守ってあげる♂ 67

優子

みーちゃんとさっしーはバイト出来なくて
お金ないからやめとくって返事が来た

あっちゃんはホテル代高いから
その分で美味しいご飯食べに行く!だって(笑)

結局陽菜と二人でランドとシーに行く事になった

「二人かぁー・・・・(-∀-`) 」

いつもみんなと遊ぶから二人で行くのは初めてかも・・・
耳付けたり帽子がぶったりしてくれるかな?

初日はランドから

荷物をコインロッカーに預け最小限の荷物で回る

「陽菜これかぶろうよ(-∀-`) 」

「・・・・・・やだ(бвб) 」

「なんで、せっかく来たんだからいいじゃん」

「一人でつければいいだろ」

あきらかに不機嫌な顔をして
プイッと拗ねて見せ

「もういい(怒)」

て言うと

「買ってやるから」

「いらない!」

一人だけ浮かれてるみたいでバカみたいじゃん・・・

何も言わないから振り向かずに歩き出す

少し進んだけど何も言わないしさっきから気配がしないんだけど・・・

まさか怒って帰っちゃった(汗)?
慌てて振り返ろうとしたら

「ほら」

頭に何かが乗っかった

「え?」

手に取って確かめるとミニーちゃんの耳で
陽菜の頭にはミッキーの耳が付いていた

「陽菜ぁ―(-∀-`)」

顔を赤くして横を向き手を差し出してくるから
素早く握り逆の腕も絡ませる

「歩きにくいだろ(怒)」

「アハッ嬉しい(-∀-`) 」

「だから左手離せって(汗)」

「いいじゃんかぁー♪」

「早く行かないと乗れないぞ」

「ぶぅー!仕方ないなー、走るよ」

「走りたくねぇ・・・・」

「わがまま言わないの!早く行こう!」

腕を引っ張ると渋々走り出す陽菜

今日はお揃いの物たーくさん買って付けさせよーと♪


http://mblg.tv/puna/entry/743/?cur=archive&val=2014-11

守ってあげる♂ 66

陽菜

次の日起きたら全員戻ってきていて
いつもの業務に取り掛かる

こんな中に優子一人で行かせなくて良かったぜ(汗)

あいつの事だからわけわかんないうちにOKして
絶対にやられてるな・・・

まあ・・・俺がやっちゃったんだけどさ(бвб) 

何とか最終日までこぎつけ貰ったお給料

6万円プラス帰りの交通費

きっちり6万円なのは俺達だけで
多いやつは18万とか言ってたっけ

帰りの電車の中で

「頼むからもう変なバイトすんなよな」

「ごめん・・・でも6万円!」

「でもとか無いから(怒)」

「わかった」

口を尖らせ拗ねる優子

ホント反省してるんだかどうだか・・・

好奇心旺盛な優子から目が離せないと
痛烈に実感する経験になった

「ねぇねぇ明後日彩達が来るとき私達もホテル泊まろうよ
お金できたことだしさ(-∀-`) 」

全然反省してねぇなこいつ・・・

「無駄使いしたらすぐになくなるぞ」

「その為に頑張ったんだもん
陽菜の分も出してあげようと思ってたけど
陽菜も6万円貰ったんだから一人分浮いたし
お金残るじゃん、ねぇいいでしょ
オフィシャルホテル泊まってみたいー」

「しかたねえなぁ」

「やったー(-∀-`) 」

電車の中でピョンピョン飛び跳ねる優子

・・・・くっ、恥ずかしい(汗)

他人のフリして携帯でホテルの空きを探す

夏休みだし安い所はすでにいっぱいで・・・
二日後だもんなーおせえよ(汗)

少し高いけど・・・優子の為だし6万円入ったし・・・

予約ボタンを押し携帯から目を離すと

「ニヒヒヒヒ(-∀-`) 」

「・・・・見たのか」

「さすが陽菜機械に強いよね」

「お前が疎いだけだろ」

「ぶぅーそんなとこが可愛いくせに、このこの(-∀-`) 」

肘で脇を突いて来る優子

「・・・・・・」

無視して窓の外を見ていたら

「うそ・・・・」

優子の方を見ると携帯画面を見ながら難しい顔をしてる

「どうした」

「みるきー達来れなくなったんだって」

「え?」

「彩がクラブ中に怪我したみたいで
入院するから来れなくなったって・・・
ホテル取っちゃったよね(汗)」

やっぱり見てたんだな・・・・

「行けばいい」

「え?」

「行く奴らだけで行けばいい」

「いいの?泊まってもいいの?」

「取ってしまったものは仕方ないからな」

「やったー陽菜好き(-∀-`) 」

公衆の面前で抱き付いて来るから押し返して
体を離す

「もう、照れ屋なんだから♪」

お前が気にしなさすぎるんだよ(怒)

