優子

一週間後

「誕生日おめでとう(-∀-`) 」

「優ちゃんありがとね」

一週間遅れのたかみなの誕生日会

外に食べにこうと思ってたんだけど
はるなやあつこさんも誕生日会なるものをしたいと言うから

私の部屋ですることになった

「うっま♪優ちゃん料理上手いわ」

「アハッありがとう(´-∀-)」

はるなはいつものように食べてるけど
あつこさんは手を付けようとしない

「ニャンニャン何で食べてるの?」

「あぁー・・・アッちゃんも食べてみれば(бвб)」

「食べる意味わかんない」

「いいから一口試してみて
なんて言ったらいいのかわかんないんだけど
なんか新しい発見?したみたいな感じ(бвб)」

「・・・・」

疑いの目ではるなを見てるけど
美味しそうに食べるはるなを見て
顔をしかめながら少しだけつまんで口に運ぶあつこさん

「ん?あれ?なにこれ・・・!?」

そう言ったと思ったら次々と口に運びだした

「うふふやばいでしょ(笑)」

「んぐっ・・・やばっ・・・モグモグ・・・とまんない」

凄い勢いで食べてる(汗)

「あ、あつこさん急に食べたらお腹壊しちゃいますよ(汗)」

「お腹は壊れないよ(бвб)」

「あ、えーと・・・痛くなるって事っす」

「それはないと思うハルナ達が痛みを感じるのは
あくま同士で傷つけあうか
白い奴に攻撃されて傷つけられた時だけだもん」

「白い奴?」

「そう、ハルナ達あくまの天敵(бвб)」

「もしかして・・・天使?」

「むぅ・・・その名前言っちゃダメ(怒)
聞きたくもない言葉だもん」

「ごめん(汗)」

「あいつら最低なんだよいつもハルナ達を見下して
自分たちの方が偉いと思ってるんだから(怒)」

「そうなの?」

「白と黒で色が違うだけでほとんど変わんないのに(怒)」

「ほとんど変わんないの?」

「うん、良い白もいれば悪い白もいる
ハルナは良いあくまで悪いあくまもいるのと同じだよ」

「そうなんだ・・・知らなかった(汗)」

「子供のころは同じ学校に通って仲良くしてるのに
卒業して白と黒の羽がそれぞれ生えてくると
友達だった子が急に敵になる」

「なんで?色だけの違いなら仲良くすればいいのに」

「基本白は両性種しかいないから子供が生まれない」

「えっ?じゃーどうやって子供が出来るの?」

「ハルナ達の赤ちゃん・・・
妊娠したあくまをさらって監禁?して・・・・・
そして生まれた赤ちゃんを奪い母親だけ返される・・・・
その赤ちゃんは白になってて・・・
大きくなったら白い羽が生えてくるの」

「基本て言う事は女性種もいるって事?」

「あくまは両性も女性も生むことができるから
どちらが生まれるか出てこないとわからない」

「しゃーその女性種が沢山子供作れば・・・」

「ハルナは興味ないから知らないけど
何故か女性種は子供を産めないんだって」


「人間が思い描いてる天・・・・白とは違うんだね」

「うん、だから妊娠したら絶対ハルナから離れたらダメだよ
ハルナも離れないけど(бвб)」

「うん」

「奪い返しにいけないんすか?」

「お互い家には結界が張ってあって中に入れないの
外に出た一瞬の隙を狙われてさらわれちゃうんだよ
ストーカーじゃんね(怒)
で、さらったら生まれるまで絶対に家の外には出さないんだよ
ひどいでしょ(怒)ハルナだったら気が狂っちゃう・・・」

凄い話を聞いちゃって天使のイメージが・・・・(汗)

「みなみもだからな!」

「お、おう・・・」

せっかくの会なのに湿っぽくなってきたから

「そ、そうだたかみな20才で解禁だから
ウメッシュ買ってきたんだ(-∀-`) 」

「うわーこれ飲みたかったんだ
優ちゃんありがとう♪」

「これ何(бвб)?」

「梅のお酒だよ(-∀-`) ハルナも飲んでみる?」

「うん」

「あつこさんも飲みますか?」

「飲んでやるよぅ」

コップを4個用意して少しずつ注ぎ氷で薄める
三人は初めてだからね(-∀-`)

「かんぱーい!」

一斉に口を付ける

「これ飲みやすいわぁ♪」

「でしょ、大島さん一押し(-∀-`) ♪」

「もう少しのもうかな」

「良いよ、残り持って帰れば?」

「優ちゃん飲まないの?」

「私は早く妊娠しなきゃだからさ」

たかみなと話していたら

「ヒクッ・・・」

「うっ、ヒクッ・・・」

しゃっくりが聞こえてきて・・・慌ててハルナ達を見ると
大変な事になっていた