二人の恋人 U ジャンプ

http://mblg.tv/puna/entry/3960/?cur=archive&val=2020-02-17

二人の恋人 U 99 最終話

「はぁ・・・疲れた」

 

「お疲れ様でした(бвб) 」

 

「ヨイショっと」

 

掛け声をかけながらソファーに座る優子

 

「おばさんくさーい(笑)」

 

「もう、おばさんですから」

 

「やめてよ優子がおばさんだったら

陽菜もおばさんじゃん」

 

「にゃんにゃんはにゃんにゃんだよ?」

 

「そう、陽菜はいつまでも陽菜(笑)」

 

「なにそれ優子だってそうじゃん」

 

「そう言われたらそうだけどさ(笑)

まあ、少しずついい年の取り方して行こうよ」

 

「優ちゃんだけどんどん大きくなっていくんだろうな」

 

「優子にゃんにゃんよりおっきくなるんだもん」

 

「そうだね(бвб) 」

 

 

あの幼かった優ちゃんがもう小学一年生

そりゃー陽菜達も歳行くよね(笑)

 

一人だった陽菜の所に優ちゃんが来て

優ちゃんがいたから優子と知り合えて今一緒に暮らしてる

 

 

優ちゃんはいつか陽菜の元を離れて行くんだろうけど

優子とはずっと寄り添っていきたい

 

そう思える相手が出来たなんて昔の陽菜が知ったら

驚くんだろうな(笑)

 

「ねえ一人の世界に入り込んで

ニヤニヤしないでもらえるかな」

 

「え、してないよ(бвб) 」

 

「してたよなぁ優」

 

「うん、優子達を見て笑ってた」

 

「何笑ってんだよこのやろう(笑)」

 

そう言って抱き付いて来るから

 

「あぁぁ!!優子も!」

 

その上から優ちゃんが飛び乗って来る

 

「ちょっと重い(汗)」

 

そう言ってじゃれだす私達

 

 

この重さは幸せの重さだから

全然いやじゃない

 

幸せをかみしめながら二人をしっかり受け止めた

 

 

 

おしまい

 

 

 

=======================

という事で二人の恋人U 終了です

 

ダラダラと長くなったし間も空きすぎになってしまってごめんなさい

99話という節目もあるけど、もうネタが付きました(笑)

 

 

またいつか三人に会えるかな〜

 

お付き合いいただきありがとうございました。

 

ぷーな

 

二人の恋人 U 98

一通り食べ終わりテーブルを端に寄せて

ハンカチ落としが始まった

 

もちろん私と先生も参加

あっちゃんは食べすぎて動きたくないらしいし

たかみなはせっせと片づけをしてくれてる

 

 

初めの鬼は伊豆田先生から

 

「・・・・・・・マジか(汗)」

 

普通子供に置くでしょ?なんで一番は大島さんなの(汗)

 

で、次に子供に置くと・・・・

 

また私に回ってきてそれが四回ほど繰り返されるから

 

「ちょっとみんな他の所にも置きなよ」

 

円もまあまあ大きいし二回に一回走ると

流石の大島さんでも息が上がって来る

 

それが面白いのかみんなワザと置くから困る

 

「はぁはぁはぁ・・・・」

 

六回目に優の後ろに置くと

優は他の友達の後ろへ落としてくれた

 

それが悪かったのか

動きが止まり

 

「優子もやれよ」

 

「いい子ぶるなよ」

 

みんなから攻められ泣きそうな優

 

 

「だって・・優子ちゃん可愛そうだもん・・・」

 

「そうだよ、みんなで遊んでるんだから

誰に落としてもいいけど

一人を攻めたら可哀想でしょ」

 

・・・・一番初めに置いたのは伊豆田先生

あなたですけど(汗)

 

その時いいタイミングで携帯が鳴ったから

 

「電話かかってきたから抜けるね」

 

そう言って円から抜け部屋の外へ出る

 

「もしもし」

 

『もうすぐ着くけどどんな様子?』

 

「今ハンカチ落とししててさ・・・」

 

出来事を説明しすると

 

『優ちゃん大丈夫かな(汗)』

 

「出て来る時はまた始まってたし

今も騒ぐ声してるから大丈夫だと思う」

 

『今角の信号待ち(бвб) 』

 

エントランスを抜けて外に出て覗くと

丁度信号が変わり曲がってきた車

 

