守ってあげる♂ 62

優子

大阪から帰ってきて大変な事に気づいた・・・・

「お母さんお小遣いの前借を・・・」

「何言ってるの先月に来月分まで前借したでしょ(怒)」

「そうでした・・・・」

はぁ・・・大阪で使いすぎた・・・・

こうなったら・・・



「陽菜!」

「お前な男の部屋にいきなり入ってくんな(怒)」

ベットで寝ころんでいた陽菜に近づき

「なんで?・・・・あぁぁ!!エッチなDVDとか本を持ってるんでしょ」

「そ、そんなもんあるわけないだろ(汗)」

「・・・・・・きょどった・・・怪しい・・・」

「お前がへんな事言うからだろ
で、何しに来たんだよ」

「あ、そうだった・・・今日から一週間会えないけど
浮気したら駄目だからね」

「ん」

「ちょっとそれだけ!?どこ行くんだとか浮気なんか絶対しないとか
何か言う事あるでしょ(怒)」

「ない(бвб)」

「・・・・・・浮気してきてやる(怒)」

「はぁ?何言ってんの
お前の事なんか誰も相手にしないから」

「私だってビキニ来てちょっと色目使ったら
声かけてくる男ぐらいいるもん」

「ビキニって・・・・海にでも行くのか」

「あっ・・・・・」

「ちゃんと説明しろ」

「みーちゃんとさっしーの三人で行くから大丈夫(-∀-`) 」

「何が大丈夫なんだよ怪しい三人だな」

「そう言う事だからバイバイ」

振り向いて急いで出て行こうとしたら

ガシッ・・・・

「は、離して(汗)」

「何しに行くのか言うまで離さない」

そ、それも嬉しいけど・・・・(-∀-`)

振り向くと凄い顔で睨んでる陽菜(汗)

「あぅ・・・・・お金が・・・」

「お金?」

「お小遣いが底をついたので短期バイトしてきます」

「海で?」

「そう、海の家なんだけど一週間泊まり込みで
なんと6万円もくれるんだよそれも三食昼寝付き(-∀-`) 」

「で、条件は?」

「えーと・・・水着で働くことと全員雑魚寝?」

「なんで疑問形なんだよどう考えても怪しいだろ(怒)」

「そんな事ないよ三人で行くし私強いし(-∀-`) 」

「だめだ!」

「何でよ、あ、一週間も会えないから寂しいとか(-∀-`) ?」

「バカ」

「ちょっ、バカって(怒)」

「見せて見ろ」

「・・・・・これ」

携帯を見せると自分の携帯を触りだし

「すいませんバイトしたいんですけど」

「陽菜?」

「短期バイトの方で・・・写真ですか?今送ります」

自撮りして相手に送るとすぐ電話がかかってきて

「はい、ではよろしくお願いします・・・・
と言う事で俺も行くから」

「嘘でしょ、水着だよ?」

「知ってる」

「雑魚寝だよ大丈夫なの?」

「・・・・・・しかたねえだろ(怒)」

雑魚寝とか凄く嫌がるのに・・・・私の為?

「エヘヘヘ(-∀-`) 」

「なんだよ、気持ち悪いな(бвб)」

「またまたー照れちゃって(-∀-`) 」

「はぁ?用事済んだんだから早く帰れ(怒)」

「ぶぅー、寝坊しないでよね」

「起こしに来ればいいだろ」

「・・・・アハッそうする(-∀-`) おやすみ」

素直じゃ無いんだから可愛いなぁもう

「あ、携帯返して」

「ほら」

受け取ろうとしたら腕を引っ張られ

チュッ

「・・・・・・・(-∀-`) 」

誤魔化すかのように携帯ゲームをしだす陽菜

あんまりしつこいとまた怒りだすから
そのまま部屋を出た

守ってあげる♂ 61

優子

京都は回るところが沢山ありすぎて
どこを回ればいいのか分かんないでいたら

「人力車は料金によって回ってくれるところが違うんだって
三台で同じところを回りたいって言ったら少し安くしてくれたんだけど
どうする?」

みーちゃんが人力車の人と話してると思ったら
値段交渉してたみたい

「30分一台17500円を15000円!」

「はい却下―」

「えーなんでー」

「高校生にそんな金あるわけないだろ」

「二人で出せば7500円ずつじゃんかー」

「それでも高い(怒)」

「チェッ・・・」

「歩いて回らなきゃ美味しいもの食べれないよ(∵)」

「確かに!敦子あったまいいー(*`ω´) 」

あっちゃんは食べ物の方に
お金を使いたいだけだと思うんだけど・・・・(笑)

