「小嶋が保育士か・・・うん、やりたい事が出来たのはいい事だ」

お昼休み保健室へは行かず教室でお弁当を食べ
職員室の担任の所へ行った

「受かるかな」

「専門学校でも色々あるからな
色々なところから資料請求して
比べてみるといい
先生も小嶋に合いそうなところを探してみるから」

「お願いします」


五分ほどで済んだからそのまま保健室へ向かった


「こんにちは・・・あれあっちゃんは?」

「ニャロが来ないならつまんないって言って
おやつ食べるだけ食べてさっさと戻って行ったよ(笑)」

「そうなんだ・・・じゃー陽菜も戻ろうかな」

「篠田だけじゃダメなのね(シクシク)」

「あっちゃんに聞きたい事あったし
お菓子は明日貰うから置いておいて」

「はいはい、どうせ篠田は先生ですよ」

「・・・・・?」

「ゆっぴーとは友達になれたのになぁー」

「陽菜はまだ学生だもん無理だし」

「だよね〜(笑)ちゃお(*`ω´) 」


ほんと変な先生



その日の夕飯食べてから家のパソコンで家から通えそうなところを調べてみたら
結構沢山あってビックリ
それを1時間以内の場所に絞り
校風を見ながら選んで資料請求していたら電話がかかって来た


やば、もうこんな時間(汗)

「はい、すぐ移動するので少し待ってください」


パソコンの電源を落とし自分の部屋へ上がりながら

「お待たせしました」

(忙しかったらかけなおすよ)

「専門学校の資料請求してたら今になっちゃって(汗)
もう大丈夫です」

(にゃんにゃんにしたら行動速いじゃん(笑))

「陽菜だってヤル時はやるんです(бвб) 」

(アハッ、ドヤ顔が目に浮かぶ(笑))

「してないもん」


図星をつかれドキッとする


(どんな顔のにゃんにゃんでも可愛いよ、あぁ〜見たいなぁ)

「冬休みは帰って来る?」

(もちろん!まだ日は決まってないけど
クリスマスは危ないかも汗)
でも除夜の鐘は一緒に聞いて初詣に行こう)

「うん、約束(бвб) 」

(約束(-∀-`) )



クリスマスは帰って来れないかもなのか・・・
でもプレゼントは買っておかなきゃ
何がいいかな
その前にお年玉前借できるかな(汗)



「あっちゃん!」

「にゃんにゃん今日は早いじゃん」

「うん、急いで食べて来た」

「何か聞きたい事があるんだって?
LINEくれればいいのに」

「あ、そうか・・・・・でも毎日会うし急ぎじゃないから」

「夜は優子との電話でいっぱいいっぱいだもんね(笑)」

「そんな事無い」


だいぶ慣れてきたもん


「で、なに?」

「あっちゃんは何になりたいのかなーて」

「私?私は海外の美味しい物を食べ歩きする人」

「そんな職業あったっけ?」

「あるわけないでしょ(笑)(*`ω´) 」

「だから普通の大学行ってバイトしてお金溜めて旅行を繰り返すつもり」

「卒業したらどうするの?」

「普通に就職する、もしできなかったらあいつに養ってもらう」

「はぁ・・・たかみなが不憫でならない」

「私が付き合ってあげてるんだからそれくらいしてもらっても
罰は当たらないだろ(∵)」


なんか凄い話でついていけない(汗)


「ニャロはゆっぴーに迷惑かけないように
しっかり資格取るんだよ」

「そのつもりだけど優ちゃんに迷惑かかるの?」

「そりゃー将来「麻里子!!」
あぁ・・・言葉のあやだから気にしないで(汗)」

「ん?」

「ほらもうすぐ授業始まるから
戻った戻った」


あっという間に追い出されたんだけど
誤魔化された気がしてならない


それを夜の電話で先輩に話したら


(なんでだろうね、私に迷惑かかるわけないじゃんね)

「陽菜の事なのに・・・変な先生」

(たまに変な事言いだすから気にしなくていいよ)

「ですよね、もう忘れます」

(それでこそにゃんにゃんだ(笑))

「それ褒めてる?」

(褒めてる褒めてる(汗))


今は専門学校の事で頭がいっぱいで
ほかの事を深く考えられないんだから
関係ない事は忘れようーと


(それにあっちゃんはもう大学決まってるはずだよ
確かたかみなと同じ所決まったって言ってたから)

「知らなかった・・・言ってくれればいいのに」

(たぶんAOだからあっという間に決まったんじゃないかな)

「お祝いしなきゃ」

(私が帰ってから一緒にしよう)

「そうだね、その方が陽菜もいい」

(お祝い何にしよっか
お揃いで大学へ持って行けそうなものがいいかな)

「それいい!ショッピングへ行った時とか
気にして見とくね」

(にゃんにゃんの方がセンスあるしお願いしていいかな)

「うん、でも写メ送るから一緒に選んで」

(もちろん!)


離れていても一緒に何かを選んだり出来るっていいよね