「・・・・・おかえり」

 

「ただいま(бвб) 」

 

「才加さんもお疲れ様でした」

 

「大島さんも子守お疲れ様です(笑)」

 

「ほんと、子供のパワーには圧倒される(笑)」

 

「じゃーまた明日」

 

「ありがとう、バイバイ(бвб) 」

 

荷物を受け取り一緒に中へ

 

 

ゆっくりドアを開け中に入ると

 

「小嶋さんお疲れ様でした」

 

「こんにちは、今日はありがとうございました」

 

「いいえ、誘っていただいてありがとうございます

とても楽しかったです」

 

陽菜の方が面識があるから普通に話しをしてる

 

「そろそろお開きにした方がいいかと思うんですけど」

 

「そうですね一年生ですし早めに帰した方がいいですね

優子お願い」

 

「了解!はーいみんなちゅうもーく!」

 

一年生がそんな言葉で注目するわけもなく

 

「シュークリームがあるから一列に並んでくださーい(бвб)」

 

 

途端に動作を止め一斉に振り向き

袋を持ってる私の所に並び始めた

 

「にゃんにゃんお帰り(-∀-`) 」

 

そんな中、優だけは陽菜の元に走って行き抱き付く

その後ろから何故か伊豆田先生も嬉しそうについて行ってる(笑)

 

「小嶋さんお帰りなさい!お待ちしておりました♪」

 

公私混同がまだ抜けない新人先生(笑)

 

「こんにちは、混ざってたら先生か生徒かわからなかったです」

 

「いやぁ〜そうですか♪」

 

 

嬉しそうだけど・・・・褒められてないから(笑)

 

 

「これでお開きにしようと思ってるのですが

伊豆田先生から何かありますか?」

 

「写真を撮ってもらえれば・・・・なーんて(汗)」

 

「いいですよ、みんなで撮りましょう」

 

「あぁ・・・そうですね、みんなで撮りましょう(汗)」

 

残念そうだけど

あれは絶対ツーショットを期待してたな(笑)

 

「みんな写真撮るから背の順番に並んで」

 

そこは先生みたいに・・・あ、先生だった(笑)

全員を並ばせて私達は端に

 

写真はあっちゃんとたかみなが撮り役で

お母さん方と先生のスマホでも撮る

 

「あのう、この写真

SNSには載せないでもらいたいんですが」

 

「承知しています」

 

そう言ったのはお母さん達で

 

えっ、て顔をしたのは伊豆田先生

 

本当に大丈夫かこの先生(汗)

 

「私達が途中まで送って行きます」

 

「ありがとうございます」

 

お母さん二人と伊豆田先生を先頭に集団下校(笑)

 

私達はバレると面倒なので最後の片付けに回った

 

 

「あっちゃん、たかみな今日はありがとう」

 

「面白かったし沢山食べれたからいいよ(∵)」

 

「ねえねえにゃんにゃん」

 

「ん?」

 

「今日ね、ご飯一緒に作るの(-∀-`) 」

 

「夕飯?」

 

「約束したんだよねぇ」

 

「そう約束した、鉄板出てるし

みんなでハンバーグ作ろう」

 

「わーい!(-∀-`) 」

 

「あっちゃん達も食べて行く?」

 

「私達はいいや制作するのがあるし」

 

「忙しいのにごめんね」

 

「いいって、子供は好きだからいつでも言って」

 

「たかみなもありがとう

これお礼に買ってきたの」

 

そう言って箱を渡す陽菜

 

 

「わぁーここのケーキ美味しいんだよ

にゃんにゃん有難う」

 

「食べ過ぎて太らないようにね(笑)」

 

「買ってきた張本人が言うかな(笑)」

 

 

部屋にあがらず帰って行った二人

ホールの鍵を管理人さんに返して

自分達の部屋へ戻った

 

二人の恋人 U 97

「みんなコップを持って

好きなジュースを持ってる人の前に並んで入れてもらいます」

 

「パンケーキはここに積んでいくので一枚ずつ取って

無くなってからおかわりすること

ポテトとナゲットも一緒のお皿に入れて

持っていってください!わかりましたか?」

 

子供たちに大きな声で説明してるのは

伊豆田先生じゃなくてあっちゃん

 

少し園児に説明してるっぽいけど

去年まで園児だったんだからわかりやすくていいのかもしれない

 

担任である伊豆田先生はと言うと・・・

 

 

生徒と一緒にコップを持って並んでて笑った

 

「先生はジュースを入れてあげてください」

 

たかみなに言われ、あって言う顔をして

慌ててジュースを持って入れてあげてる

 

「頼りなさそうで一年間大丈夫かなって

お母さん方で話してるんですよ」

 

「初々しいし一生懸命が伝わって来て

いいんじゃないですか?