「俺は麻里子に連絡するからお前は女子に聞いてみろ」

「はーい」

”お泊りお泊まり嬉しいな
みんなもお泊りどうですか”

変な鼻歌を歌いながらメールを打つ優子

・・・・・・・

「今のメールにして送ったんじゃないだろうな」

「そんな事するわけないじゃん」

「ふぅー・・・」

「私達は泊まるけどみんなはどうする?て送った」

「おまえなぁー・・・はぁ・・・」

また麻里子にからかわれるじゃないか(怒)

誰かこいつの能天気さをどうにかしてください(泣)

守ってあげる♂ 65

陽菜

優子にイヤホンを貸し両方させてるから
俺の耳にはいかがわしい声や言葉が聞こえてるわけで・・・

優子を抱きしめていると下の方がやばくなってきたから
腰を少し引いて優子から離していたのに

いきなり顔を上げて俺の耳を塞いでくるから体が動き
あそこが優子の足に触れて・・・バレタなこれは・・・

あきらかに照れてる優子を見てドキンと胸が鳴り
気が付いた時には唇を塞いでいた

ダメだもう止まらない

近くに一人・・・大学生だと言ってたっけ
このバイトになれてるのか
大き目のヘッドホンを持ってきて寝てるみたいだから大丈夫だろう

「声なるべく抑えろ」

イヤホンを浮かせて囁きすぐ付ける

「陽菜?」

布団をかけたまま優子のシャツの中に片手を入れ
キスをしながら胸を揉む

「んっ・・・んんっ・・・・・」

その手をショーツの中に入れると・・・もう濡れてる?

キスをしながら下の突起をやさしくこね回すと
腰を揺らしだす優子

ショーツをずらし覆いかぶさる

「声出ちゃう(汗)」

向こうも激しく喘いでるから少々なら大丈夫だと思うけど・・・

挿入して腰を動かしながらキスで口をふさぎ声を抑えさせる

「っん・・・んあっ・・・ん・・ん・・・」

必死に我慢する優子
俺の首に腕を回してきて首元に口を付けてくる

片手で背中を支え小刻みに腰を動かしていると
優子の中が収縮し始めたから俺のもやばくなる


イキそうになったところで気が付いた
やべえ・・・ゴムしてねえ(汗)

優子がイク間必死に我慢して抜くと一気に吐き出した

「はぁはぁはぁ・・・」

ティッシュ、どこだっけ?
捜していると

「はい」

「あ、ありがとう・・・・ぅえ?」

寝てると思ってた女がティッシュの箱を差し出していた

見られてたのか・・・・(汗)

「若いっていいね(笑)」

「くっ」

無視して拭いて急いでパンツを履き
優子も拭いてやりショーツを履かせ
寝間着もなおす

あっちは・・・まだやってやがる
何回やってんだか

そのまま寝入ってしまった優子のイヤホンを取り
自分に付けて優子をそっと抱きしめて目を閉じた

守ってあげる♂ 64

優子

本当はこのバイトが変なのは知ってた

”ひと夏のアバンチュールあなたも経験して見ませんか?”

そう言うもんくが書かれてたから

でも自分が行かなければいい事だし
みーちゃんとさっしーの三人だから
大丈夫だと思ってたのに2人突然不採用になるなんて・・・

でも陽菜が行く事になったからもっと安心でしょ(-∀-`)

3日目まで何もなかったから
大げさに書かれてたんだなーて思ってたのに
いきなり声をかけられ・・・

陽菜にバレて帰るって言われたけど
後三泊我慢すれば6万円が手に入るんだよ?

辞めるわけないじゃん

今帰ったら働き損だよ?