一度は乗ってみたいけど浅草でも乗れるし
働くようになってからでもいいや

すぐ休憩したがる陽菜を必死で歩かせ
八坂神社・清水寺・東寺・伏見稲荷・金閣寺
最後に嵐山でゆっくりして京都駅へ

「はるなー・・・・」

午後位からずーと不機嫌な陽菜

「疲れた?」

「神社とか見て歩く意味が分かんねえ」

「そうかな、楽しかったじゃん」

「疲れただけだし(怒)」

「バスに乗ったら寝れるから
もう少しの我慢だよ」

「少し寝る」

「だめ!陽菜なかなか起きないもん(汗)」

「起きなかったらおいて行けばいいんだよゆっぴー(*`ω´) 」

「そいつもおいて行くのかよ」

「敦子は篠田が抱っこして乗せるからいいんだよ
ニャロもゆっぴーに抱っこしてもらえば(笑)」

「が、頑張ろうか?(汗)」

「バーカ持てるわけないだろ
あそこのコンビニ行ってコーヒー買ってくるわ」

「篠田ブラックね」

「峯岸は全部入り!」

「指原は・・・い、いりません(汗)」

睨みを聞かせる陽菜に怯えるさっしー・・・(笑)

「私も行くから、さっしーはミルクだけだったよね」

「さすが優子ちゃん覚えてくれてるんですね(涙)」

「大げさなんだから(笑)
あ、待ってよ陽菜(汗)」

後ろから追いかける

「今どきのコンビニコーヒー安いのに美味しいよね」

「・・・・・」

「お菓子も買う?」

「無駄遣いすんな」

「そうだった」

今度みるきーたちが東京に来た時
遊ぶお金いるもんね

みんなの分のコーヒーを買って戻り飲み終わる頃にバスが入って来た

良かった、後は寝るだけだもんね

荷物を積み座席へ

「わぁ一番後ろだ」

「おおーこれは足がはみ出しても
通行の邪魔にならないから伸ばし放題だな(*`ω´) 」

来た時みたいに窓に背を向け二席つかって足を延ばし座る陽菜

「こいよ」

「う、うん・・・」

膝の上に乗りもたれ掛る

「重くない?」

「軽すぎ」

「そうかな・・・」

「もう少し太った方が触り心地がいい」

「なっ(汗)バカ」

「本当の事言っただけだし」

「もう・・・・」

車内の電気が消えると顎を持ち上げられキスされた

「おやすみ」

「おやすみ陽菜」

首元に頭を置き陽菜の匂いとともに目を閉じた


守ってあげる♂ 番外編 クリスマス後編

優子

「今日クリスマスイブだね」

「ん」

「今年は家でクリスマス会しないんだって」

「ん」

「イルミネーションとか見たかったなー・・・」

「4時」

「え?」

「今日の4時迎えに行く」

「陽菜?」

横を向くと耳が真っ赤になっていて照れてるのが分かった

「デート?ねっ、ね、デート?」

「煩い」

「やったー⊂^⌒⊃_д_)⊃ 」

今までの事が全部吹き飛んで行くぐらい嬉しかった

家に帰ると

「お母さん今日ご飯いらないから(´-∀-)」

「知ってるわよ」

「ふえっ?」

「陽菜君と食べに行くんでしょ?」

「なんで・・・・」

「クリスマスは優子と食べに行くからご飯いりませんて
言ってたって言わなかったかしら?」

「そんなこと聞いてない(怒)」

「あら、ごめんなさいね(笑)」

くそー、絶対ワザとだ(怒)
あぁーもしかしてあっちゃんとか篠田君も知ってたんだ
だから大丈夫!て・・・・もう(怒)

それから何着て行こうか必死に悩む
分かってたら新しい服買ったのに・・・

出来るだけ女の子らしく
グロスも塗って髪の毛も少し巻いて
これで大丈夫かな(汗)

「陽菜君来たわよ〜」

「今行く」

買っておいたプレゼントをバックに入れ下に降りた

「お待た・・・せ・・・」

大人っぽい格好をした陽菜・・・・かっこいい(´-∀-)

