡するので、ここに座って待っててくださいね
すいませーんお水下さい」

「優ちゃんまだいてもいいよ、陽菜一人で帰れるし」

「私も帰る、1人で着替えたりできないでしょ?」

「むぅ・・・着替え位できるもん・・・」

「私がお世話したいから、させて下さい(´-∀-)」

「しかたないなーさせてあげる♪(бвб)♪」

「アハッ(´-∀-)ありがとうございます
あっ、外に着いたみたいです、歩けますか?」

「小っちゃいけど肩かして」

「何気に傷つくんですけど(汗)」

うふふ楽しい(бвб)みんなにバイバイして車に乗り込む

「お前飲ませすぎだぞ」

「知らないうちの飲んだたんだもん(汗)」

「むぅ・・・そんなに飲んでないもん(怒)」

「ですよねぇ、酔った顔は一段と色っぽいです(デレ)」

「ちゃんと前を向いて運転してよ(怒)」

「分かってるよ、小嶋さん帰ったら飲み直しませんか」

「しない(怒)」

「なんで優子が返事するんだよ!」

「だって寝ちゃったんだもん・・・
こじぱは私の先輩なんだからね(怒)」

「彼氏いないって言うんだから俺にもチャンスが」

「ダメ!!こじぱはダメ(怒)」

「なんでだよー」

「何でもなの(怒)」

寝た振りして聞いてると陽菜を取られないように
必死に頑張ってる優ちゃんを
抱きしめてキスしたくなった(бвб)