至らない所はアドバイスしてあげると

勉強にもなるしいいと思いますよ」

 

「そうですね・・・

子供達には人気があるみたいなんですけどね(笑)」

 

「あはは、確かに(笑)」

 

他の子達とは裏腹に一生懸命ホットケーキを焼いている優に

 

「優もみんなと食べておいで」

 

「う・・・ん・・・」

 

もう少し焼いていたいみたいだけど

コミュニケーションも大切だからね

 

「今日の夕飯一緒に作ろう」

 

「うん!(-∀-`) 食べてくる♪」

 

 

笑顔になってあっという間に溶け込んでいく優

 

「いい親子関係ですね」

 

「ありがとうございます」

 

本当は妹なんだけどね(汗)

 

思っていたよりたくさん集まり

用意していた粉はあっという間に無くなっちゃった・・・

まあ、あっちゃんが一緒に食べだしたって言うのもあるんだけど(笑)

 

「スーパー行ってきます、ジュースも無いみたいですし」

 

「大島さんはいて下さい私が行きますので」

 

「いえ、主催者なので行きます(笑)」

 

「そうですか、じゃーお願いして

私はまだ残ってるポテトを揚げてきますね」

 

「私はお菓子を持ってきます」

 

お母さん方はそれぞれ部屋に戻って行ったから

 

「あっちゃん、買い物行ってくるからよろしく」

 

「はーい、あ、コーヒー買ってきて」

 

「了解(笑)それと伊豆田先生」

 

「は、はい」

 

「自転車で来られたって言ってましたよね」

 

「はい」

 

「貸していただけますか?」

 

「どうぞどうぞ!でも自転車乗れるんですか?(汗)」

 

「アハッもちろんですよ(笑)」

 

「なんかタクシーで移動してるイメージしかなくて(汗)」

 

「仕事以外は一般人ですから(笑)」

 

「ですよね(汗)」

 

 

自転車を借りいつも行くスーパーへ

 

・・・・買いすぎたかな(汗)

 

レジをして自転車に積んでいると携帯が鳴った

 

「もしもし陽菜もう帰って来るの?」

 

「違うし、優子今スーパーにいるでしょ」

 

「何で分かったの?もしかしてエスパー?

いや、一心同体だから分かるのか♪」

 

「何馬鹿な事言ってるの

帽子もサングラスもかけずに素で行ったらダメじゃん

ヤバい大島優子が買い物してた!て

写真撮られて拡散されてるよ(汗)」

 

「マジか(汗)ごめん気を抜いてたわ」

 

「マンションはバレない様にしてよ」

 

「気を付ける」

 

「後1時間ほどで帰れると思うけどどんな感じ」

 

「まだまだ遊んでると思うから早く帰って来て」

 

「うん、頑張ってまくね」

 

 

 

気を付けると言ったもののどうしようか・・・

高速漕ぎで追っ手を振り切るしかないか

 

少し遠回りして後ろから誰も来ないのを確認してから

マンションの中へ入った

 

「遅かったっすね」

 

「ちょっとトラブルがあってさ(汗)」

 

「SNS凄い勢いで拡散されてるよ」

 

「やっぱりか(汗)で、マンションばれてそう?」

 

「ん〜・・・それはまだ書き込みないから

大丈夫だと思う」

 

「良かった、さあ急いで作るよ」

 

ジュースを渡しコーヒーをお母さんたちにーも配り

また焼き始めた

二人の恋人 U 96

優子

 

 

「行ってらっしゃい」

 

「終わったら連絡するから携帯持っててよ」

 

「心配しなくても大丈夫だよ

あっちゃん達もいてくれるし

何より優がいるんだから」

 

「そうだけど・・・・」

 

 

学校行事に参加した事がないから

他のお母さんたちと面識がない事に心配で仕方ない陽菜

 

「行ってらっしゃい」

 

もう一度そう言って行ってらっしゃいのキスで送り出す

 