「どんどんいい男になって行くわね
優子にはもったいないわ、どうおばさんと・・・」

「お母さん!(怒)」

「冗談に決まってるでしょ(笑)陽菜君よろしくね」

「はい(бвб) 」

電車は結構混んでいて

「さすがイブだね(´-∀-)」

「ん」

「どこ行くの?」

「・・・・・」

ま、いっか今日は陽菜に任せよう

着いた駅は東京スカイツリー駅

まだ明るいからライトついてないけど・・・

無言で差し出された手をとり歩いて行く

「ここ・・・・覚えててくれたんだ♪」

スカイツリーに隣接するすみだ水族館
オープンした時テレビで見てて行ってみたいなーて言ってた場所

チケットを買おうとしたら

「大人二枚」

「私も払うよ(汗)」

「いい」

「ありがとう(´-∀-)」

ゆっくり見て回り外に出ると

「うわぁー綺麗♪」

外は暗くなっててスカイツリーもその周りも
イルミネーションが点灯していてすごく綺麗

ボーと見てたらまた手を引かれスカイツリーの入口へ

「のぼるの?」

「ん」

チケットは買っててくれたみたいで展望台まで上がる

東京にいるのに初めて上るスカイツリー
天気も良くて夜景がすごく綺麗だった

「陽菜ありがとう(´-∀-)」

一周して降りるのかと思ったら途中で降りる陽菜

「うそ・・・・」

ここで食事するの?絶対高いよ(汗)

「他の所でいいよ」

「もう予約してるから」

席に案内されお酒は飲めないからジュースで乾杯

「メリークリスマス(´-∀-)」

「メリークリスマス(бвб) 」

次々に運ばれてくるコース料理

パノラマな窓から見える夜景と
食べたことのない美味しい料理
目の前には大好きな陽菜

私死んじゃうんじゃないかな(汗)

そうだ

「これプレゼント」

デザートの前に持ってきていたプレゼントを渡す

「ありがとう」

陽菜も鞄をゴソゴソしだすと箱を差し出した

「開けていい?」

「ん」

中にはHとYのペンダントトップがついたネックレス

「嬉しい!」

「お揃いだからなくすなよ」

陽菜が首元を触って付けていたネックレスを見せてくれた

やばい・・・泣きそう

「ほらデザート来たぞ」

「うん」

ボーイさんがいなくなると立ち上がり

「つけてやる」

箱から出して後ろに回り付けてくれた

お揃いって嫌がってたから陽菜が買ってくれるなんて
思ってもいなかった

幸せすぎて明日からが怖いかも・・・(汗)

支払いも陽菜がしてくれて・・・

先に出てろって言われたけどチラッと見たら
何枚出してんの?て思った

おこずかいためてたのかな?
それともお年玉前借り?