ため息を吐きあきらめたように仕事をしだす陽菜

「すいません彼氏嫌みたいなんで」

「君一人でもいいよ」

「いえ、ああ見えて喧嘩強いんで辞めときます」

「そっか・・・」

すぐ違う子に声をかけてるお兄さん・・・

一人で出歩かないようにしなきゃ

次の日凄いしつこいお客さんがいた

オープンからずーと居て私を目で追っているのがわかる

両手広げてもっと出すよって言われたけど
行くわけないじゃん

「トイレ行く時も俺に言え」

「うん」

ドアの前に立ってくれる陽菜

ずっと一緒にいれるからなんか嬉しい(´-∀-)

仕事が終わると陽菜以外の男性と二人の女性が出て行った

夕飯は四人だけ

「暇だから外に出る?」

「いや、中にいた方が安全だ」

「でも明日は花火大会だよ部屋の中からじゃ見えないじゃん」

窓は海側とは逆の方にしかないから
外に出て少し行かないと花火が見えないのに・・・

「わかったから・・・でも今日は出ない」

「やったー(´-∀-)」

渋々っていう感じでOkしてくれたけどいいもん
本当はこの花火大会がメインだったんだ

このあたりでは有名で彼氏のいる子が一人でその花火を見ても
彼氏と幸せな未来が待っているという言い伝えがあって
彼氏と一緒に見ようもんならゴールインしちゃうらしい・・・(-∀-`)

陽菜と結婚かー・・・・・(´-∀-)

ちゃんと働いてくれるかな・・・
このバイトで分かった事は
サボるのが凄く上手いって事だから・・・

大島さんがしっかり働いて専業主夫でもいいかも

陽菜癒し系だからご近所さんとも上手く行きそうだし・・・

いや、待てよ・・・主婦の中に男が一人だけなんてダメじゃん
絶対に狙われちゃうじゃん

やっぱり共働きしてもらわないと・・・(汗)

「なにブツブツ言ってんだよ
シャワー行くぞ」

「あ、うん・・・」

シャワーも先に陽菜がドアを開けたまま浴びて
私が浴びる時はドアの前で待っててくれる・・・

大島さん凄い愛されてる?(-∀-`)

「デヘヘ(-∀-`) 」

「妄想ばっかりしてないで早く出て来い」

ギクッ・・・何でバレテルの(汗)

「お前、心の中で思ってる事がたまに口に出てるの
気づいてないのか」

「うそ・・・」

「特に妄想に入ると結構しゃべってんぞ」

うそでしょー(汗)
気を付けなきゃ・・・

その日の夜一人の女の子が入り口付近に布団を敷いて
私達には奥で寝てと言ってきた
絶対に助けに来ないでとも・・・

もう一人の子に聞くと夜這いプレーをするらしい・・・

10時半には電気を消し陽菜と私は半分ずつイヤホンを付け
布団に入って音楽を聞いていた

少し襖が開きゆるい光が入って来た

「ヤッ!だれ?やめてよ(汗)」

始まったの?

陽菜が自分の耳に付けていたイヤホンを私の耳に付けて
そっちが見えない様に横を向きギュッと抱きしめてくれる

「陽菜」

「音大きくして目つむってろ」

「うん・・・」

でも陽菜は聞こえてるんだよね
なんかヤダ・・・

自分の両手を陽菜の耳に当ててあげると目が合い

少し困ったような顔をする陽菜

なんか下の物が硬くなってきてるかも・・・
それに心臓のドキドキが体に伝わってくる

目線が唇に降りたと思ったらキスされた







守ってあげる♂ 63

陽菜

「陽菜起きてる!?」

「だから・・・いきなり入ってくんなって(怒)」

「いいじゃんかー私と陽菜の仲だよ(-∀-`) 」

「・・・・・・・はぁ・・・」

「なんでそこでため息つくかな・・・・・」

ぶぅーと頬を膨らませ拗ねる優子

「あいつらとどこで落ち合うんだ」

「あ、なんかね夜に、やっぱり採用できませんでしたって
連絡来たんだってだから私と陽菜だけになっちゃった」

はぁ?じゃー俺が行かなかったら優子一人だったって事か?

ありえない・・・どう考えても怪しいじゃねえか

不審に思いながらも現地へ


「・・・・大きい・・・・」

「凄ーい、海の家なのに綺麗だし大きいね(-∀-`) 」

俺たちは結構ギリギリだったみたいで
男女それぞれ5人ずつか・・・・

「お、今回のバイト生はみんな時間を守れて優秀だな
今から誓約書を配るからサインして母印を押して下さい」

誓約書?