 

「さーてと」

 

優を起こすにはまだ早いし

あっちゃん達も11時頃に来るって言ってたし・・・

とりあえずお昼の準備だけして・・・と考えていると

 

ガシャンガシャン

 

おっと、ヒップ君の餌を入れ忘れてた(笑)

 

「ごめんよ相棒(笑)」

 

少しムッとしてるのは気のせいか

 

水を補充し餌を入れてあげて

トイレ掃除をしてあげる

 

こっちはこれでよし

みみの餌も入れたし

優が起きてきても朝ごはんはすぐ出来るから

今からは一人の時間だ

 

ソファーに寝転び本を読む

 

 

「・・・・・・カタン・・・キャンキャン・・・しぃー(汗)」

 

物音で意識を取り戻す

どうやら寝てしまっていたみたい(笑)

 

「・・・優子ちゃんおはよう」

 

「おはよう」

 

時計を見ると9時43分

 

二時間も寝ちゃってたよ(汗)

 

「ご飯すぐ出来るから座ってて」

 

「はーい(-∀-`)」

 

パンと目玉焼きとウインナーっていう

オーソドックスな朝食

 

「いただきます(-∀-`) 」

 

もちろんヒップもみみもすでに食べ終わっていて

私たち二人を見てる

 

「みんな来るかな」

 

「来るって言ってたんなら来るでしょ」

 

「うん・・・」

 

「少なくても来てくれた子達で楽しくやろう」

 

「うん(-∀-`) 」

 

食べ終わって服を着替え準備していると

合鍵であっちゃん達が入って来た

 

「あっちゃんいらっしゃい(-∀-`) 」

 

「優子ハワイぶり(∵)」

 

「ハワイぶり(-∀-`) 」

 

「早かったね」

 

「する事無いし早めに来てみた」

 

「早いから少し飾り付けしようと思ってるんすけど」

 

「いいねぇ〜しようしよう」

 

保育士の二人だからそう言うのはお手の物

 

30分ほどで結構な飾りが出来た

 

「すごーい(-∀-`) 」

 

「うん、凄いさすが」

 

 

コンコン

 

ドアをノックする音が聞こえ返事をすると

女性二人と子供三人が入って来た

 

「こんにちは」

 

「こんにちは大島です」

 

「存じております(笑)」

 

「凄いですね、これ今されたんですか?」

 

「あっちゃん達がしてくれたの」

 

「あっちゃん?」

 

「小嶋の妹です」

 

「その友達です」

 

挨拶する二人

 

「今日手伝ってくれます」

 

「そうなんですねありがとうございます」

 

「他に何かする事ありますか?」

 

「あとは・・・そろそろテーブルの準備とかしていきましょうか」

 

椅子を置くと狭くなるから立食パーティ

 

テーブルを並べジュースを置く場所を分けておく

 

「ホットケーキに合うかどうかわからないんですが

チキンナゲットを作ってきました」

 

「うちはポテトを」

 

「子供達喜びますよ」

 

あっちゃんが味見しようとしてたかみなに止められてる(笑)

 

「どれくらいの大きさにしますか」

 

「小さめにして好きなだけ食べれるようにしようかと思ってます

男の子と女の子だと量が違うでしょうし」

 

「そうですね、その方がいいですね」

 

「コンコン、失礼します」

 

「あ、いずりな先生(-∀-`) 」

 

「いずりな?伊豆田先生じゃなかったっけ?」

 

「生徒や先生からはいずりなって呼ばれてるので

大島さんにも呼んで欲しいです♪」

 

・・・・名指しされても(汗)

 

「そろそろ先に焼き始めようか」

 

「そうですね」

 

「優子もお手伝いする!」

 

「みんな来るまでだぞ」

 

「うん(-∀-`) 」

 

「優子ちゃんいつもお手伝いしてるんですか?」

 

「何でもしたがるので一緒に出来る時はさせてます」

 

「凄いですね、うちなんて邪魔になるから

まだ何もさせてないんです」

 

「私も休みの時だけですよ

普段はほとんど陽菜がしてくれてますから

休みのときくらい楽をさせてあげたいので」

 

「はぁ・・・うちの主人にも聞かせてあげたい」

 

「アハッ男性はなかなか難しいですよね」

 

そんな会話をしていると

子供たちが次々に入ってきた

 

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