このネックレスも結構すると思う

駅の方へ行こうとしたら

「ちょっと歩こう」

「え?う、うん・・・」

普段歩くの嫌がるのに歩く事30分・・・

シティホテルに入って行く

「泊まるの?」

「ん・・・良いホテルじゃなくてごめんな」

「ここで十分だよ陽菜と二人っきりのクリスマスなんて嬉しい」

部屋からは少し遠いけどスカイツリーも見える

窓から外を見ていると後ろから抱きしめられ
ガラスに映る二人の姿を見ているとまた涙が出て来た

「なんで泣いてんだよ」

「だっでうれじいもん(泣)」

「ばーか」

お風呂も入らず愛を確かめ合ったイブ

一眠りして早く起きたからシャワーを浴びてたら
いきなり入って来てまた襲われたクリスマス

まだ早いからベットに入りまったり中・・・

そうだ

「ねえ昨日・・・もうおとといだけど
綺麗な男の人と歩いてたでしょ?あれ誰?」

「あ・・・・見たのか・・・」

「もしかして陽菜ってそっちもイケる派?」

「はぁ?俺が男と浮気してると思ってたのか」

「だって・・・仲よさげだったし
陽菜笑ってたし・・・」

「あれは・・・・従兄の兄ちゃんだよ」

「うそ・・・」

「お袋の兄さんの子供、俺と似てただろ?」

そう言われてみれば・・・・

「何でスーツ着てたの?」

「それは・・・学校で言うなよ
兄ちゃんホストクラブの店長しててさ
そこでバイトさせてもらってた」

「ホストクラブー!!?」

「声大きい!煩いし(怒)」

「女の子にお酒作ったり笑いかけたり・・・
最低!(怒)」

「ば、ばかそんな事してねえよ
一応未成年だから黒服だよ」

「黒服?」

「氷とか料理運んだりカウンターに入って洗い物したり
雑用みたいなことしかしてねえし」

「ホントに?」

「ああ、帰るの朝方だったから眠くて眠くて」

「もしかしてクリスマスの為にしてくれてたの?」

「あ、ああ・・・」

バイトなんてだりーからしねーとか言ってた陽菜が私の為に・・・・

「うう・・・・最高のプレゼントをありがとう・・・好き、大好き♪」

陽菜にギュっと抱きつくと

「つっ・・・おまえなぁ」

え?・・・・

何故か陽菜の顔が真上に・・・・

「はる・・・な(汗)」

「メリークリスマス、俺には優子が最高のプレゼントだぜ」

それからまた愛され・・・・

時間ぎりぎりで慌ててチェックアウトしたのは言うまでもない(笑)



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守ってあげる♂ 番外編 クリスマス中編

優子

「お母さん明後日のクリスマスなんだけど」

「今年はやらなくていいのよね?」

「え?」

「陽菜君来れないって言ってたしあなたも高校生なんだから
もういいでしょ」

「いつ言ってたの?」

「えーと、12月入ったころだったかしら」

うそ・・・・私聞いてない
二人っきりは無理だとしても毎年家でするから
一緒にいれると思ってたのに・・・

明日は祭日だから絶対に捕まえてやる


朝早く起きて陽菜の家に乗り込む

「おはようございます」

「あら優子ちゃん休みなのに早いわね
陽菜まだ寝てるわよ」

「いいんです」

陽菜の部屋のドアを開け陽菜めがけてダイブ

「グエッ///」

「捕まえた」

「お前な・・・・・・まだ眠いから帰れ」

「やだ」

「はぁ・・・・・ほら」

スペースを空け布団をめくる陽菜

・・・・・・入れって事だよね?

横に寝ころび陽菜の腕に抱きつながら

「ねえ、クリスマスの事なんだけどさ」

「わるい、まじ眠いんだ話は起きてからにしてくれ」

「うん・・・・」

あっという間に夢の中へ戻っていく陽菜

仕方ないから目をつむってたら寝ちゃってて
目が覚めた時には陽菜の姿はどこにもなかった

「おばさん陽菜は(汗)」

「さっき出かけて行ったわよ
一緒に行かなかったの?」

時計を見ると昼前で・・・・
私どんだけ寝てんだよ(怒)

家に帰り携帯に電話するも電源切ってるし・・・

「もしもし篠田君?」

「ゆっぴーどうしたの?電話する相手間違ってない(笑)」

「陽菜をどこに隠し」

ブチ、プープープー・・・・

マジですか・・・あっちゃんに電話するもかからず

もう、みんななんなの(怒)

