Dear my teacher エピローグ

優子



シャワーを浴びて出ていくと
賃貸住宅情報誌をベットの上で見てる先生

「ねえ、引っ越すの?」

「うん、ちょっとね」

「でもこの冊子の載ってる範囲だと
学校から遠くなるでしょ?」

「少しでも学校から遠い方がいいかなって・・・・」



「・・・・・・もしかして私の為?」

「知らない(汗)」

「だぁーもうだめだ」

「キャッ(汗)ちょっともうシャワー浴びてかえ・・・んっ・・・」

「また浴びればいいだけ(-∀-`) 」

「もう無理だって・・・やぁっ(汗)」

好きだって言ったんだからもう遠慮はしない
覚悟しててよね、は・る・な(笑)


おしまい

Dear my teacher 9

優子

優勝校相手にあと一歩だった
でも全力を出し切れたし
皆も100%以上の力を出してたから後悔なんてない

泣くメンバーを慰めながら整列するように促していると
観客席から立ち上がり帰って行く背中を見つけた

あれは・・・絶対そうだ
変装してるけど私が見間違えるわけがない

来てくれたんだ・・・っ・・・
なんでこんな事で涙が出て来るんだよ
試合で泣けっちゅうの(笑)

もう家にはいかないと決めていたのに
どうしても会って御礼が言いたくて

言ってすぐ帰ろうと思っていたのに
家にあげてくれた先生

いつもと違うのはテーブルにはお茶が置いてあって
向かい合って座ってる事

「最後に学校の先生じゃない先生の顔を見たくて来ちゃった」

顔を見たいのに俯いてる先生

「ねえ、こっち向いてよ」

何を思ってるんだろうか、でも最後に生徒じゃない私を見て欲しい

「最後くらい私をちゃんと見て!」

「最後だなんてヤダ」

「先生?」

何を言いたいんだろうか・・・

「好きなの!」

「え?」

「優子が好きなの」

「え?あっ・・・えーと・・えぇ!?」

優子って私の事だよね(汗)
いつも大島さんって言ってたから一瞬わからなかった

「終わらせたくない」

「先生?」

「先生じゃない!」

どうしていいかわからなくて
固まっていたらいつの間にか抱きしめられていて・・・

後はいつものように裸になってベットへ

ただ一つ違っていたのは先生が上になり私を抱いていた事かな

その日初めて先生に抱かれた

Dear my teacher 8

優子

抑えられない気持ちに
つい「好き」と言ってしまった

でも先生はそれには何も答えず触れる事もなく
いつものように喘いでいた

好きなのに・・・こんなに好きなのに

先生は大人だから
身体だけって割り切れるんだね・・・

いつかこの関係にも終わりが来るんだ・・・


一度も試合を見に来ない先生
私は三年生になっていた

「これが最後の公式戦なんだ一度くらい見に来てよ」

「気が向いたらね」

そう、毎回この言葉を言われる
気が向く事なんて無いくせに・・・

その日初めて先生のからだに傷をつけた

白くてスベスベな先生のからだに歯形を・・・

キスマーク一つ付けた事なかった先生のからだに・・・くっ


試合は最終日まで勝ち進みあと二つ勝てれば

まだまだ先生との関係も続けられるけど
たぶん・・・ううん絶対に無理

相手は強豪校で私達の学校はここまで残ってるのが
奇跡だと言われてるんだから

最後の夜だったけど
いつものように先生を抱いて
何も言わずに家へ帰った

さよなら先生本当に大好きだったよ

Dear my teacher 7

優子

学校なんて辞めようと思ってた
全然面白くなかったから

だって本当ならもっと上の高校に行ってるはずだった
あの日風邪さえひいて無ければ・・・・・

同じ中学から来てる人も何人かいるみたいだったけど
なんとなく顔を見た事あるくらいで
話なんてした事なかったし
他の子達が話してる内容も・・・・うざ



その日は親が遅番だったから
学校にとりあえず行って昼には帰ろうと思ってたのに
担任に捕まって説教?

まだ若い女の先生で
当たり前の事を当たり前に言ってくるから無視してたら
クラブに入って見れば?とか言ってきたから

「入部したら先生、キスしてくれる?」

冗談で言ったのに顔が近づいて来て一瞬怯んでしまった

だって、大きな目とぷくっと肉厚のいい唇が目の前にあって
何より甘くていい匂いがしたから・・・

からかわれてるって言うのが分かりムカついて
次の日、本当に入部届を出し先生を呼び出し
キスしてやった

私のファーストキス・・・

それで先生にハマってしまった私

向うはなんとも思っていなくて
私を学校に来させるために
いやいや付き合ってくれてるんだとわかっていても
抑える事が出来なくて

理由を付けては会いに行き
行為はどんどんエスカレートしていって
今では深い仲に・・・
身体だけの関係だったけど
それでもよかった

先生と一緒にいれるなら・・・

Dear my teacher 6

「初めてだったのにごめんね」

「ううん、先生が初めてでよかった(-∀-`) 」

「先生はヤダ(бвб) 」

「うっ・・・いきなりはやばいんですけど(汗)」

「キャッ!?」

「次は私がする番だよは・る・な」

「////」

「アハッ可愛い」

「うっさい(汗)」

「はーるな(-∀-`) 」

「やめてってば(汗)」

「じゃー先生でいいの?」

「それは・・・ヤダ・・・」

「あぁーもう、何でそんなに可愛いの
今まで隠してたでしょ」

「だって、先生だったから・・・」

「今日からは?」

「知らない!」

「アハッ(-∀-`) 恋人だよね?」

恥ずかしいからゆっくりと頷く

「陽菜大好き(-∀-`) 」

「陽菜も!」

「自分の事、はるなって言うんだね(-∀-`) 」

「普段は言わないもん」

「私にだけ?」

「んっ・・・・」

「・・・・・・ごめん、やさしく出来ないかも」

「えっ?んっ・・まっ・・・て」

「やだ、待たない」

「お願い、優ちゃん(бвб)」

「っ・・・・もうヤダ、心臓が持たないよ(汗)」

「キスしよう優ちゃん」

ベットに座り抱きしめあい少しの間キスで愛を確かめ合った






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