そこには、ここで起きた事に関してはすべて自己責任であり
店または雇い主は一切の責任を負いかねますと書かれていた

・・・・なんだこれ・・・

「こんなバイト・・・・おい何書いてんだよ(怒)」

「え?火傷とかしないように自分が気を付けたらいい事でしょ」

「そう言う事じゃ・・・・」

「六万円だよ?これぐらい我慢しなきゃ」

「・・・・・・・・」

仕方ない・・・・

全員がサインして捺印する

「朝は十時から夕方6時まで
休憩は1時から二人同時に30分ずらして一時間ずつ
夜は自由にしてくれてかまいません
寝るのは二階の大広間、布団は端においてあるので
朝はたたんでテーブルを並べる事
あと」

まだあるのかよ

「他人の行為に一切干渉しない事
例え何があってもです
違反した者はすぐ帰ってもらい賃金も払いません
以上」

以上って・・・・どう考えてもおかしいだろ

「優子帰るぞ」

「なんで?せっかく来たんだから頑張ろうよ」

「きみ帰ったらだめだよやめるとしても
交通費前払いしてるんだから今日は働いてもらわなきゃ」

「・・・・・・」

「帰りませーん!
(今日様子見てみて怪しかったら終わってから帰ればいいじゃん)」

仕方ない・・・・

「怪しかったらすぐ帰るからな」

「わかってるって(-∀-`) 」

こいつぜってーわかってない(怒)

それから上に荷物を置きに行き水着に着替え
始まったバイト

・・・・・・

「ほら何にもなかったじゃん」

何事もなくただ普通に仕事をして終わった一日目

作る人は別にいて俺達は接客だけで
10人もいると暇なときは手持ちぶたさになる

二日目の夜

「君ら恋人同士で来たの?」

「アハッ(-∀-`) うんそうなんだ」

「へぇー刺激が欲しくて?」

「どう言う事?」

「俺去年もこのバイトしたんだけど
臨時収入もあるから20万くらい稼いだんだぜ」

「臨時収入?」

「当たりはずれあるけど一週間で20万はスゲーだろ」

「うんうん、凄いね私にも出来るかな」

「君可愛いし彼氏いい体してるから
もっと稼げるんじゃないかな」

可愛いと、いい体って事は肉体労働じゃないな・・・
どうやって稼ぐんだ?

それは三日目の仕事中にわかってきた

「小嶋君これ三番テーブルへ
大島さんこれ8番へ」

オーダーを取って来るのは全員従業員の人で
料理を持って行くのは俺らの仕事
それもたまに指名される

あれ?この人昨日も来てたな
年は30前後だろうか海なのに少し濃い目の化粧をしていて
泳ぎに来た雰囲気じゃ無かったから印象に残っていた

「あ、お兄さんまた来てくれたの
海好きだねぇ(-∀-`) 」

すぐ誰とでも友達になる優子
そいつも通ってるのか?

『今日終わってから食事行かない
美味しいところ知ってるんだ奢るよ』

「うそ行く!て言いたいところだけど
彼氏いるから」

『彼氏さんと一緒でもいいよ』

「ホントに?はるなーこのお兄さん
夕飯奢ってくれるって」

「ちょっと来い(怒)」

「イッタ何怒ってんの?陽菜も一緒に奢ってくれるんだよ」

「小嶋君だっけ?あのお兄さん片手広げてたから
3Pで5万くれるぜ」

3P?5万?

「どう言う事だ」

「みんな品定めしてるんだよ
気に入った子がいたら声をかけて同意すれば
ひと夏の思い出?みたいな感じかな」

「違法だろ」

「だから誓約書書いただろ
それに求人ちゃんと読んでこなかったのか
それとなく書いてあったんだぜ」

「優子!」

「うぅ・・・金額に目が言って全部読んでない・・・」

「嫌なら断り続けてもいいけど
夜這いとかもOKだから夜中気を付けろよ
たまにあるけど周りは一切助けないからな」

そう言えばそんな事言ってたな・・・

「優子帰るぞ」

「なんでよ、あと半分じゃん
乗り切ったら6万円もらえるんだよ
二人で12万円だよ
海外旅行にだって行けちゃうよ」

「はぁ・・・お前と言うやつは・・・」

俺が守るしか・・・

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2024年04月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
アーカイブ
カテゴリー