「みーちゃーん(泣)」

みーちゃんを呼び出しランチ中

「でね、誰も電話んに出てくれないんだよ
おかしいと思わない?」

「ん〜・・・」

私の愚痴を聞いてるのか聞いてないのか
窓の外をずっと見ながらご飯食べてるみーちゃん

「ねえ、私の話聞いてる?」

「優子・・・あれって陽菜じゃない」

「え?」

指さされた方を見ると
見たことのないスーツを着た陽菜と
隣には陽菜より背が高くて綺麗な顔をした・・・

「隣にいる人って男だよね?」

「うん、みーもそう思った」

男の人は陽菜の肩に手を回し
二人で笑いながら歩いていた

「・・・・・・・ちょっと行ってくる」

「優子やめなよ!」

立ち上がり行こうとしたら腕を掴まれた

「今行っても修羅場でしかないから
いったん落ち着いて家に帰ってから聞いてみたら」

「でも陽菜いつ帰ってきてるのかわかんないくらい
遅いんだもん(汗)」

「明日学校あるんだし来るでしょ」

「うん・・・・」

その夜やっぱり陽菜は中々帰ってこなくて
次の朝迎えに行くと

「あら、陽菜早くに行ったわよ」

慌てて学校へ行くと机に突っ伏して眠っていた

「陽菜・・・陽菜!」

「うっさい!」

顔も上げずに怒鳴りまたスースーと寝だす

「うう・・・・・陽菜のバカ」

自分の席に座り同じように突っ伏した

「おやおや二人して同じ体勢って仲いいね(*`ω´) 
ゆっぴーまで寝てるって珍しいけど(笑)」

「寝てないもん、それに仲良くない!」

「優子どうしたの?」

「あっちゃん、陽菜がぁー(泣)」

昨日見たこととか最近の事を説明すると

「ナイナイ(笑)」

「だっておかしいもん(怒)」

「優子が好きだ!て顔に書いてあるじゃん」

「それこそないよ」

「大丈夫だよ」

「何で言い切れるの?」

「えーと・・・麻里子の友達だから?
あ、その方が心配か(笑)」

「敦子さん酷いです(涙)」

結局先生が来た時一瞬だけ起きてまたずっと寝てる
終業式が終わり

「陽菜・・・陽菜終わったよ帰ろ」

体をゆすって起こすと

ムクッと起き上がり鞄を持って立ち上がった

下から覗き込むとまだまだ眠そうで・・・

「昨日寝てないの?」

「ん」

「朝帰って来たの?」

「・・・・・・・」

「ねえ陽菜何・・・「帰る」

私の話を遮り教室を出て行く陽菜

「待ってよ」

慌てて鞄を持ち追いかけた

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守ってあげる♂ 番外編 初めてのクリスマス前編

優子

「今年は陽菜と初めてのクリスマスだね」

「はぁ?何言ってんの、毎年やってるだろ」

「去年までと意味が違うの!(怒)」

だって付き合って初めてのクリスマスだもん

小さいころから毎年うちの家でクリスマスをやってた
幼稚園に行くまでは一緒のベットに寝てて
起きたら枕元にプレゼントが置いてあって
朝が苦手な陽菜のプレゼントも私が先に開けちゃって
よく泣いてたっけ・・・・・(´-∀-)

優ちゃんが陽菜の開けた〜(泣)てね(笑)
あの頃は優ちゃんて呼んでたのになー・・・

「何ニヤニヤしてんだよ気持ち悪
それにまだ11月」

「いいじゃん、陽菜早く言っとかないと忘れるでしょ」

「・・・・・・」

「ねえねえプレゼント何が欲しい?
私はね陽菜がくれるもんならなんでもうれしいよ(´-∀-)」

「ん」

「え?ノート?」

「それやるから宿題やっといて」

「・・・・・・・はい?」

「なんでもうれしいんだろ」

「そう言う意味じゃなくてー・・・もう(怒)」

小学生の時サンタがお父さんだと言う友達と喧嘩になって
泣いていた私の頭をずっと撫でてくれていた陽菜

家に帰ってお母さんに聞いてまたショックを受け
ベットに潜り込んで泣いている間ずっとそばに居てくれた

あの頃は女の子みたいに可愛くて優しかったのに今じゃ・・・

「はぁ・・・」

「早く席戻れ」

「わかってるよーだ」

たまに独占欲を出してくれるんだけど
殆ど放置状態・・・あんまりほっとくと浮気しちゃうぞ、バーカ

て、思ってたのに12月に入ってから最近陽菜の様子がおかしい・・・

夜ご飯を食べに来なくなった
学校に来るとほとんど寝てる
いつも寝てたけどひどくなった感じ?

夜部屋を見ても電気が付いていない・・・・


「おかしいと思わない?」

あっちゃんに相談していると

「ニャロなら毎晩篠田の家に来てるよ(*`ω´) 」

「なんで?」

「えーと・・・試験勉強?」

「何で疑問形?勉強なら私が教えてあげるのに(怒)」

「ほら、彼女に教えて貰うってプライドがさ」

「宿題は写してるのに?」

「それとこれとは違うんじゃない?」

「・・・・・私も行く!」

「だーめ、女人禁制(*`ω´) 」

「ずるーい(怒)」

勉強なら仕方ないかって思ってたのに試験が終わって

「ねえ、勉強してたんだよね?」

「ん」

「何でこんな点数なの」

「さあ・・・・」

「さあーて・・・・・今日は一緒に帰ろう」

「行くところあるから無理」

「う、浮気してるんでしょ(怒)」

「ばか?」

「陽菜の方がバカでしょ、もう知らないんだからね
あっちゃん帰ろ」

「ちょっ敦子は篠田と・・・・」

「陽菜と帰ればいいでしょ、じゃーねバイバイ(怒)」

あっちゃんの手を取り教室を出た



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